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自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。
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今年も、お米の無農薬栽培に挑戦しています!
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お米の無農薬・無除草栽培を目指して〜今年の氣づき〜
今年も田植えができました!
無農薬栽培に挑戦しています。
問題は、雑草対策です。
無除草栽培を目指して、試行錯誤しています。続きを見る
除草剤を使わないこともあって、雑草がかなり生えます!
大豆との輪作栽培の確立を目指して、奮闘していますが、
今年は晴れが続く日が少なく、大豆の播種がうまく行きませんでした・・・涙
ずっと、水稲を作ってきた田んぼを引き継いで、今年も水稲を
植えましたが、代掻き3回やっても、雑草天国になりました!!
てなわけで、
水田用除草機「アイガモン2」を試してみることにしました!
アイガモン2ってなんじゃらほい?
ということなんですが、
草刈機のアタッチメントで、
水田除草に特化した商品の名前です。
合鴨農法という、お米の除草を
除草剤に頼らず、合鴨にやってもらうという農法がありますが、
アイガモンは、除草剤に頼らず、
草刈機をパートナーにして頑張って除草する農法です笑
アイガモン2を使ってみた感想
7月中旬、田んぼの中干しをしているのですが、
その状態でのアイガモン2の除草は、かなりスムーズです!
水が抜けている状態なので、そこまで抵抗も少なくて、
アクセルもほどほどの感じで、十分に、条間の除草が行えます!
田んぼに生える雑草は、柔らかい草ばかりなので、
そんなに切れる刃というわけではないのですが、
十分に雑草を刈っていくことができます!
アイガモン2には、刃が二種類入っていて、
平面の刃と、立体的になっている刃があります。
中干しの際には、平面の刃が良いのかなと思います。
立体的になっている刃は、水が少し溜まっている状態で、
泥をかき混ぜるようなイメージですね。
そちらは、まだ使っておりません。
手での除草と比べると、遥かに楽だし、スピードも早い!
アイガモン2を使ってみて
基本的に、良い道具だと思いますが、
このアイガモン2の効果を発揮するには、いくつかポイントがあるように感じました。
- 草の丈が伸びてしまうと、詰まってしまい、効率悪い
- 中干ししていても、水が溜まっている所はちょっとやりづらい
- 条間が狭いところは稲も刈ってしまう
- あまりにも雑草が多すぎるところは、やはり詰まりやすい
- 1畝あたりに1時間くらいはかかるかもしれません
田植え機で植えた場合でも、
折り返して、マーカーを目安に植えたところは、
時折、幅が狭くなってしまっていて、
そういうところは、アイガモン2が通れないのです・・・
来年以降は、田植え機での折り返しで、
条間が狭くなりすぎないように注意したいと思います。
僕は、中干しのときにしか使っていませんが、
田植え後の、初期除草時にも、刃を変えて使うことができます。
その場合は、水の中をかき混ぜるような感じになるので、
エンジンには結構負荷がかかることは間違いないので、
あまり長時間やり過ぎて、草刈り機自体を壊さないように
注意が必要ですね。
ガソリンは結構食います
1反の田んぼを全てアイガモン2で除草して回ろうと思えば、
10時間くらいかかるのではないかと思われます。
草刈り機にガソリン満タン入れて、約1時間半~2時間で空になりますが、
1反で、5回は給油することになりますね。
それなりに、疲れます・・・
当たり前ですが、ずっと草刈り機をもって、
稲を刈らないように神経を遣いながら、
足場の悪い田んぼの中を歩くので、
身体は疲れます!
そして、うっかり、足がはまって
草刈り機をもったまま、転びそうになることもあります。
無理は禁物ですね。
条間は除草できるけど・・・株間は除草できません
これも、アイガモン2を使うにあたっては、仕方ないことです。
田植え機で植えた場合、条間は30センチですが、
株間は、ある程度選べますが、18センチとか、そんな具合ですので、
アイガモン2で、株間の除草はできません。
とはいえ、中干し時には、雑草も大きくなっているし、
稲の背も高くなっていて、
手での除草は不可能に近いです。
稲が顔にあたってしまいます・・・
そういう意味では、アイガモン2を使うと、
立ったままの姿勢で除草が出来るので、
素晴らしいです!
稲の間を歩き回ることで、
場所によっては、田んぼの中にたまったガスを
抜くこともできるでしょうし、
稲の生育にも良いかもしれません。
一人でアイガモン2で除草できる面積には限界があります
手で除草よりは、随分早いですが、
それでも、3反の田んぼを全てアイガモン2で除草をしようと思ったら、
30時間くらいかかるかもしれません・・・
僕は、3反と1反の田んぼの合計4反でお米を栽培していますが、
アイガモン2で除草できたのは、その半分くらいでしょうか。
それでも、20時間くらいは費やしていると思います。
大規模にやっていくとなると、
除草剤を使わないお米作りは、
結構厳しいかも~!
除草剤なしで、大規模な稲作をするには?
ほんまもんのアイガモを田んぼに放す、アイガモ農法は、
除草に関しては、すごく優秀らしいです。
ただ、コストがかかるのが、ネックではありますね。
アイガモを育てて、それを肉として食べるというところまで見据えて
やるならば、ありかもしれませんが、
アイガモを何羽も捌くのは、かなり大変でしょうねぇ・・・
トラクターにドライブハローをつけて、
代掻きを丁寧に3回やると、いいらしい!
(僕は、古いトラクターのロータリでの代搔き3回)
チェーン除草も、タイミングよくやれば、効果あるらしい!?
田植え機の後ろに、除草のアタッチメントをつけて、
田んぼを走るというのも。
ただ、どうしても田んぼの枕の部分は
田植え機で稲を踏んでしまうので、
それなりに大きくて細長い田んぼであることが、
必要になってきますね。
というわけですが、
あれこれと知恵を働かせてみたり、
実験してみたり。
楽しくやっていきましょう!