お金のこと コラム 田舎暮らしのススメ

自給自足で一家6人暮らしていけるのか?

達郎
おはようございます。

小濱達郎です。

日本各地で、大雨による大災害が続いています。
今の僕には、祈ることしかできません。

ここ数日、うちの地域でも
雨と風が強いです。

家の裏がすぐに山なので、
土砂崩れの危険性があるとともに、
山からの水があふれ出て、床下浸水する可能性も
あります。

でも、家の裏山には、古くから大事にされてきた
神社があって、大きな木がたくさん生えていて、
きっと守られているんじゃないかと思っています。

しかしながら、
基本的に湿度が高く、
この時期カビが生えやすいですし、
洗濯物が乾きません(涙)

いずれ、除湿器は導入せざるを得ない感じです・・・

さて、本記事のテーマです。

自給自足で一家6人暮らしていけるのか?

僕個人的な結論から言うと、

それは無茶というものです!

「無理」と断定するつもりはないのですが、

「無茶」だと思いますね。

まあ、そもそも自給自足の定義は、人それぞれですし、
曖昧なもんですけどね。

全ての食料を自分たちで賄い、家も建て、
医者にも学校にも行かない・・・

という究極の自給自足もあるとは思いますが、
田舎へ移住して自給自足をスタートするという場合、
いきなりそれらを実践できる技術や経験、道具なども
揃っていないでしょうし、
まず難しいでしょう。

 

また、田舎で暮らしたとしても、
毎月必ず出ていく固定費というものがあります。

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こはま家の場合で、例をあげてみます!

(ざっくりとですので、悪しからず・・・)

家賃・・・月額2万円、
水道光熱費・・・月額約1万円、
車の維持費(2台分の保険、車検、税金、ガソリン代など)・・・月額にして約22500円~

といった感じです。

そのほかにも、様々な出費がありますね。

年金と健康保険料 があります。

夫婦のどちらかがサラリーマンだったりすると、
厚生年金であったり、健康保険などが
給料から天引きされるし、またその金額も
企業が半分くらい負担してくれているらしく、
負担を感じにくいですが・・・

どちらも、サラリーマンではない場合だと、
国民年金、国民健康保険を直接支払う必要があり、
目に見えて重くのしかかってきます!

国民年金・・・大人一人当たり月額15915円
大人二人だと 月額31830円

国民健康保険は、以前よりも高くなっているそうです。
うちは一家6人、所得は決して高くない方です。

国民健康保険・・・月額 28200円 

その他にも、様々な出費があります。

これも、こはま家の場合ですが、ざっくりとみてくださいね。

通信費(携帯とインターネット)・・・月額 約1万円

子ども関係(PTA費、給食費、材料費、子ども服など)・・・ 月額 約1万円

生命保険代(府民共済、還付金含む) ・・・ 月額 約6000円

テレビ関連 ・・・ 月額 0円(うちはテレビ置いてない)
月額 3000円~(テレビある場合、ケーブルテレビ代、NHK、電気代)

そのほかにも、医療費、娯楽費、服飾費などなど、交際費などの臨時の出費もありますね。

それは、とりあえずパスしたとして・・・(実際はできないけど)

日々のレシート溜まりますよね

ここまでの、固定費を計算してみると・・・ 約14万円~です。(年金は大人二人分で計算)

そして、これだけでは暮らせません!

食費!!! 

自給自足というと、食費がほとんどかからないんじゃないの?

と考えがちです。

ところがどっこい!

決してそんなことはありません!

 

うちは、お米(300キロ)、野菜(随時)、ジビエ肉(50キロ)くらい
食料自給はしていますが、

一家6人が毎日、それらだけを食べて
暮らしていけるわけではありません。

油などの調味料。
麺類。
小麦粉など製菓材料。
魚。
乾物。
豆腐、うすあげ、納豆。
お菓子類。

2020年4月~6月の3か月間の
食費平均を計算してみて驚きました。

月額 約7万円!!!

この3カ月は、世の中のおかしな事情も重なって、
家族みんながずっと家にいたので、
あれこれよく食べること(笑)

しかし、ちょっと使いすぎですね・・・(反省)

半分以下にはしたいところ!

 

あと、日用品(消耗品)もあります。

トイレットペーパーとか、ティッシュペーパーとか、
雑貨類とかですね。

とりあえず、今回は、それらもパスします(本当は出来ませんね)

 

ということで、
だいぶんざっくりと計算して、
あれこれ節約したとしても・・・

 

つまるところ

 

田舎暮らし&ある程度の食料自給をしても、
毎月約20万円~の固定出費はあります。

 

仮に、もっと食の自給を追求して、
食費を月額1万円くらいまで切り詰めたとしても、
(実現はかなり困難だと思います)
それ以外の出費だけで 月額15万円程度は かかります。

 

と、ここまで、
普通に暮らしていくにはお金がかかるという、当たり前のことを
説明しているだけですが・・・

 

自給自足を実践することで、食生活が豊かになることは確かです!

採れたての野菜、自分が育てた無農薬のお米。
自分が獲ったジビエ肉、家の周りに生えている野草の数々。

食卓を彩る、逸品になることは間違いないです

はっきり言って、お金を積んだからといって、
自分で育てたものや、獲ったものと同じものには
なり得ません!

目をつぶって食べ比べたら、わからないかもだけど(笑)

要は、思い入れってやつです!(笑)

さらには、
子どもたちへの食育という観点からすると、

教育的効果は高いと思います。

自分たちが食べているものが、どうやって育てられているかを
ほとんどの人は知らないのが現状だと思います。

そこに身近に触れることで、
子どもの感性に何かしら訴えるものがあるのではと
思っています。

 

達郎

しかーし!食費以外にも、必要な固定費は確実に存在します。

はい。そうですね。

 

さらには・・・!

子どもたちがもう少し大きくなってからの教育費!

大学レベルの教育機関に
行かせてあげられるくらいのお金は、用意しておいてあげたいですよね。

一生懸命そのために頑張ってみて、

無理だったらそれは仕方ないけど、

最初から、うちはお金ないから無理ね、というのは、

ちょっと違うなと思います。

達郎
がんばろ・・・

家などの修繕費の積み立て!

古民家暮らしなので、リフォームしたいところは、
ありまくりです。

なるべくお金をかけずに自力でやるつもりですが、
それでも、材料費は発生します。

たまには家族旅行にも行きたい!

豪華な旅はする必要ないと思うけど、
色んな世界を見て回ることは、
子どもたちにとっても、大切なことだよね。

 

ということを考えると、

当然、貯金をしておくことは必須でしょう。

 

田舎へ移住して、自給自足生活を始めたとしても、
その暮らし自体は収入には繋がりにくいです。

ですので、自給自足の暮らしとは別に収入の柱が必要だと思います。

  • 夫婦のどちらかが、勤めに出るなどして、安定収入を得る。
  • 自営業(農業、飲食店、その他)を営み、収入を得る。
  • その他アイデア次第(目指せ、ブロガー、ユーチューバー!?)

稼ぎの軸を持たずに、なんとなくの憧れだけで田舎へ移住するのは危険でしょう。

(若くして単身とかなら、なんとでもなるかもですが)

 

 

こはま家は、自営業を開始することに決めました!

 

自給自足の暮らしは、まだ駆け出しで、
失敗も多いし、無駄も多いのですが、
何とか続けていきたい!

妻が遠くの会社へ勤め続けるのは身体への負担が大きすぎるし、限界がある!

でも、家族が暮らし続けるためには収入は必須!

ということで、

こはま音楽スタジオ を立ち上げました!

レコーディング設備を整えた、小規模音楽スタジオです。

そこで、各種レッスンをはじめ、

地域発信の音楽制作拠点として、稼働していきます!

 

いい音楽を創作し、発信していくぞー!!!

そして、

各種講座の生徒さん大募集中ですー!

無料体験レッスンもあります!

 

こんなご時世ですが、
演奏活動も、本格的に再開していく予定です。

むしろ、こんなご時世だからこそ、
生の音楽はめっちゃ大事だと思います。

 

自給自足&田舎暮らしの実践記録の、本ブログも、

実況映像!?を交えつつ、

充実させていこうと思っています。

達郎
これからもどうぞよろしくお願いします。

 

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