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自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。
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お米の育苗に失敗しました・・・ 200枚の苗がピンチです
実は、今年は9反ほどの面積で
お米を栽培することになって、
そのための苗を育てていたのです。
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お米の苗箱を200枚育てるために必要なこと 本当に気が抜けません
お米の育苗は本当に神経使いますし、
手間暇もかかります。
それでも、めちゃくちゃ重要なところですので、
気を抜かずに行きたいと思います。続きを見る
しかしながら、どうも病気がち?のようで、
待てども待てども苗の伸びが悪い(涙)

円形状に枯れてる・・・
これは、播種してから2週間くらいのときの様子ですが、
その後も、このように苗箱の一部が育ち悪いものが多いのです。
調べたところ、たぶん 籾枯れ細菌病 だと思われます。
病気になった原因は何か?
いくつかその原因が考えられますが、
根底にあるのは、僕自身の油断、慢心です。。
何となく大丈夫だろうという甘い考えがありました。
原因となった可能性のある出来事を細かく考えていくと、
- 塩水選をほとんどサボっていた
(塩分濃度が低いほぼ水のような状態でやってしまった) - 塩水選のあとに、中途半端に時間をあけて
そのまま温湯消毒に移行してしまった - 温湯消毒の際に、籾袋に中にぎゅうぎゅうに籾を入れてしまった
さらに、一気にたくさんの籾をお湯に入れたため、温度が下がった - 浸種のあとの催芽のときに、34度くらいまで水の温度が
上昇してしまっていた(ヒーターの問題もあるのか) - 覆土の量が厚くなりすぎていたものがあって、それは芽が出にくかった
- 露地での育苗の初期の頃に、霜が降りたりしたときがあったのに、
保温シートなどのお世話がいい加減になっていた - 苗床の状態があまり良くなかった?
ということで、振り返って見ると問題ありまくりでした。(汗
もう一つ、昨年の秋に、自家採取する際に、
健全な株をちゃんと選んで、種籾用に
別個にとっておく必要もありました。
来年はかなり丁寧に育苗を心がけよう
まあ、今年の苗は、バラつきがあるし、
あまり全体として良いものではないのですが、
それでも田植えするしかないので、
回復を祈りながら、水をやったり、声を掛けたり(汗)、
お世話しています。
5月中旬に入って、気温が高くなってきたこともあってか、
すこし回復してきたようです。

地面に直接置いた苗床

プール育苗のところ
遠目から見た感じでは、
悪くないように見えるのですが、
よーく見ると、まず背丈が低い・・・
初期の頃に低温に当ててしまったのが、
良くなかったんだろうな。
途中で、蒔きなおした分は、
伸びがよく順調に育っているようです。
プール育苗の方は、
ビニールに穴が空いていたのか、
水漏れがあること、水平が取れていないので
部分的に水に浸からないところがある。
露地の苗床も水が溜まらない・・・
まあ、山水は使い放題なので、減ったら入れたらいいのですが、
水の温度が下がってしまうし、それもよろしくなかった。
来年の育苗時の注意点
まず、
- 種籾用に健全に育った株を選別する
- 塩分の比重を正確に測り、塩水選をする
- 塩水選は3月中にやってしまい、すぐに真水で綺麗にあらって天日干し
- 温湯消毒の時は、10キロの籾袋に4キロほどの籾にして、一度に入れるのは
2袋までにする 60度で7分間 - 催芽の際には、25度くらいで
- 播種の際は、覆土の量に注意
- 発芽したのちの保温の手間を考えて、
苗箱の並べ方にも工夫する - 苗床はプール育苗にするかどうか悩み中
という感じで、
今回の失敗は結構自分にとっては
大きなダメージになったので、
痛い思いをした分、次からは失敗しないように
気合いを入れたいと思います。
一週間後くらいから、田植えをしたいと思います。
除草剤は使わないつもりなので、
どこまで草を抑えられるか、
色々と手を尽くしてみたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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