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約2カ月間で鹿13頭!くくり罠の仕掛け方は?

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約2カ月間で鹿13頭!くくり罠の仕掛け方は?

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

1月31日に開催する、小濱達郎ファミリーコンサート、
いよいよ近づいてきました!

毎日、構想を練ったり、家族で練習をしたりと、
より良いコンサートにするため、
力を注いでおります!

こんな社会情勢で、音楽イベントは、
難しい状況ですが、精一杯、全うしたいと思っています。

よろしければ、聴きにいらしてください。

さて、自給自足ネタとしては、
最近は、もっぱら猟師ネタです。

 

約2カ月間で鹿13頭!くくり罠の仕掛け方は?

ということで、

現在、一人でのくくり罠による猟を行っており、
約2カ月間で鹿を13頭捕らえています。

多いのか、少ないのかわかりませんが、
鹿をくくり罠で捕らえる際の、僕なりの仕掛け方の
要点がなんとなくわかってきましたので、
解説したいと思います。

ですが、その前に・・・

狩猟は、野生動物の命を奪う行為です。

自然の恵みをいただいて、生きているこの身です。

感謝の氣持ちを忘れないようにしたいと思います。

たぶん、本来は、山の神様に手を合わせて、
祈りをささげるものなんだろうなと思います。

そういう氣持ち、行為を忘れないようにしたいと思います。

くくり罠の仕掛ける際の要点(僕なりの)

  1. 鹿がよく通る場所に仕掛ける
  2. 付近の地形、環境を考慮する
  3. 確実に罠を踏ませるように、障害物などで誘導する
  4. くくり罠のワイヤーは、極力短くするように工夫する
  5. やっぱり毎朝、見回りにいく

1.鹿がよく通る場所に仕掛ける

これは、山を歩き回って、鹿の痕跡を見つけられるように
なるしかありません。
地形、足跡、糞などから、この道はよく通っていると
狙いを定めます。

 

2.付近の地形、環境に配慮する

いくらよい道が見つかっても、そこが急傾斜の場所だったり、
崖の付近だったりすると、鹿がかかったとしても、
発見する前に死亡してしまう可能性が高くなります。

 

3.確実に踏ませるように、誘導する

これは、最近ようやくわかりつつあるポイントです。

最初の頃は、なるべく罠を仕掛ける前と仕掛けた後で、
雰囲気が変わらない方がよいと思っていたので、
障害物を置くとしても、ささやかなものでした。

最近は、この場所を踏まざるを得ないような状況を、
人工的に作り出しています。

障害物を置く

もちろん、付近にある木や石などを利用するわけですが、
罠を踏んでもらうために、跨ぐための障害物を置くし、
石や枝などで、意図的に道を狭めたりもします。

もっとも、元々道が狭くなっている場所などでは、
そんなことをする必要がないときもあります。

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4.くくり罠のワイヤーは、極力短くするように工夫する

わなを仕掛ける場合、近くの木にワイヤーの片方をを括りつけるわけですが、
近くに条件の合う木があったとして、ワイヤーが余る場合もあります。

そんな時は、ぐるぐる巻きにしたり、結んだりして
とにかくギリギリまでワイヤーの長さを短くするようにしています。

ただ、より戻しが効くように心がける方が、
猪がかかった際にワイヤーを切られる危険性が下がるので、
そこは注意しています。

5.やっぱり毎朝見回りにいく

以前の記事では、見回りの頻度で悩んでいました。

罠の見回りは、やっぱり毎日いくべきか?

罠の見回りが、大きな負担になっていませんか?
僕は結構負担になっていました。
そこで、考えを改めることにしました。

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隔日で見回りにいった時期もあります。

ですが、

鹿の場合は、くくり罠にかかった場合、
発見までの時間が遅れるにつれて、どんどん肉質が落ちます

最悪、死亡してしまいます。(メスは特に)

鹿は、猪ほど、
毛皮や皮膚が頑丈に出来ていないので、
転んだりすると、毛皮の内部で内出血してしまうようです。

罠から逃れようと、
自分の足を引きちぎらんばかりに暴れまわるので、
転んだり、色んな場所にぶつけたりするようです。

この辺りは、先ほどの「地形に配慮する」とも深い関係があります。

なるべく良い状態の肉を得る可能性を高めるためには、
毎朝、見回りにいくしかありません

 

とはいえ、毎朝見回りに行けないときも、当然あります。

そこは、仕方ないので、割り切ることも必要だと思います。

 

今日のひとこと

多少、捕れるようになっても、

決して慢心しないこと

天狗にならないこと

自分一人でやっているように見えて、
実は色々な人に助けてもらっていることを
忘れないように。

また、

油断禁物です。

どうしたって、数をこなす中で、慣れてきます。

しかし、そこで油断してしまうと、
思わぬケガに繋がりかねません。

また、

食肉としていただく際にも、

衛生面などに注意して、美味しくいただきたいものです。

 

以上、

約2カ月間で鹿13頭!くくり罠の仕掛け方は?

でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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