小濱達郎(こはまたつろう)と申します。
京都府の南丹市八木町にある農村へ移住し、
夫婦と子ども4人の一家6人で暮らしています。
目指している自給自足、循環型の暮らし
地球になるべく負荷をかけないような暮らしがしてみたい。
そう思ったのがきっかけで、
自給自足、循環型の暮らしを目指し、
無農薬でのお米作り、野菜作りのほか、
狩猟免許を取得し、わな猟も行い、肉の自給も実現しています。。
また、排泄物を循環させるコンポストトイレや
地域の山で捨てられゆく木質燃料を活かして
薪ストーブ、薪風呂なども実践しています。
田舎に移住し、これらの暮らしをやり始めて体験した様々なことを
ノウハウとして、蓄積し、発信していきたいと思い、
このブログを始めることにしました。
自給自足とお金のことも
田舎で自給自足を実践しながらの暮らしでは、
住居費、食費や光熱費など、家計における出費を
いくらか抑えることが出来ますが、
一方で、水道光熱費は都会よりも高く、
車での移動が基本になるため、ガソリン代が
かかるし、家の修繕費であったり、野良仕事の
道具代や資材代、など
お金も必要です。
田舎での自給自足の暮らしというと、
お金がなくても暮らしていけるというイメージが
あるかもしれませんが、実際は、
そんなことはありません。
僕自身が、自給自足を実践してきた中で、
気づいたことや、失敗したこと。また、うまくいったことの
ノウハウなどの情報を記録、発信し、
自給自足に興味のある方、いつかやってみたいと考えている方への、
参考になればと思っています。
このブログでは、実際に自給自足の暮らしを
していくうえで、置き去りにされがちな、
お金という要素についても
詳しく記録しておきたいと思います。
家をDIYでリフォームするにしても、
畑仕事、お米作り、狩猟などを始めるにしても、
最初は道具を揃えたり、資材を揃えたりする際に
意外と出費がかさみます。
廃材を活用したり、自作したりと
なるべくお金をかけずに、
出来たらと思っています。
そして、素人からのスタートなので、
能率が悪かったり、失敗したり、
かなりの労力、時間を費やすことにもなります。
具体的にどのくらい時間がかかるのか、
なども合わせて記録していきたいと思います。
緑豊かな美しい地球を未来へ
これから先の世の中、
日本では少子高齢化が加速し、
人口の減少は避けられない事実です。
資源の大量消費や、利益の追求。
効率重視の価値感によって
支えられてきた経済発展。
富の集中。
また、扱う側が制御できないほどの
科学技術の発展の影で、
失ってきたものは少なくありません。
地球全体としても、
人間の生み出したプラスチックゴミなどによる
環境汚染。
核エネルギーの代償として生まれ続ける核廃棄物。
放射能汚染。
生物全体としての多様性の減少なども深刻な問題です。
また、人々の暮らしにおいても、
貧富の格差が拡大し続けており、
豊かに暮らしている人がいる一方で、
何らかの原因で社会的弱者となってしまい、
健やかに生きていくことが困難だという人が
いることも事実です。
僕たちの子どもの世代、孫の世代に、
美しく平和な世の中を残していくことは
僕たち大人の責任だと思っています。
一人一人がどのように行動していくかが、
未来を変えていくためにとても大切なことだと
考えています。
偏った社会システムにただ飲みこまれてしまうのではなく、
自らの手でそのシステムが縛ることのできない領域を
少しずつでも生み出し続けること。
それが、自由ということに繋がるのではと思っています。
過疎化が進行し続けている地方(田舎)において、
自給自足的な暮らし、循環型の暮らしを営んでいくことは、
これからの未来にとって、
とても大切なことだと確信しています。
未来へ、美しい地球を残したい。
想いを同じくする仲間と繋がりあい、
共にその輪を広げたいと思っています。