こんばんは。自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。
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2021年 BSのTBS
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全国放送のTV番組でうちの暮らしが放映されました!
うちの自給自足の暮らしが、ついに全国放送のTV番組で
放映されました! これからも応援よろしくお願いします。続きを見る
2022年 BSテレ東 にて
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全国放送のテレビ番組が無事に放映されました☆~自給自足ファミリー2022春~
「自給自足ファミリー2022春」というテレビ番組に僕たち家族が紹介されました。
Tverというアプリ(サイト)で放映後一週間以内は見ることが出来るようです!
見逃した方は、是非ともご覧になってくださいね♪続きを見る
我が家の暮らしが紹介されました!
私たちは田舎へ移住して6年目。
食の自給自足に関しては、かなり達成できつつあります。
目指せ自給率100%!自給自足の始め方 ということで、
自分たちが自給自足の暮らしに挑戦する中での氣づき、
体験から導き出されたことなどを中心にお伝えしていこうと思います。
自給自足を始めるにあたって必要な農地が
手に入ったとして、いよいよ畑での野菜づくりが始まりますね。
~食の自給 まず初めにすべきこと~
野菜作りというと、
自然農法、慣行農法、○○農法、など
さまざまな栽培方法がありますよね。
野菜作りの教科書は、いくらでも手に入れることができます。
ですが、基本的に、教科書通りにはいかない。と思っておいた方がよいです。
僕自身、10年ほど、色んな場所で野菜作りをしてきて、
自分なりに得られた野菜作りのポイントがあります。
それについては、また別に書くとして、
今回は、
まず初めにすべきこと です。
それは何かというと・・・
獣害対策(獣害の情報収集)をしましょう!
せっかくうまく野菜を育てることができたとしても、
いよいよ収穫というときに、野生動物に食べられてしまうことは
珍しくありません。
もちろん、どんな地域かによりますが、
すぐ近くに山が見えるような地域、
もしくは山に囲まれているような地域は、
まず、獣害があると思って間違いないでしょう。
イノシシなのか、鹿なのか、アライグマなのか、サルなのか・・・
獣害と言っても、被害を与えてくる野生動物が
何なのかによって、その対策も当然変わってきます。
何度も言いますが、
対策を何もせずに、野菜作りをスタートするのは、やめましょう。
近所の人に、獣害があるのかどうか、
どんな動物がいるのかを聞いてみるのが良いと思います。
ただ、どんな動物の仕業かということは、
相手が小動物の場合、結構判断が難しい場合もあるので、
種類が違うこともあります。
相手がアライグマなのか、ハクビシンなのか、タヌキかアナグマか・・・
この辺りは、同じくらいの大きさの動物なので、食害の跡からだけで
判断するのは難しいのです。
ただ、
イノシシ、鹿などの大型動物は、目撃されることが多いので、
判別の間違いは少ないでしょう。
相手がサルの集団の場合は、対策がかなり難しくなります。
一人で集団のサル対策をするのは、正直大変なので、
集落をあげてサルを見かけたら、山の奥へ追い払うという方法をとるのが良いようです。
おススメは電気柵です
例えば、このような商品です。
基本的に、電気柵は、
自分個人の畑のみに、独立して使うべきです。
獣害の多い地域では、集落全体の畑に
電気柵が設置してあったりします。
(僕の住んでいる地域がそうなのです)
しかしながら、
集落全体の農地を囲むようにして設置してある電気柵は、
全く効果はありません。
触っても、ビリッともきません。
単に、線が引っ張ってあるだけです。
ハッキリ言って、意味がありません。
その原因は、電気柵にあるのではなくて、
管理が出来ていないことにあります。
電気柵は、本来、その柵に触れたら電気がバチッと
流れて、結構痛いのです。
強力な電気柵の機能が100%発揮されている時なんかは、
右手で触れたら左の肩くらいまで、衝撃が走ったことがあります。
ですが、電気であるがゆえに、
電柵の電線が、地面に触れてしまったり、
草にまみれてしまったりすると、
電気が漏れてしまうので、効果が
著しく弱くなってしまいます。
集落全体の電気柵というのは、
管理が全く行き届かない状況になってしまいます。
だれか一人が、草刈りを忘れてしまったり、
電気柵のゲートを締め忘れたりすると、
それだけで終わりだからです。
梅雨~夏にかけての草の勢いは、
凄まじいので、一週間に一回くらいは
電柵の下を草刈りしないと、
草が伸びてきて電柵に触れてしまい、
効かなくなってしまいます。
畑の作物を守るためには、
こまめに草刈りをすることが
必須とも言えますね。
電気柵が特に有効なのは、イノシシや、小動物です
中でも、イノシシに関しては、
ちゃんと効く電気柵がベストだと思います。
ワイヤーメッシュの鉄の柵で畑を囲ったとしても、
100キロクラスの大きなイノシシが本気を出せば、
突破されます。(これは実話です)
小動物の場合は、
身体が小さいので、電気柵の電線を小動物用にする必要があります。
地面から10センチ以内の所に 一本目
そこから10センチ間隔くらいで 二本目、三本目
このくらい密に電線を並べて、しっかりと電気が来るように
しておけば、小動物とて入りずらいのです。
鹿は電気柵よりも、網の方が効果的です
先ほどの小動物用の電柵シフトでは、
鹿は防げません。
鹿は、脚も長いですし、ジャンプ力もあるので、
低いところにある障害物はジャンプして
簡単に飛び越えてしまいます。
ですので、高さ1.5メートル以上の高さでネットを張るのが
最も安上がりで効果的です。
ちなみに、ピンクのテープが鹿よけの効果があるという説がありますが、
効果はほとんど期待できません!
農地の見た目的にも、ピンク色がすごく浮いてしまうし、
外観を損ねるので、おすすめしません。
獣害対策は、やるからには徹底的にやらないと無意味
先ほどのピンクテープもそうですが、
「オオカミのおしっこ」であったり、
「音や光などで撃退する機械」
など、様々な獣害対策グッズがありますが、
僕は絶対に使いません。
僕は猟師をしていることもあるので、感覚的に理解できますが、
野生動物は、食べるために生きているので、
本当に食べたいものがあると思ったら、
ちょっとした障害物や、嫌な音、光などがあっても、
お構いなしです。
(もちろん、個体差がかなりあるので、
臆病な個体には、一時的に効果はあるかと思いますが)
物理的に侵入を防ぐのが、最も確実です。
あ、でも、「人間のおしっこ」は、
ある程度、一定の効果があるのかもしれません(;^_^A
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【おしっこは肥料になるのか?】コンポストトイレの副産物の効用
おしっこを肥料として使う場合、
注意した方が良いことがあります。続きを見る
うちの家の前の畑は、鹿よけの対策はしていないのですが、
もう数年間ずっと鹿には入られていません。
ただ、イノシシには、電柵を突破されたことがあります。
電柵の管理不足で、電気がしっかりと効いてなかったりすると、
やはり突破されてしまいます。
イノシシには、臭いは効かないというのが、
僕の感覚です。
獣害の柵の上手な運用には地道な管理しかない!
先ほども述べましたが、
電柵を使う場合は、草が電線に触れてしまったら、
アウトだと思ってください。
(もちろん少しくらいは大丈夫な時もありますが)
だから、出来れば毎晩、電柵の電気がちゃんと来ているかの
チェックをした方がいいです。
電柵の入口を締め忘れたり、
ビニールとか何かが電柵に触れてしまっていたり、
思わぬミスもあるものです。
とはいえ、毎晩は大変ですからね・・・(;^_^A
作物の収穫が近づいてきたら絶対に確認しましょう!
ということで、今回は、畑を始める際には、
獣害対策をまず徹底的にやりましょうという話でした。
次回は、
目指せ!自給率100%! 自給自足の始め方#4 ~食の自給への道 何農法を選ぶべきか? ~
という内容でいきたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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