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京都府の鹿捕獲報奨金、満額もらえることになりそうです!
今期で、狩猟を始めて4年目になる僕ですが、
11月15日の狩猟解禁日から、1月20日までの間の
約2カ月強の期間で、
鹿22頭 猪1頭 獲ることができました。
京都府は、有害鳥獣駆除の隊員ではくても、
猟期の間、鹿の捕獲強化事業ということで、
報奨金制度があります。
報奨金が出るのは、20頭までで、
1~3頭分は、お金がでません。
4~20頭目までの17頭の分が、
報奨金の対象になります。
一頭当たり、
メスは5000円でオスは3000円です。
僕は、鹿を22頭捕獲したうち、
オスが5頭、メスが17頭でしたので、
メス17頭×5000円=85000円 の報奨金がでることになります。
この金額が、一人でもらえる最大の金額です。
ちなみに、お隣の兵庫県では、
報奨金の制度が京都府とは違っていて、
頭数無制限、オスメス関係なし、一頭当たり7000円?8000円?だそうです。
また、大阪府では、
鹿の報奨金制度なんてものは、ありません。
都道府県、自治体によって、
この辺りの部分は大きく異なるようです。
僕自身、今年は、完全に単独で狩猟をしているのですが、
それなりの数が獲れるようになって、素直に嬉しいです。
約2カ月で、報奨金が満額に達成したので、その後は、狩猟はお休みしていました。
ただ、3月の頭にかけて、獲る必要がでてきたため、
ここ数日、わなを仕掛けに動いています。
(田んぼに植えた小麦が鹿に食べられていたこともある・・・)
報奨金の申請には証拠写真などが必要です
これは、京都府内でも、市町村によって多少違うようですが、
大まかな以下の点は共通です。
- 獲った鹿の頭部の拡大写真(日付と共に)
- 獲った鹿の全体と狩猟者が一緒に写っている写真(日付と共に)
- 獲った鹿のしっぽ
- 狩猟者登録書の裏側の狩猟記録のコピー
報奨金をもらえるのはありがたいのですが、
ちゃんと申請するためには、それなりに準備が必要です。
本来、止め刺しをした鹿は、一刻も早く
内臓を出したいところなのですが、
証拠写真を撮影しなければならないため、
ちょっと時間をロスしてしまいます。
まあ、2~3分くらいで、肉質に大きな影響はないでしょうけど、
焦ってしまう原因になってはいけません。
名前などを書いた看板や、撮影用の三脚などは
すぐに使えるように、あらかじめ
用意しておく方がよいです。
うちの地域はメスの鹿が多いと思われます
22頭のうち、17頭がメス、5頭がオスでした。
たまたまメスが罠にかかりやすかったのかもしれませんが、
報奨金の関係では、好都合でした。
オスは、5頭までしかお金がでないのです。
(1~3頭目はそもそもお金が出ない)
つまり、20頭全てオスを捕獲した場合、
報奨金は6000円しかでません。
メスは、年末から春にかけて、
妊娠していることが多く、
鹿の頭数を減らすという目的があるので、
メスを獲って欲しいということなのだと
思われます。
初めて、妊娠しているメスの鹿を獲ったとき、ショックでした
猟師をやっている以上、
獲った動物の命を奪うことに、
ためらいはありませんが、
それでも、お腹の中に鹿の赤ちゃんがいるということを
目の当たりにしたときは、やはり罪悪感にかられました。
とはいえ、年末~春にかけての
メス鹿は、成獣であれば、ほぼ100%
妊娠しているので、
そういうものだと思って、やるしかありません。
本来は、
狩猟をやりたいと思っている時点で、
その覚悟が必要です。
とはいえ、
やってみないとわからないので、
自分が経験してみて、
どう感じるのか、
そして、その後どうするのか?
やっぱりかわいそうだから、
狩猟はやめるのか?
かわいそうだけど、狩猟は続けるのか?
かわいそうだとは思わないのか。
まあ、人によって感じ方は色々だと思いますが、
肉を食べている時点で、本来は、
自分が直接手を下していないだけで、
間接的に動物の命を奪っているということを
わかっているべきだと思います。
人間という生き物は、
良くも悪くも、自分にとって都合のいいように
頭の中を書き換えることができるので、
本当に自分の身体が傷まなければ、
わからなかったり、わかった気になってるだけだったり。
生身の身体で、体験するということが、
とにかく大切だと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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