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除草剤を使わないお米作りは無理!?何故ほとんどの米農家は除草剤を使うのか?

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除草剤を使わないお米作りは無理!?何故ほとんどの米農家は除草剤を使うのか?

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除草剤を使わないお米作りは無理!?何故ほとんどの米農家は除草剤を使うのか?

田舎へ移住して、9年目。

お米作りを始めて7年目です。

 

世間では米騒動で、お米が高いや、お米がない、

備蓄米がどうとか言っていますが、米農家的には

お米が高く売れる方が、ありがたいに決まっています。

特に僕の住んでいるような山間地では米作りはなかなかに厳しい現実があるのです。

それは、またの機会にして・・・

今回は除草剤を使わずに・・・という話です。

水田熊手で除草している(2年目の頃)

1年目~4年目は、一反ほどの田んぼで

自給の為だけにお米作りをしていました。

その後、すこしずつ田んぼが増えて、

今年は、5枚で合計9反ほどの面積の田んぼで

お米作りをしています。

 

ずっと、除草剤を使うことなく

無農薬栽培をしてきました。

 

除草剤を使わなくも、

もちろんお米作りはできます。

 

ただ、通常、田んぼには雑草が生えてきます。

草に稲が負けないような工夫も何もしなかったら

雑草だらけの田んぼになって、稲が負けてしまって大きくなりません。

つまり、収量が激減します。

 

僕の住んでいる地域では、

通常、1反あたり400~450キロのお米が穫れますが、

雑草だらけにしてしまった田んぼでは、

一反あたり100キロくらいしか穫れませんでした。

雑草だらけの田んぼ イネがどれか分からない

 

いくら無農薬栽培といっても、収量が少なすぎるのはダメだと思います

数々の失敗をしてきたからこそ、そう思います。

 

収量だけの問題でもなくて、

 

除草剤を使わずに、生えてきた草を除草するには、

手で除草するか、機械で除草するか、どちらにせよ、

生えてきた草を取り除いてやる必要があります。

 

そこに、めちゃくちゃ労力と時間がかかります。

 

色々な除草方が考えられてはいますが、

田んぼの中に入って草を取るという作業は、

かなりキツイのです。

 

がっつり草が生えてくる田んぼで

一人で除草作業ができるのは、せいぜい一反くらいまで

でしょう。

 

僕も、かつては、一反の田んぼで

合計40時間くらい除草したことがありますが、

それでも、草は取りきれませんでしたし、

その時の収量は一反で300キロくらいでした。(無肥料栽培)

 

収量については、

除草だけの問題ではなくて、

田植えまでの田んぼの管理や、土づくり、

肥料や、土の肥沃度に

関係があるので、一概には言えませんが、

今までは、あまり収量は多くありませんでした。

 

脱穀している所

 

除草剤を使わずに、稲が草に負けない田んぼづくりの重要性

この本はかなり参考になると思います。

 

現実、除草剤を使わずに、

なおかつ除草にも入らずに、

草がほとんど生えない田んぼを

実現し、収量も、慣行栽培に負けない栽培に

成功している農家さんはおられます。

 

ですが、日本全国、

田んぼの条件は異なりますし、

これをすれば、草が生えないというような

単純なものではないのです。

 

「米ぬかを撒いたら草が生えない」とか

「代掻きを2~3回やれば草が生えない」とか

「深水管理をすれば草(ヒエ)が生えない」とか

 

そんな単純なものではないということを

身をもって経験してきております。

 

今回紹介した本によると、

いかに秋の収穫から、次の春までの間を

大切に考えるかということ。

 

除草剤を使わずに、稲が雑草に負けない

田んぼにするには、一年を通して

それぞれの田んぼの状態を理解して、

適宜、最適な判断をして、

適切な処置をしていくということが大切なのです。

 

つまり、めちゃくちゃ田んぼに

向き合うことが大切になってきます。

 

肥沃な田んぼづくり、良い苗作り、その地域に合った

田植え時期、苗の移植密度などが

ピタッとはまれば、稲が草に負けることなく、

除草剤を使わずにも、それなりの収量も確保できる

お米作りができるということです。

 

僕自身は、まだまだ失敗ばかりなのですが、

この本を参考にして、来年の米作りに向けて

動いていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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