こんばんは。
小濱達郎です。
田舎暮らしを始めて、四年目です。
田舎というと、どんなイメージがあるでしょうか?
- 緑豊か
- 人工物が少ない
- 空気も美味しい
- 水がきれい
- みんな自給自足している
など、結構勝手なイメージを持っているかと思います。
しかし、イメージと現実は、それなりに違うことも多いです。
田舎でガッカリしたこと
- 人工物が目につく
- ゴミのポイ捨て
- 農薬散布のヘリコプター
これは、自分の中に勝手な理想像を持っていっていただけで、
実際、今も田舎で楽しく暮らしていますし、田舎が悪いというわけでは決してありません。
都会でも田舎でも問題点の根本は似たようなところがあるかとも思います。
1.人工物が目につく
基本的に見渡す限り、自然のものばかりです。
だからこそ、電信柱や電線ですら目につきます。
田畑を囲む電気柵。
農業用のビニールハウス。
家(笑)
まあ、すぐに慣れました☆
僕自身が人間であり、人工物を利用して生きていますからね。
当たり前のことです。
2.ゴミのポイ捨て
田舎で暮らしていると、自然の力強さみたいなものを常に目の当たりにしています。
草は刈ってもすぐ伸びる。
たとえ除草剤をかけても、また生えてくる。(本当は、除草剤を、使うと、動植物の多様性は失われていきます。)
ここからは、予想ですが、
そんな、自然の中での暮らしが当たり前になっているから、ちょっとくらいゴミを捨てたって、自然へのダメージなんてほとんどないと勘違いしてしまうのだと思います。
ゴミの中でも、プラスチックゴミは厄介です。
畑を掘っていたら、ビニールマルチの切れ端が出てきたり、ビニールの肥料袋が出てきたり。
タバコの吸殻を当たり前にポイ捨てする年配の方もおられます。
こういうことは、一人一人の意識の積み重ねかなと思うので、子どもたちには、しっかりと伝えていきたいと思います。
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3.農薬散布のヘリコプター
お待たせしました。
本題に、入ります。
うちの地域では、8月に入ると、田んぼの一斉防除ということで、農薬散布のヘリコプターが飛び回ります。
早生のうるち米の時と、晩生のもち米の時の二回あります。
使用される農薬は、
殺虫剤と殺菌剤を混合したものです。
トップジンスタークルという薬剤です。
いわゆるネオニコチノイド系の殺虫剤です。
生態系への悪影響から、使用が禁止されている国もあります。
集落のほとんどが田んぼで、その田んぼのほとんどに、一斉にこの農薬が撒かれます。
その農薬散布は、農協が行っており、農薬散布の費用は補助金で賄われています。
ここからは、予想ですが、
農業主題の地域は農協との昔からの繋がりが深いです。
ゆえに、その農薬散布の費用対効果が実際どうなのかなんてことは考えず、
もはや慣習として行われているのではないかと感じています。
実際問題、カメムシに吸われるとそのお米の粒が黒くなってしまい、商品価値が下がります。
しかし、現代では、優れた色選別の機械があって、農協がお米を出荷する際には、そのような黒いお米は、機械ではじくことができます。
イモチ病の予防のためでもあるようですが、田んぼの土作りや、育苗などのお米の生育管理を間違わなければ、イモチ病にはほぼならないそうです。
お米の作り手としては、
- 補助金があるから、懐が痛まない。
- イモチ病にならないよう念のため。
- カメムシによる被害米が少ない方が嬉しい。
といったところでしょうか。
僕の田んぼは、除外してもらっています
ただし、絶対に全員が散布しなければいけないわけでは勿論ありません。
僕は、無農薬でお米の育ているので、僕の田んぼには、撒かないように伝えてあります。
といっても、風の向きなんかもあるし、全く農薬が飛んできてかかったりしないかというと、それは難しいとも思います。
神経質になりすぎると、疲れてしまいます。
いずれ、一斉防除のヘリコプターが飛ばなくて済むようになったらいいなと心から思います。
今日は、スマホで投稿していて、なかなか思うように書けず、読みにくくてすいません。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました!
おやすみなさい。