こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
一昨日は、頂き物の栗の皮むきと、
B品トマトでのトマトソース作り、
その他なんもしてなーい・・・(汗)
ゴロゴロしていたわけではないつもりなんだが、
驚くほどに、なんもしないままに一日が過ぎ去ってしまう。
実は、こんなことはしょっちゅうなのです。
今回は、自給自足ネタではありませんが、
生きること。仕事のこと。家庭のこと。
について考えてみたいと思います。
最近、40歳を目前にして、
自分の人生を振り返ってみることがあります。
出てきた言葉は、
なんとか生きてこれた。
色んな人に支えてもらって、
今までなんとか生きてこれた。
正直なところ、これが本音。
時には自分を大きく見せようと、
見栄を張って、過去の実績を並べることも
あるけれど、本心で自分の人生を省みると、
今生きているということが、
最も大切なことだと思える。
僕は、これまでに何かを成し得たという
実感は乏しいのだと思う。
(これは、無意識に存在している、
お金や名誉のようなものを得なければならない、
という強迫観念のようなものも影響しているとは思うが)
人生の中で手に入れたものは一体なんだろう。
最愛の妻と出会い、
4人の子宝に恵まれたこと。
心の友、支えてくれる人たちの笑顔、
身体の不自由なく、自由に生きていること。
全て、かけがえのないものです。
でも、どこか僕自身の中には、
自分の仕事として、世間に何らかの
結果を残せていない、
自分は本当に精一杯がんばっていない、
という感覚が引っかかっているようにも
思います。
僕が人生の中で、手に入れたものは、
自分が死にゆくときに思い浮かべる、
幸せな思い出なのかもしれない。とも思うのですが、
頭で考えたことと、
自分の内なる意識とは、
ずれがあるのが現状です。
では、
仕事に関してはどうだろう。
僕の仕事は一体なんだ?
ミュージシャン。
レッスンの講師。
音楽スタジオ業務。
家事。
野良仕事。
農業。
猟師。
自給自足ブロガー。
仕事とは一体なんだ。
より多くの人に認知されるような結果を残さないとダメなのか?
具体的には、お金や地位、名誉のようなもの。
これはもう、呪縛のようなものだと思います。
僕自身が、自分で自分を縛っている。
両親に認められていないことに対する不安感の
ようなものも、潜在していると思う。
親と自分の幸せに対する価値観が違うのは仕方ないし、
僕は僕の信じる道を進めばいいのではあるが、
幼い頃からの積み重ねてきた
自分のねじれた思考回路というものは、
時が経てば解けるというものではないようです。
でも、それらの考えが決して悪いわけでもない。
確かに、お金を稼ぐということは、
とても重要なことで、
お金の不安がないことは、
人生における精神的な安定感にも
繋がると思う。
うちのように、
自給自足の生活を実践していくと、
出費はある程度抑えることができます。
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ですが、お金が嫌いだから、
自給自足生活をしているわけではありません。
一時期は、脱資本主義、脱成長経済、
なるべくお金に頼らずに生きていく
みたいなことを信じていましたが、
今は違います。
家族が安心して暮らしていけるだけの
稼ぎは何としても得ていきたいし、
自分にとって価値の見いだせるものには、
しっかりお金を使っていきたいとも
思っています。
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家庭のことはどうでしょうか。
妻には本当に感謝しています。
妻がいるから、何とかやってこれたといっても
過言ではないと思います。
というのも、
僕はキレやすい人間でして、
怒りに我を忘れて、
子どもたちに怒鳴ってしまったこと、
力で押さえつけようとしてしまったことなど、
今までに何度もあります。
その都度、後で反省して、
もうブチギレないようにしようと
誓うのですが、これが全然治らない。
怒りそうになったら深呼吸をしたらいいと
よく言われますが、
僕の場合、深呼吸をする間もなく、
ほんとに一瞬にして、怒りモードになって
しまうので、深呼吸を出来たためしがないです。
怒鳴ったり、怒りを炸裂させていいことは
ありません。
冷静に考えると、我を忘れて怒り狂って、
大げんかをして、関係性が悪くなることはあっても、
良いことは一つもありません。
特に、
自分が強い立場にある場合は、
なおさらです。
昨晩も、夜遅くまで
妻とそういうことを語り合っていましたが、
僕は、自分の中の正義の物差しにおいて
自分の思い通りにいかないこと
に対して、
それが許せない!!!と
強く思ってしまうようです。
こういう所は、
たぶん父親とそっくりで、
そういう怒りっぽい人は
嫌だと思っていたのに、
いつの間にか自分が
そんな怒りっぽい人間に
なっていたということです。
これはもう心の癖なので、
常日頃から、
相手の目線で、世界をみるように
習慣づけてみたり、
何とか穏やかな器の大きい人に
なりたいもんだと思います。
あとは、
自分の中にある不安感を
早く解消したいとも思っています。
この先、乗り越えていく課題は色々と見えてきました。
どうにもゆっくりだけど、
つとめて焦らないように、
自分なりの幸せというものを
しっかり見つめていきたいと思います。
以上、
生きること。仕事のこと。家庭のこと。
でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。