食の自給

ニンジンの種まき。

こんばんは。
こはまたつろうです。

ウイルスの件で、
この先、どんな世の中に
なってしまうのでしょう。

このウイルスの恐ろしい側面も
だんだんとはっきりしてきたようです。

僕たちは、どう生きていけばいいのでしょう・・・

種をまきましょう。

そうです。

地方には、農地は有り余っています。

もっとも、よそ者がすぐに使わせせて
もらえるわけではありませんが、
地元の人との信頼関係が築けたら、
いくらでも使わせてもらえます。

しかも、たいていの場合は、
農地の借り賃は、無料です!(グレーな部分ですが)

やはり、高齢になって、農地の管理、維持が
難しくなってきている方が多く、
後継者がいないと、田畑が荒れていってしまいます。

それは、忍びないので、
田畑を維持してくれるなら、
どうぞ使ってね。というイメージです。

(農業として、新規就農する場合など、
借り賃を払わなければならない場合も
当然あります。)

 

ですので、

就農とまではいかなくとも、
自給用として、あるいは半農半Xのような形でも、
田畑を使わせてもらうことは可能です。

かつては、

よそ者には、条件の悪い農地が
あてがわれることが多かったようですが、
今では、そうとも限りません。

僕が、使わせてもらっている田んぼは、
日当たりもよく、水持ちも悪くないし、
条件は良い方だと思います。

 

とまあ、田舎暮らしのススメを
述べてみたわけですが。

 

実際に、野菜を育てるというのは、
そんなに言うほど簡単ではないという
のが本音です。

僕は、8年ほど前に、
自然農の川口由一さんの本との出会いがきっかけで
畑仕事をやり始めましたが、
まだまだうまく育てられない野菜もたくさんあります。

作物を育てるノウハウ本は、数多く存在し、
栽培方法も、多岐にわたります。

また、当然ですが、本で書いてあるのと、
条件の全く同じ農地というのは、存在しない
わけで、
同じやり方をしたからといって、
うまくいくとは限りません。

品種を絞って、栽培すれば、
経験値もそれなりに上がるんでしょうが、
多品種少量生産をすると、
芽がでることすらなく、失敗の連続ということも
結構多いです。

なにせ、選択肢が多い!

 

耕すのか、耕さないのか。

耕さないといっても、部分的には耕すのかどうか。

肥料は、与えるのか、何も与えないのか。

有機肥料といっても、色んなものがある。

化学肥料は?

堆肥は?

草マルチは?

ビニールマルチは?

どんな種を使うのか?

・・・

本当に、一つの野菜を育てるとしても、

あらゆる選択肢があって、

そこが醍醐味ともいえるのですが、

やりながら、感覚を鍛えるということに

なってしまっています。

敏感な人だと、その辺りの理解が早く、

上手に育てられるということはあるのかなと思いますが。

 

もう少し、計測などを取り入れて、
データを活用して、栽培管理の目安が
わかりやすくなるといいのにとは思います。

精神論、哲学的なところだけでは、
うまく野菜が育たないことがありますから。

栽培に失敗したときに、
自分の自然との向き合う力が弱かったから、
という方向に思考がいくのは
違うのかなと思います。

 

さて!

うちの家の前の畑ですが、

堆肥をまいて、トラクターで耕起して、

溝切をしたところまで、前回の記事で

紹介しました。

トラクターを借りるといくらかかるのか? 畑の経費あれこれ

こんばんは。 こはまたつろうです。 なんとか、体調も回復してきましたが、 まだ疲れやすく、本調子ではないなぁ・・・ 4人目の子どもは、やっとこさ本調子に なって ...

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一昨日から今日と、ようやく雨が降ってくれまして、
ニンジンの種をまくことにしました。

畑の様子。稲わらを敷いています。
通路には藁の袋を開いたものを敷いています。

 

実際に、種を撒こうと思ったのですが、

畝の上の土の状態は、小石まじりで、
1センチ~5センチくらいの土の塊が
結構多く、しかも、ヨモギなどの根っこも
すきこんである状態でした。
(ヨモギの根が残っていると、また生えてきます)

このままでは、種を撒けないと感じたので、

鎌と手で、種をまくところを

ほぐして

ヨモギの根を除いて

ほぐして

石を取り除いて

ほぐして

・・・

という作業を地道に行いました。

結構時間がかかりました。

 

一回、トラクターで耕起したからといって、
フカフカの土になるわけもなく、(当然か。。。)
かえって、状態が悪くなったように見えた場所も
ありました。

プロの農家さんは、トラクターで耕して、
すぐに種がまける状態にもっていくんだと
思いますが、うちの家の前の畑では
そうはいきません。

とはいえ、トラクターのおかげで
雑草をいったんはリセット出来て、
畝も作れたので、感謝感謝!

この畝を、使い続けられるといいなあと今は思っています。

 

作業の途中、種を蒔こうというときになって、

雨が降ってきました。

でも、小雨の中、人参の種をまきました。

右の畝が一日前に蒔いたところ

二日間で撒いたところ。
黒い燻炭がかぶせてあります。

ニンジンは、芽が出るまでがポイントだそうで、
水を切らさないことと、
種が発芽するのに、光が必要
あまり厚く土をかけると発芽しないそうです。

今回は、土はかけず、
燻炭をかぶせました。

ちょっと燻炭が多かったかな(汗)

そのあたりの加減も、なかなか難しい。

うまく、芽が出てくれたらよいのだけど。

ちゃんと育てば、販売するよ!

というか、販売するためにも、ちゃんと育てるよ!

明日も、時間を作って、種まきじゃー!

少しずつ条件を変えてみて、試行錯誤してみるしかない!

でも、天気は待ってくれない・・・

 

自給自足を考えている方は、

悩んでいる間にも、畑仕事は

やり始めた方がよいです。

何事も、やってみて、経験しないことには、

わからないですからね。

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