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水を自給できるのか? ~その1~

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水を自給できるのか? ~その1~

こんにちは。

こはまたつろうです。

自給自足シンガーソングライターとして、
食料の自給、薪エネルギーの自給を実践しています。

今後、さらなる自給率アップを目指したいなと思っていたところ、

念願の水の自給への道が開けました!

達郎
やったー☆

実は・・・

元々、うちの家には、
山からの湧水が引き込んであったようなのですが、
長年の空き家になっている間に、
途中の水道管にトラブルが起きたようで、
僕が移住したときには、すでに使えない状態に
なっていました。

元々、自分が水道管を施工したわけでもないので、
どこに水道管が埋まっているかもわからないし、
修理するのは無理だとあきらめていました。

今でこそ、上水道が来ているので、
山の湧水がなくても生活できるのですが、
一昔前はどこの家も
山の湧水で生活していたそうです。

何軒かがグループになって、
共同で湧水を管理していたそうです。

僕の家が入っていたグループの方は、
湧水が使えなくなっていましたが、
別のグループは、今も現役で湧水を使っています

そちらのグループは6軒で
湧水を管理していましたが、
そのうちの1軒が、湧水の使用をやめることになり、
僕の家がそのグループに入れてもらえる
ことになりました!

山の湧水を使うための条件は?

これは、一概には言えないのですが、
うちのケースでご紹介します。

  • 年間2000円ほどの管理費
  • 年間2回ほど、中継タンクなどのメンテナンス(交代制)
  • 自宅近くを通っている水道管を掘り起こして接続。
  • 自宅に山の湧水用の水道配管を施工

本来は、山の水道への加入金が必要なのですが、
特別に免除してもらえることになりました。

達郎
ありがたやm(_ _)m

 

山水の中継タンク

 

裏山を登っていくと、途中に
このような中継タンクがあります。

こんなのよく作ったなぁと、
感心してしまいます。

沢からの水を
一旦このような中継タンクに
溜めているようです。

バスタブで作られた小型の中継タンクが
これより上流側にいくつかあるようです。

 

どうやって自宅に山水用の水道配管を施工するか?

これが、なかなかに大きな問題です。

地面が削られて顔を出した水道管

このように、所々、水道管が見えているところは
分かりやすいのですが、
どのパイプが目当てのパイプか、
見つけるのが大変そうです・・・

何とか見つけ出したとして、
そこから自宅に配管することになります。

地表を這わせて配管すると、
草刈りの際に傷つけてしまう危険性がありますし、
冬には中の水が凍結してしまいます。

ですので、

地面を掘って、地中に配管する必要があります。

 

どのルートで配管するか?

U字溝の下をくぐらせるのは、
大変そうだから、出来るだけ避けたいところ。

コンクリートで覆われているところも
大変そう。

家の裏まで配管していけたらと考えていますが、
そのルートに頭を悩ませています。

自宅へ引き込むルートを考える・・・

 

どんな資材を選ぶか?

水道管というと、
塩ビパイプが有名ですが、
水道用ポリエチレン管(二層)という、
丈夫なホースのようなものもあります。

あとは、口径をどうするか?

山からの水には、
雨が降った時など、
濁ることも多いらしく、
口径が大きい方が詰まることも
少ないだろうし、
口径20ミリでいこうかなとは思っています。

 

でも残念ながら、飲み水にはなりません(涙)

 

というのも、
沢からの湧水の水量が不足した時のために、
池の水も混ぜているらしいのです。

ですので、
そのままでは飲用できないようです。

 

飲める水を自給したい!

上水道には、塩素も含まれていますし、
できれば、塩素の入っていない
なおかつ安全な水を自給したい!

色々と調べていくうちに、
面白いアイデアを見つけました!

 

緩速ろ過装置を自作します!

緩速ろ過方式といって、
自然で行われている水の浄化の仕組みを
人工的に再現しているもの
のようです。
薬品を一切使わず、
おいしく安全な水を生み出すことができるようです。

昔は、日本の上水道にも、
緩速ろ過方式が多く使われていたそうです。

現在は、急速ろ過方式が多いようです。

緩速ろ過方式の説明

微生物の力で水を浄化するようです!

この緩速ろ過装置を稼働させるには、
常に一定量の水が流れている必要があります。

山水だと、常に少量の水を出し続けても
水道代は0円

 

あとは、ちゃんと蛇口をひねって
水がでるように、
蛇口よりも高い位置に水を溜められるような場所
つくらなければなりません。

少々、大掛かりな工事になってしまいますが、
氣合いをいれて、取り組んでみようと思います!

続く・・・

 

ということで、

水を自給できるのか? ~その1~

でした。

今後、工事をすすめつつ、
またその進捗状況をご紹介したいと思います。

読んでくださってありがとうございました。

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