狩猟 食の自給

【猟期が始まって4日間で鹿が5頭獲れました】狩猟って色々な意味で難しいです・・・

  1. HOME >
  2. 食の自給 >
  3. 狩猟 >

【猟期が始まって4日間で鹿が5頭獲れました】狩猟って色々な意味で難しいです・・・

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

猟期が始まって4日間で鹿が5頭獲れました

今期は、僕の罠の腕があがったのか、
すごい勢いで鹿が獲れています。

罠に鹿がかかっています

何故、こんなにすぐに獲れるのか?

色々とその理由は考えられますが、

まず一つに、

僕が罠を仕掛けている場所は、
鹿が多い地域だということ。

毎日のように、歩き回っているのを
目撃されているので、相当数の鹿が
いると思われます。

 

もう一つは、

僕の罠の仕掛け方や、罠そのものの性能も良いということです。

罠の仕掛け方の動画をアップしてみました。

 

もう一つは、たまたま運が良かったのかもしれません。

わなを仕掛ける以上、獲るために仕掛けているので、
すぐに成果がでて、素直に嬉しいです。

 

しかしながら。。。

狩猟って難しいです。色んな意味で。

一度にたくさん獲れると、

こちらの体がかなり疲労してしまいます。

すでに疲労困憊です・・・(笑)

 

罠に獲物がかかっていた時の流れ

複数しかけている罠の見回り途中に獲物を発見することになるので、

他の罠にもかかっている可能性があります。

一通り、全部を見回りしてからにするか、
その場ですぐに仕留めにいくかは、少し考えることもありますが、
解体場所が近くの場合、その場で仕留めに行く方がいいのかなと
思っています。

1.罠にかかっている獲物を仕留めに行きます

獲物の種類や性別、大きさなどで、用いる道具は変わってきます。

鹿の場合は、基本的には、こん棒と、止め刺し用のナイフ、そして運搬用のソリ

必要です。

オス鹿の場合や、猪の場合、かなり動き回っている場合などは、
鼻くくり(保定道具)を使用します。

また、猪の場合は、薪割りなんかで使う小ぶりの斧を持っていきます。
こん棒では効かないので、斧の背の部分を(つまりハンマーとして)使います。

また、電気槍を使うこともあります。

狩猟用「電気止め刺し」「電気ショック」「電気槍」の作り方の解説その1 ~材料編~

狩猟用止め刺しの道具である、電気槍の自作方法について解説しました。

続きを見る

ですが、

足場の悪い山の中ですので、
なるべく道具は少なく、身軽な方が
いいと感じています。

最近は、よほどの時でない限り、電気槍は使いませんね。

2.車を停めている場所まで、ソリなどに載せて運搬します

比較的、小さい個体だったら、問題ないのですが、

40キロを超えてくるようになると、
かなり重くて、逆にこちらが足を取られたりすることもあり、
注意が必要です。

ちなみに、僕は急斜面を運搬する際に、
止め刺しが甘かった鹿が動いてしまい、
一緒に斜面から落ちたことがあります。

大けがにも繋がりかねないので、
運搬時も、危険がともないますし、要注意です。

50キロくらいの大きさになると、
持ち上げることは、かなり厳しくなってします。

引っ張るにも、相当な体力を消耗してしまいます。

3.解体場所へ運び、報奨金の写真をとり、内臓摘出します。

仕留めてから、なるべく早く内臓を出した方がよいと言われています。

解体場所が整っていて、慣れてくれば、内臓を出す作業自体10分あれば可能でしょう。

 

4.水洗いして、冷水に漬けておきます

これは、風呂桶などにあらかじめ綺麗な水を
入れて溜めておくと、よりスムーズだと思います。

3頭の鹿を水につけています

5.その後、まだ確認できていない他の罠を見回りにいきます

一度にたくさん獲れることは、よくあることのようですが、
やはり身体がしんどいので、罠にかかっていなかったら、
逆に「ほっ」とすることもあります。

6.水でしっかり冷えたのち、皮を剥き~解体します

この作業は、最初の内は、恐る恐るだし、
かなり時間がかかりました。

鹿は、皮を剥くのが楽ですので、
場所を整えて、慣れてくれば30分くらいでも可能だそうです。

僕は、まだ1時間くらいはかかりそうです。

イノシシは、皮を剥くのがかなり大変ですので、
どれだけ慣れているひとでも、半日仕事には
確実になります。

鹿の解体作業

7.枝肉にばらした肉から、骨を外し、部位に分けて、パック詰めします

いわゆる精肉作業というものですが、
これもなかなかに骨の折れる作業です。

慣れてくれば、早くできると思いますが、
それでも、数時間はかかると思います。

僕は、ロースともも肉2本の精肉~パック詰めで
2時間くらいは、かかってしまいます・・・

前足、首肉、バラ肉などもすると、さらに時間がかかります。

枝肉

8.内臓、皮などの残渣を処分しにいきます

山に埋めにいったり、
もしくは、少量であれば生ゴミとして出すことも
可能かもしれません。

内臓や皮などは、かなりの重量です。

2頭分とかなってくると、
相当重いので、一人で運ぶのが大変なレベルにも
なってきます・・・

狩猟は体力が必要です

特に、単独のくくり罠猟の場合は
時に「馬鹿力」も必要です。

まあだからといって、
腕立て伏せのトレーニングはしませんが・・・(笑)

まあ、自給自足の暮らしを実践していると、
暮らしの一部が筋トレみたいなところもあるので(笑)
ある程度、自然と力はつくと思います。

 

狩猟は、危険と隣り合わせです。

思わぬところでケガをしたりするものです。

そして、ケガをしてしまうと、
痛いし、予定も全て狂ってしまいます。

特に、後遺症が残るような大けがや、
命にも関わることも起こり得る
ので、
本当に注意が必要です。

常に、危険感知のアンテナを張って、
万が一のときにも、大きな事故に発展しないように、
していきたいと思います。

 

以上、

最後まで読んでくださってありがとうございました。

↓にほんブログ村に参加しています。バナーをクリックしてくださると、励みになります☆
よろしくお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自給自足生活へ
にほんブログ村

 

 

-狩猟, 食の自給
-, ,

Copyright© 田舎暮らし・自給自足マニュアル , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.