田んぼ 食の自給

失敗続きの苗育て ~どこが悪かったのかを考える~

こんばんは。

こはまたつろうです。

自給自足を目指している身としては、
野菜やお米の自給は、なんとしても実現したいところ。

今年は、妻が退職したこともあり、
いまだかつてなく、時間的に余裕ができ、
本格的に、自給自足を目指すぞと意気込んでいました。

しかしながら、失敗ばかりです・・・

こんな方におすすめ

  • 農的暮らしを目指している方
  • 自給自足に憧れている方

 

植物は、種を蒔けば育つ、という側面もありますが、
ある程度、一年を通しての収穫を目指そうと思えば、
時期を早めて種を蒔いたりと、自然のままで
というわけには、いかないこともあります。

 

枯らしてしまった苗(トウモロコシ)元気もなさそう

 

穴だらけ(発芽の揃っていない)の
ポット苗(レタス)

 

双葉がふにゃふにゃ。ダメなのも。
本葉の色もあまりよくない(ズッキーニ)

何者かに食べられたお米の苗(たぶんねずみ)

うまく芽が出そろった苗(奥)と、そうでない苗(手前)

 

里芋や、菊芋の種の保存も
今一つだったし、

サツマイモ苗の芽だしも大部分が失敗。

畑に直播のニンジンやホウレン草、しろな、などは
今のところ無事そうだけど・・・

 

失敗の原因として考えられること

  1. 温度・湿度の管理が出来ていなかったこと

  2. 外敵から守れなかったこと(ねずみや鳥など)

1の温度湿度管理の失敗。

これが、一番の原因です。

野菜の種まき当初は、夜だけ家の中に
入れたりしていたのですが、
やはり数が多いと、それも大変で、
小さなビニールのトンネルを作って、
その中で苗を育てようと思いました。

これは、お米の苗用のビニールトンネル(通気のためすそ上げしていたら、小鳥に食べられました)

 

ビニールトンネルを密閉していると、
晴天の時は、中がものすごく高い温度に
なってしまいます。

つい、うっかり昼前まで放置してしまった時があって、
中の温度は、40度、50度以上になってしまっていました。

 

夏野菜だから、多少暑くても大丈夫だろう、
なんて、ちょっと適当に考えていたところがあって、
気のゆるみからか、たまに通気するのを
忘れたりしていました。

 

晴天の時は、ビニールトンネルを密閉せず、
空気が通るようにしておかなければなりません!

狭いビニールハウストンネルの場合、
自然の中では考えられないくらい
異常な高温になったりします。

野菜が育つにあたって、
適切な温度や湿度を保ってやらないと、
病気になったり、枯れて(死んで)しまったりします。

これは、人間でも一緒ですね。
大人になって、抵抗力があれば、
何とか耐えることができてることも、
幼少期の子どもは、耐えられないことが
あると思います。

 

野に咲く草花なんかは、
自然の中で、勝手に育つ強さがありますが、
それは、人間による作為的な行為に
さらされていないため、気温があがったり、
雨が降ったり、自然の中でタイミングが一致したときに、
芽がでて、自然淘汰されながらも、中には大きく育つものもあります。

 

人間が、食料として野菜を育てる場合、
不自然な状況(環境)を作り出すことが多いです。

苗を育てるということに関しても、
春先で、まだ気温や土の温度が上がっていないうちに、
露地の一角に夏野菜の種を蒔き、発芽させ、苗を育てるのは、
はっきり言って無謀です。

何らかの方法で温度を上げてやらないと、
芽がでにくいです。発芽率がかなり下がります。

芽が出ても、健康に育ってくれません。

 

だからといって、
中途半端に人間の手を加えると、
それはそれでうまくいきません。
(先ほどのビニールトンネルの換気忘れなど)

こんな話は、
プロの農家さんからしたら当たり前の話なんだと
思います。

プロの農家さんは、失敗したら、
すなわち、無収入になるってくらい、
厳しい世界で生きているから。

だからこそ、
常に、植物のことを考え、
働いている。

 

僕自身の中で
野菜作りやお米づくりに関して、
あくまで、自給自足レベルで・・・失敗したら
その時はその時で考えて・・・

というような、
逃げ(甘え)があったのだと思います。

今回は、それが
如実に表れてしまいました。

失敗も、一つや二つくらいなら、
乗り越えよう、やり直そう、と
思えるけど、失敗の数が増えてくると
心折れます。

 

温度や湿度をコントロールできる環境を構築すること

ここが、ポイントだと思います。

本当に小規模で、
例えば苗を育てるにしても、
少しだけであれば、
夜間に家の中に運んだり、
透明衣装ケースの中に入れたりすることも、
それほど煩雑にならないので、
やりやすいです。

でも、ある程度数が多くなってくると、
毎日、苗箱を出し入れしたりするのが、
大変になってきてしまいます。

また、
家の前に広々としたスペースがあれば、
まだよいですが、非農家の家には、
そんな都合のよい場所がなかったりします。

農業用のパイプハウス(ビニールハウス)があれば・・・

小規模でも、人間が立って入れるレベルの大きさの
ビニールハウス(温室)があれば、
野菜の害虫が入ってきにくいし、
空間が大きい分、急激な温度変化は起きにくい。
(それでも換気はもちろん必要ですが)

水やりの仕組みも、散水用のホースをあらかじめ
設置しておけば、蛇口をひねるだけで、水やりができたり。

 

お米の場合、

育苗機があれば・・・

育苗はかなり楽になると思われます。

 

もちろん、その分の初期投資はかかります。

それらを設置する場所の確保も必要です。

 

いっそのこと、

苗を購入した方がよい場合もあります。

規模が大きくなってくると、
お米の苗なんかは全部買っていたら
高くつくし、自分で育てるべきだと思いますが、
一反くらいの面積の小規模であれば、
苗を育てる労力やストレスから解放されるし、
決して悪くないと思います。

品種や、育て方に
強いこだわりがある場合は、
自分で育てるしかないですが・・・

 

あとは、

どこまで、農業用機械を使うのか

田植え機は使う?
使わないなら、穴だらけの苗箱でも、大丈夫だし、
田んぼに苗代を作って直播でも、可能。

稲刈り機は使う?
使わないなら、多少ぐちゃぐちゃに植えていても、
どうせ手で刈り取るから、
それほど問題にならない。

自分の中の、前提をはっきりとさせておくべき。

 

ビニール資材は、どの範囲で使うのか

黒マルチは使うのか?

不織布は使うのか?

防虫ネットは?

ビニール資材なしで、

虫に食べらていれない野菜(特に春巻きのアブラナ科)を
育てるのは、不可能に近いのではと思っています。

ずっと、黒ビニールマルチを使うことに抵抗があって
まだ一度も使ったことがないのですが、
不織布はよくて、黒マルチがダメというのは、
よく考えるとチグハグだなということに
気づきました。遅ーい(笑)

同じビニール資材やん

ビニールトンネルだって、
使ってるし・・・

ということで、近いうちに
黒マルチは導入してみます。

地温を高める効果に優れていたり、
効果は絶大らしいです。

プラゴミが増えるし、
見た目の問題もあるけど・・・

 

お金や時間をどのくらい費やすのか

究極的には、

種は全部自家採取して、

苗も全部自家製。

育苗の土も自家製。

堆肥や、肥料的なものも、自家製。

そのほかのものも、もらいものや、
廃材利用で・・・

お金は一切使わないぜ!

ということも目指してみたいですが、
片手間にやるくらいの心構えでは
挫折することが目に見えています。(チーン)

 

農機具に関しても、
高い新品を買うまではいかなくとも、
上手に利用することで、
かなり手間が省けますし、
素人が手でやるよりも、
うまくできることも多いです。

 

育苗は、
種を購入して、育苗土も購入して、と
あれこれ資材を買っていたら、
結局、そこそこたくさんの苗が買えるだけの
お金を使うことになります。

野菜の種類にもよりますが。
夏野菜は特に顕著。

さらに、手間暇がかかるし、
うまくいくかどうかの
心労もプラスアルファされます・・・

(お米の苗の件では、夜も眠れなく
なるくらいのストレスがあったりして)

 

最初から、なんでもかんでも
上手くやろうというのは、思い上がりが
ありました。

とはいえ、
失敗を身をもって体験しないと、
このような考えには至らなかったとも言えます。

 

落ち込んでいましたが、
こうやって文章に書くことで、
すこし落ち着きました。

これから、
自給自足で野菜やお米を育てたいと
考えいる方の参考になれば幸いです。

 

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