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自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。
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今年も、お米の無農薬栽培に挑戦しています!
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お米の無農薬・無除草栽培を目指して〜今年の氣づき〜
今年も田植えができました!
無農薬栽培に挑戦しています。
問題は、雑草対策です。
無除草栽培を目指して、試行錯誤しています。続きを見る
除草剤を使わないこともあって、雑草がかなり生えます!
大豆との輪作栽培の確立を目指して、奮闘していますが、
今年は晴れが続く日が少なく、大豆の播種がうまく行きませんでした・・・涙
ずっと、水稲を作ってきた田んぼを引き継いで、今年も水稲を
植えましたが、代掻き3回やっても、雑草天国になりました!!
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2023/07/tanbo-zassoudarake-819x1024.jpg)
雑草が繁茂してしまった
てなわけで、
水田用除草機「アイガモン2」を試してみることにしました!
アイガモン2ってなんじゃらほい?
ということなんですが、
草刈機のアタッチメントで、
水田除草に特化した商品の名前です。
合鴨農法という、お米の除草を
除草剤に頼らず、合鴨にやってもらうという農法がありますが、
アイガモンは、除草剤に頼らず、
草刈機をパートナーにして頑張って除草する農法です笑
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2023/07/aigamon1-1024x768.jpg)
アイガモン2の部品
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2023/07/aigamon2-768x1024.jpg)
草刈り機に装着したアイガモン2
アイガモン2を使ってみた感想
7月中旬、田んぼの中干しをしているのですが、
その状態でのアイガモン2の除草は、かなりスムーズです!
水が抜けている状態なので、そこまで抵抗も少なくて、
アクセルもほどほどの感じで、十分に、条間の除草が行えます!
田んぼに生える雑草は、柔らかい草ばかりなので、
そんなに切れる刃というわけではないのですが、
十分に雑草を刈っていくことができます!
アイガモン2には、刃が二種類入っていて、
平面の刃と、立体的になっている刃があります。
中干しの際には、平面の刃が良いのかなと思います。
立体的になっている刃は、水が少し溜まっている状態で、
泥をかき混ぜるようなイメージですね。
そちらは、まだ使っておりません。
手での除草と比べると、遥かに楽だし、スピードも早い!
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2023/07/aigamon3-768x1024.jpg)
こんな具合にすっきりと除草できたところもある
アイガモン2を使ってみて
基本的に、良い道具だと思いますが、
このアイガモン2の効果を発揮するには、いくつかポイントがあるように感じました。
- 草の丈が伸びてしまうと、詰まってしまい、効率悪い
- 中干ししていても、水が溜まっている所はちょっとやりづらい
- 条間が狭いところは稲も刈ってしまう
- あまりにも雑草が多すぎるところは、やはり詰まりやすい
- 1畝あたりに1時間くらいはかかるかもしれません
田植え機で植えた場合でも、
折り返して、マーカーを目安に植えたところは、
時折、幅が狭くなってしまっていて、
そういうところは、アイガモン2が通れないのです・・・
来年以降は、田植え機での折り返しで、
条間が狭くなりすぎないように注意したいと思います。
僕は、中干しのときにしか使っていませんが、
田植え後の、初期除草時にも、刃を変えて使うことができます。
その場合は、水の中をかき混ぜるような感じになるので、
エンジンには結構負荷がかかることは間違いないので、
あまり長時間やり過ぎて、草刈り機自体を壊さないように
注意が必要ですね。
ガソリンは結構食います
1反の田んぼを全てアイガモン2で除草して回ろうと思えば、
10時間くらいかかるのではないかと思われます。
草刈り機にガソリン満タン入れて、約1時間半~2時間で空になりますが、
1反で、5回は給油することになりますね。
それなりに、疲れます・・・
当たり前ですが、ずっと草刈り機をもって、
稲を刈らないように神経を遣いながら、
足場の悪い田んぼの中を歩くので、
身体は疲れます!
そして、うっかり、足がはまって
草刈り機をもったまま、転びそうになることもあります。
無理は禁物ですね。
条間は除草できるけど・・・株間は除草できません
これも、アイガモン2を使うにあたっては、仕方ないことです。
田植え機で植えた場合、条間は30センチですが、
株間は、ある程度選べますが、18センチとか、そんな具合ですので、
アイガモン2で、株間の除草はできません。
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2023/07/aigamon-768x1024.jpg)
アイガモン2を使っている所
とはいえ、中干し時には、雑草も大きくなっているし、
稲の背も高くなっていて、
手での除草は不可能に近いです。
稲が顔にあたってしまいます・・・
そういう意味では、アイガモン2を使うと、
立ったままの姿勢で除草が出来るので、
素晴らしいです!
稲の間を歩き回ることで、
場所によっては、田んぼの中にたまったガスを
抜くこともできるでしょうし、
稲の生育にも良いかもしれません。
一人でアイガモン2で除草できる面積には限界があります
手で除草よりは、随分早いですが、
それでも、3反の田んぼを全てアイガモン2で除草をしようと思ったら、
30時間くらいかかるかもしれません・・・
僕は、3反と1反の田んぼの合計4反でお米を栽培していますが、
アイガモン2で除草できたのは、その半分くらいでしょうか。
それでも、20時間くらいは費やしていると思います。
大規模にやっていくとなると、
除草剤を使わないお米作りは、
結構厳しいかも~!
除草剤なしで、大規模な稲作をするには?
ほんまもんのアイガモを田んぼに放す、アイガモ農法は、
除草に関しては、すごく優秀らしいです。
ただ、コストがかかるのが、ネックではありますね。
アイガモを育てて、それを肉として食べるというところまで見据えて
やるならば、ありかもしれませんが、
アイガモを何羽も捌くのは、かなり大変でしょうねぇ・・・
トラクターにドライブハローをつけて、
代掻きを丁寧に3回やると、いいらしい!
(僕は、古いトラクターのロータリでの代搔き3回)
チェーン除草も、タイミングよくやれば、効果あるらしい!?
田植え機の後ろに、除草のアタッチメントをつけて、
田んぼを走るというのも。
ただ、どうしても田んぼの枕の部分は
田植え機で稲を踏んでしまうので、
それなりに大きくて細長い田んぼであることが、
必要になってきますね。
というわけですが、
あれこれと知恵を働かせてみたり、
実験してみたり。
楽しくやっていきましょう!