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狩猟用「電気止め刺し」の作り方の解説その2 ~作製編~

こんにちは。

自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。

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自給自足を目指して、京都の南丹市へ移住しました。

今は、お米のことや、畑の野菜などで
忙しくも楽しい毎日を過ごしています。

冬になれば、また猟期に入るので、
今年の冬で3期目の罠猟をやろうとは思っています。

前回、くくり罠で止め刺しをする際に使う、
電気止め刺し(電気槍または電気ショック)を自作する時の
材料について解説しました。

今回は、それらの材料を使って、
自作する様子を解説したいと思います。

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前回に引き続き閲覧注意です。

使い方によっては、非常に危険な道具の話ですので、
狩猟に関心のある方以外は、閲覧をお勧めしません。

自作し、使用する際には、くれぐれも気を付けてください。

ヘタすると、自分や周りの人の命を失うことになりかねません。

 

電気止め刺し(電気槍)の作製方法

電気槍本体の作り方

  1. 槍の持ち手となる塩ビパイプを使いやすい長さに切ります。
    (使い手の体格や筋力などによりますが、180センチくらいにしています)
  2. 槍の持ち手となる塩ビパイプに電気コードを通すための穴をあけます
    持ち手部分に一つと、先端の針部分に一つ

    持ち手側の穴の位置

    持ち手側の端から約3センチのところに、ドリルで
    穴をあけています。
    穴の大きさは、特にこだわる必要はないと思いますが、
    電気のコードが最低限通るようにします。

    槍の先端部分

    塩ビパイプの先端から、
    針が約4センチほど出るようにしています。
    穴の位置は、端から約12センチの位置です。
    これ以上長く出してしまうと、
    より折れやすくなると思います。
    (この長さでも、折れたことがあります)
    あまり短すぎると、表皮がゴワゴワと分厚いような
    大きい猪だと、ちゃんと電気が通るのか、少し不安でもあります。
    針が飛び出す部分は3~4センチくらいがいいのではないかと思われます。

  3. 電気のコード(コンセントのついていない方)を塩ビパイプの中に通します。
    穴からコードを取り出すのに、若干苦戦しました。
    穴が小さいと、より大変になるでしょう。
  4. 電気のコードの先端(針と接続する場所)の被覆を約1センチ剥ぎます。
  5. 針の穴にむき出しの銅線を通して絡ませます。
  6. ホースバンドで、針と銅線の接続部分と先端近くを
    固定します。

    ホースバンドで固定したところ。
    マイナスドライバーで簡単に固定することが出来ます

     

  7. 穴のあたりをビニールテープでぐるぐると巻いて
    穴をふさぎます。

    ビニールテープで穴をふさいで、先端部分は完成

     

  8. 電気のコードの持ち手側の被覆を1センチほど剥いで、
    接続用の端子を加締めて接続します。

    差し込み型ピン端子
    コードの接続用の部品
    オスとメスを組み合わせて使います

    圧着工具を使って、
    加締めるとこんな風になります。オスとメスを組み合わせてあります。

     

  9. コンセントがついている方のコードの端の被膜を1センチほど剥いで
    接続用の端子を加締めてしっかりと接続します。
  10. 接続用の端子のオスメスを組み合わせて、完成です。

    電気止め刺しの完成

     

電気のコードの
コンセントの部分から、針に接続する部分までの全長は350~360センチくらい
です。

使い手の体格によっても、若干異なると思います。
(僕は身長170センチです)

使用する前は、
ヤスリで先端の針の部分を
削って、より電気が通りやすくしています。

ヤスリで針部分を磨きます

バッテリー部分の接続

ジャンプスターターとインバーターと接続プラグ

ジャンプスターターと
インバーターと
接続プラグを組み合わせます。

接続したところ。
ゴムでまとめています。

電気止め刺しを使うにあたっての注意点

槍部分のコンセントをバッテリー部分の
インバーターに接続して、
インバーターのスイッチを入れるのですが・・・

その前に要注意!!!

スイッチを入れたら、即電気が流れます。

服装に注意!

ゴム手袋を着用すること

ゴム長靴を履いていること。

自分が感電しないように
気を付けること。

撮影用でこの時、電気は入れていませんが、
この写真のように半袖はいけません・・・長袖が必須です!

バッテリー部分は、
腰につけたポシェットタイプのカバンに
一式入れています。

スイッチを入れる前に、周囲に何もないか、針の先端がどこにも
触れていないかを絶対に確認すること!!!水気にも注意!!!

電気は、針の部分だけでなく、ホースバンドの金属部分にも流れます。

スイッチを入れた瞬間、電気が流れるので、
本当に気を付けてください!

水は電気を通すので、雨の日は、危険です!

また、先端の二つの針をずっとくっつけていると、
インバーターの安全装置が作動して、
電気が止まるようになっているようです。

その場合、スイッチをいったん切ってから、
もう一度入れたら、再び電気が流れました。

 

持ち運ぶときや保管するときに、
針がむき出しだと危険なので、
スタイロフォームなどの断熱材を
ビニールテープでぐるぐる巻きにしたものを
保護具として使っています。

使わない時は、針の部分に、保護具をつけます

実際に、猟で使う場合には、細心の注意を払ったうえで
自己責任で使用してください。

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