こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
本格的に寒くなってきました。
我が家では、薪ストーブが大活躍です。
薪ストーブの近くでは、柿やキウイフルーツ、リンゴなどを
薄切りにしてドライフルーツ作りもしています。
そして、11月15日から、いよいよ猟期が始まります。
11月15日は、森のコンサートで歌うので、
僕にとっての猟期は11月16日からですが。
さて、
わな猟を開始する前にやるべきこと
を考えてみたいと思います。
- わなを仕掛ける地域の調査
- 分かる範囲で地権者の了承を得る
- 実際に山を歩いて、動物の痕跡を探す
- 猟具である、わなの整備、実証実験
- 止め刺しの道具、解体の道具の準備
- わなの標札、看板などの準備
- 手袋、長靴、帽子など服装の準備
- 解体場所の整備
こうして書き出してみると、
結構色々ありますね・・・
太字にした部分は、僕がやらなければならないことです。
わなの猟具の整備、実証実験について
今季で3回目のわな猟ということで、
これまでの失敗などをふまえて、
使用するわなの点検整備、実証実験をすることにしました。
少し前になりますが、わなの自作も行いました。
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くくり罠の作り方 踏み板編 その1 ~達人の罠を参考に~
くくり罠の踏み板部分の自作に向けて。
狩猟を2年経験し、猪や鹿などをくくり罠で捕らえてきました。
くくり罠の自作方法を公開していきます。
まずは材料編です。続きを見る
わなを一つ一つ確認します。
僕が持っているわなは、いただいたものも含め、
全て手作りのものです。
僕自身がわな作りの素人なので、一つ一つの罠の性質が微妙に違います。
塩ビパイプの曲げ具合とか、微妙なネジ穴のずれ、
ワイヤーガイドの溝の深さなど、様々な要素が
わなの性質に影響します。
ネジがゆるんでいたり、きつすぎたり、
角度が良くないもの、など調整しました。
わなの性質とは・・・
獲物が、そのわなを踏んだ時に、
- どのくらいの重さで罠が反応するか。
- どの位置で足をくくることができるのか。
- わなが作動する際の反応速度
などが考えられます。
1年目2年目は、こんなことを考える余裕もなく、
とりあえず、わなの形をしたものを使っていました。
わなの性質(特性)をわかっていないと・・・
空はじき が起こってしまう原因になります。
せっかく、獲物がわなを踏んだのにも関わらず、
逃げられてしまうことを、空はじきといいます。
(わなが作動はしたけど、捕らえることができなかった状態。)
昨年は、空はじきが多かったのです。
ということで、
一つ一つ、実際にわながうまく作動するかどうかを調べました。
やってみて氣がついたこと
ある程度の荷重がかかって初めて、
そのわなが動作するような状態が良いだろう、
ということ。
そのためには、
わなの調製も大切ですが、
それと同様に、
土台の塩ビパイプに、
つまようじを刺すことが必須です!
さらには、その爪楊枝の刺し具合も、
なるべく均等にするべきだということです。
こうした、小さなことの積み重ねが、
最終的な結果に結びつくのだと思います。
以上、
わな猟を開始する前にやるべきこと~わなの点検整備~
でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。