DIY 水の自給

緩速ろ過装置の自作方法

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緩速ろ過装置の自作方法

こんにちは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

我が家では、ついに!山水を自給出来るようになりました!

 

我が家の緩速ろ過装置のイメージ

 

うちは、山水を2つの方法で活用しています。

  1. 山水をそのまま屋外の蛇口へ配管
  2. 山水を緩速ろ過装置でろ過して、台所とお風呂に配管
【山水の自給 完結編】台所への山水の配管について

ついに!
山水を自宅の台所に引き込んでくることに成功しました!
緩速ろ過装置でろ過した天然の山水が蛇口をひねると出てくることに
感動!

続きを見る

【山水の自給】水を自給できるって最高です!

ついに!山水を自給することができました!
水が自給できるって最高です☆

続きを見る

そこで、改めて、

緩速ろ過装置のDIYについて解説したいと思います

そもそも緩速ろ過装置のことを知ったのは、

大内正伸 さんが書かれた

「楽しい山里暮らし実践術」という書籍がきっかけです。

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この本の途中に、山水を自宅に引き込む際の
方法が書いてあります。

 

我が家が緩速ろ過装置を採用した理由

  • 引き込んでくる山水は、大雨時などに濁ることが確認されている
  • そのままでは飲用には適さないだろうこと

せっかく山水を引き込んでくるんだから、

出来ることなら、(生でも)飲用可能な山水を使いたい

そのためには、ろ過装置が欠かせないと考えました。

何故、緩速ろ過装置なのか?

  • 微生物によるろ過方法で、飲用可能レベルまで浄化できるらしいこと
  • 機械や薬品の必要がないこと
  • 初期導入費用が低いこと

浄水器を通すということも、ありかもしれませんが、
生での飲用は難しいと考えました。

 

緩速ろ過装置の仕組み

 

我が家の緩速ろ過装置のイメージ

 

先ほど紹介した本に書かれていたものを参考に手書きしてみました。

  1. 流入槽で、細かい砂などを沈殿させ
  2. 荒ろ過槽で、微生物によるろ過
  3. 砂ろ過槽で、微生物による本ろ過
  4. ろ過の終わった水は貯水タンクへ

本に書かれているものは、この上のイラストにさらに

荒ろ過槽がプラスされていて、荒ろ過槽が二つありましたが、

うちでは、基本的にキレイな山水をろ過するので、
そこまで何度もろ過する必要はないと判断しました。

小石や砂を入れている槽の上部に浄化作用を持つ微生物が発生する

このことが、水を浄化できる理由のようです。

もし、細菌などが原水に混じっていたとしても、
微生物がそれらの細菌などを食べてしまうことで、
ろ過を終えた水には、細菌などがなく、
生でも飲める水になるということだそうです。

 

緩速ろ過装置を自作した際の材料

  1. それぞれの槽として、プラスチックの樽(貰ったもの)をつかいました
    流入、荒ろ過用は、20リットル程度
    砂ろ過用は、60リットル の樽を使いました
  2. 最終の貯水タンクには、ローリータンク(新品)300リットルを使いました。
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  3. 各タンクを繋ぐパイプは、16ミリまたは20ミリの塩ビパイプを使いました
  4. 空のペットボトルを二つ使いました
  5. 網戸用の網
  6. 樽やタンクを貫通させる際には、ネジ付きソケット(タンク隔壁用)を使いました
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  7. 砂や小石(河原で採取すれば0円)

プラスチックの樽は、近所の人や猟師の先輩にもらったものを使ったので0円!

買うとしたらこういうものです

もしくは、
丈夫なバケツなんかでも代用可能かと思います。

貯水用ローリータンクは、300リットルを導入しましたが、500リットルでも良かったかも!
ホームセンターで売っています。

タンクを貫通させる際には、ネジ付きソケット(タンク隔壁用)がめっちゃ便利!

当初、プラ樽にホールソーで穴を開けて、塩ビパイプを通して、
コーキングで防水処理をしようと考えていました。

実際、流入と荒ろ過の樽に関しては、樽の外側からコーキングで
なんとかなりましたが、砂ろ過の樽では、貫通させる塩ビパイプの部分が
大きいものになるため、負荷もかかるし、コーキングだけでは水が漏れてしまいます。
そこで色々と調べていて、
ネジ付きソケット(タンク隔壁用)を見つけました!

モノタロウのサイトでは、浄化槽用ねじ付ソケットストレート(パッキン付)
として、安く手に入れることができました。

(ネジ付きソケットに関しては、ステンレス製のものもありますが、
それは一つで2000円とかするし、高いのです。)

ちなみに、砂ろ過槽に関しては、
ネジ付きソケットだけでは、水漏れしてしまったので、
ネジ付きソケットの外側の周りにさらにコーキングしたらダイジョウブでした。

砂や小石ですが、山の中で近くに人家の無い綺麗な川で
採取しました。

砂は少し足りなかったので、左官工事で余った洗い砂を混ぜました。

 

全体の配置イメージ

流入槽はこんな感じ

コーキングで処理

右側が荒ろ過槽

 

流入と荒ろ過の槽は、それほど水圧がかからないので、
コーキング処理でもなんとかなったのかもしれません。

砂ろ過の底、穴を開けた塩ビパイプに網をかけたものを貫通させる

砂ろ過槽の外側のパイプ

ネジ付きソケットにさらにコーキング処理

 

砂ろ過槽のパイプは、結構ややこしいので、
慎重に組み立てる必要があります。

とはいえ、塩ビパイプは、
パイプカッターで綺麗に切れるし、
チーズやエルボといった部品も安いし、
接着剤で強力にくっつきますので、
失敗したとしても、そこまで負担なく
やり直すことができます。

 

最終の貯水タンクにも、穴を開けて
ネジ付きソケットを取り付けました。

貯水タンク

新品のタンクに穴を開けるのは緊張しました・・・

越流用の穴

タンクの蓋に穴を開けました

 

タンクの出口にはバルブをつけます

 

それぞれの樽やタンクにパイプを取り付ける準備をしたら、
実際にそれぞれが自然落下で水が流れるように
高さを調整して組んでいきます。

 

緩速ろ過装置を組み合わせたイメージ

すぐにはタンクに水をためず、最初はろ過装置を空運転しました

 

緩速ろ過装置を使い始めて・・・

常に水がちょろちょろと流れているようにしています。

(この加減が意外とうまくいかなかった・・・
いつの間にか水が止まっていたり)

流入槽には、下に泥のようなものがたまっていますし、
ボウフラも湧いているような・・・(大丈夫なのか)

流入槽はこんな感じに

 

そして、荒ろ過槽には、植物や藻がはえてきています。

荒ろ過槽の状態

 

砂ろ過槽には、ネットをかけています。

使用後2カ月くらいの状況

タンクにはゴミなどが入らないようにしています

 

緩速ろ過装置を通した水はどうなのか?

生で飲んでも、腹痛などは起こしていません!

達郎
まだ水質検査してないんだったー

 

そろそろ、水質検査をしてもらおうと思っています。

 

塩素消毒をしている普通の上水道と比べると、匂いが違います!

ろ過した山水は無臭です。

ろ過した山水を飲んだ後に、上水道を飲むと、
薬品臭いような感じがします。

上水道ばかり飲んでいたら、
慣れてしまってわからないような感覚かもしれませんが、
比べるとよくわかります。

 

今では、

  • お米を研ぐとき
  • お茶、コーヒー
  • 調理全般

に、ろ過した山水を使っています。

もちろんお風呂も!

とてもきれいな山水でお風呂は最高の贅沢!

塩素などの経皮からの吸収もなくなるし、
安心!

 

まとめ

  • 緩速ろ過装置は、実際にDIYで設置することができる!
  • でも、材料を揃えたり、踏み出すには気合いが必要!
  • 山水や井戸水などを飲用可能な水へとろ過できる!(まだ検査してないけど)

 

緩速ろ過装置を自作しようとお考えて方に、
お役に立つことが出来たら幸いです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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