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稲刈りバインダーが動かない!!!【中古で買ったバインダーの修理】

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稲刈りバインダーが動かない!!!【中古で買ったバインダーの修理】

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

うちでは、無農薬天日干しのお米を自給しています。

この度、バインダーという農機具を中古で購入したのですが・・・

バインダーが動かない!!!【中古で買ったバインダーの修理】

バインダーという農機具は、

稲刈りと結束を一度にしてくれる機械で、

うまく動けば、手刈り10人分くらいの働きをしてくれるらしいです。

今後、田んぼの面積が増えていきそうなので、
全て手刈りでは、時間が足りないため、
購入を決めました。

今年の冬に、ヤフオクを利用して、約1万円で購入しました。

中古で買ったバインダー

 

ヤンマーのYB50(YB500) という機種です。

一部、稲起こしの部品が壊れているところはありましたが、
エンジンも普通にかかるし、結束部分も動くということでした。

京都府から愛知県まで、軽トラックで引き取りに行ったのですが、
軽トラックは、長距離運転するものではありませんね・・・

めっちゃ疲れました。

 

かなり古い機種のようで、メーカーのホームページですら
取扱説明書を見つけることが出来ませんでした・・・

 

 

あれ?エンジン音が安定しない!?

バインダーのエンジン部分

エンジンがかかることはかかるのですが、

どうも回転が安定しなくて、波打つような感じになっていました。

ハンチングという症状らしくて、直さないと、

使えないだろうなという感じでした。

キャブレターを分解洗浄しました

この部分にキャブレターがあります

一人では到底できませんでした・・・

近所のとっても心強い移住者仲間のたっけんさんが
あれこれと一緒に作業を手伝ってくれました!

もう、めちゃくちゃ感謝!

ハッキリ言って、車のボンネットすら
ほとんど開けたことがなかったのです・・・(苦笑)

でも、トラクターの修理など、農機具の修理の
必要に迫られて、少しずつ苦手意識が薄れて
きましたよ~☆

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フロート式のキャブレターというもので、
最近では、ユーチューブなんかでも、
農機具屋さんが分解洗浄のやり方を
動画で解説してくれていたりする
ので、
かなり助かります!

 

いざ、田んぼでバインダーを使っての稲刈り!

もち米をバインダーで
刈ってみよう!

最初は、順調に動いてくれていたのですが・・・

途中で藁が詰まってしまい、一旦ストップしたのですが、
そこからは何故だかエンジンがかからなくなってしまいました(涙)

何回もスターターロープをひいて、
エンジンがかかってくれたタイミングで
ギリギリ田んぼを脱出することができました。

いやぁ、本当に焦りました。

田んぼの真ん中で、機械が動かなくなったら、
一人では家に持って帰ることすらできませんからね。

 

困った時のたっけんさん!

ということで、たっけんさんに相談することに。

一度見てみましょうということで、
来てくださったのですが、やはりエンジンがなかなか
始動せず・・・

プラグを掃除してみたり、なんやかんや
やっていたら、奇跡的にエンジンが動いた!

しかしながら、
どうもエンジンの回転が不安定な感じは否めないようでした。

ということで、

  1. エンジンのアイドリング調整
  2. エンジンオイルの交換
  3. バインダーの刃の交換
  4. ミッションオイルの交換
  5. 結束部のオイルの交換

を行いました。

エンジンオイルの交換は大切だとわかりました!

やはり黒くてドロッと汚れてくると、
エンジンに負荷がかかったりするようで、
それもうまく動かない原因だったのかなと。

エンジンオイルは安物でもいいので、
こまめに交換してやることが大切だそうです!

僕は、モノタロウのサイトで、
一番安いオイルを買いました。
4リットルで1500円ほど。

その他、
ミッションオイル(ギアオイル)の
オイルを交換しました。

これは、アマゾンで買いました。

 

オイルとひとえに言っても、

エンジンオイル、ギアオイル、それぞれ違うようで、
さらには、それぞれ粘度の違いというものもあったりして、
トラクターの油圧部分に使う、ギアオイルと、
バインダーのミッションオイルでは、粘度が違うオイルが
必要なようです。

色々と勉強です。

中古の農機具は、自分でちゃんとオイルを点検して
汚れていたらすぐに交換したほうが良い
ということが
わかりました。

古いバインダーなのに、新品の替え刃が売っていた!

中古バインダーの刃は
要チェックですね

刃の切れ味が落ちていると、
うまく刈り取れないので、不調の原因になるみたいです。

バインダーの型番と替え刃を打ち込んで検索すると
売っているお店が出てきました!

一万円くらいしましたが、
これからもお米の天日干しはしていきたいので、
購入を決めました!

左が古い刃 右が新品

微妙に仕様は違うようでしたが、
サイズはぴったり!

交換は、ネジを二つ外すだけで簡単にできました!

 

機械の整備にも少しずつ詳しくなってきました☆

自給自足の暮らしを始める前は、
機械の整備には苦手意識があって、
自分には難しいかなと思っていました。

でも、

やればできる!

 

食の自給自足と農機具の関係

自給自足生活で、お米や野菜の自給を
本格的に実現するためには、
ある程度の農業機械は、必要になってくると思います。

僕は基本的に、手作業が好きなので、
なるべく手作業でやるようにしていますが、
それでも、一人で行うには時間と体力には限りがあるので、
効率よく行うために、機械も使っています。

例えばお米作りでいうと、

  • 田んぼを耕運するトラクター
    (不耕起栽培という選択肢もありですが)
  • 田植え機の代わりに手植えで
    (田植えイベントにすれば最高)
  • コンバインは使わず、手刈りとバインダー
    (稲刈りイベントも、もちろん最高です)
  • 機械乾燥はせずに、天日干し
  • 脱穀はハーベスタ
    (300キロの量になると、
    足踏み脱穀機と唐箕では、やはり時間がかかり過ぎる)
  • 籾摺り機は必要
    (お米の農家さんに借りられたらラッキー)
  • 畔の草刈りには草刈り機
    (のこぎり鎌でもできなくはない)

といったところです。

畑でも、トラクター耕運機があると、
作業時間は驚くほど早くなります。

でも、

農機具を新品で揃えるなんて、
自給自足とは釣り合いません。

というのも、新品の農機具を揃えると、
数十万円~数百万円は、軽くかかってしまいます。

大規模な農業をする場合は、別ですが、
自給的な範囲での農となると、
なるべくお金をかけずにやりたいところですね。

 

そこで、

中古の農機具に注目です!

古い農機具でも、十分に使えるものはあるし、
タイミングがあえば、無料で譲ってもらえたり、
ヤフオクや中古の農機具屋さんで
安く購入することができます。

 

うちのトラクターは元々、今の家に置いてあった、
40年前のトラクターを修理して使用。

タイヤ交換やオイル交換、バッテリー交換、
ラジエーターホース交換など、それなりに出費はありましたが、
単にお金を使うというだけでなくて、
修理する体験をすることが出来るので、
何かトラブルがあったときに、自分で治せるかもしれないという
小さな希望が生まれます。

 

古くてもちゃんと作られたものであれば、
修理して手入れすれば、十分使えます!

そういう意識、そして農機具の知識や修理技術も、自給自足生活には大切ですね☆

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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