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わな猟を始めるにあたって必要なお金の話 その2 くくり罠・道具・装備編

な猟を始めるにあたって必要なお金の話その1 

の続きです。

無事にわな猟の免許を取得し、狩猟者登録も出来た!
とします。

さて、いよいよ、わな猟のスタートです!

と、その前に道具と装備を整える必要があります。

わな猟を行う際に必要な道具・装備品 

  1. わな猟の道具(くくり罠や、箱罠など)
  2. 止め刺しの道具
  3. 山に入る際の装備品

それぞれ、具体的にどのような物が必要でしょうか。
また、それぞれにの値段はどのくらいでしょうか。

1.わな猟の道具(くくり罠、箱罠など)

  • くくり罠・・・ 様々な種類のものがあります。 完成品を購入すると、一つ 4000円~12000円 程度
  • 箱罠・・・シカやイノシシなどの大型獣用 5万円~7万円 程度、 アナグマなどの小型獣用 6000円~2万円 程度
日本一安い罠の店  http://nihonichi.info/index.html
OSP商会   http://www.osptrap.co.jp/ 
太田製作所  https://www.inoshikajp.com/

上記のお店などで購入することができます。

 

 単独でわな猟を始める場合、大型の箱罠は、
設置が大変なこと、資金面での負担なども考え、
今回はくくり罠を採用しようと思います。

 くくり罠を仕掛ける場合、ある程度の数は必要です。

 5個セットで多少安く買えるので、5個購入するとします。

くくり罠 5個  23100円  (税込み) (日本一安い罠の店 での価格です)

 これは、わな猟を始めるにあたって、
最低限の数だと思われます。
5つ仕掛けても、一頭もかからないことも
十分あり得ます。

 わな猟の初心者の場合、
そもそも、どこに仕掛けたらいいのかということも
わからないと思いますので、なおさら、
数は必要かと思います。

 せっかく、わな猟を始めたのに、
一頭もかからないと、それはそれで面白くないので、
続けていこうとする意欲がそがれてしまいます。

 また、実際に、イノシシやシカがくくり罠にかかった場合、
罠のワイヤーや、パイプ部分、バネの部分が傷んで使えなくなることが
多いので、交換用にそれらの部品も購入する必要があるでしょう。

 その際、ワイヤーを加締める道具(スエージャー)が
必要なので、合わせて購入する必要があります。

 このあたりについては、別途解説しています。

くくり罠の作り方 本体編

こちらで解説している内容では、工具を揃える必要がありますが、
部品代の合計は、一つあたり 約2000円 くらいかと思います。

ちなみに、僕がわな猟一年目の時は、
超ラッキーな出会いがあって、
仁義に熱いハンターの親分から、
罠のサンプルをいくつかいただいたおかげで、
既製品の罠は購入することなく済みました。

とはいえ、部品などを買い込みました。

一年目は 罠の部品代 22205円(スエージャーという罠作りの道具込み)
二年目は、罠の部品代 31785円(小動物用の箱罠も購入)

罠を25個ほど、作製することが十分出来る量です。

2.止め刺しの道具

自分が仕掛けた罠の見回りにいくと、当然ですが、
イノシシやシカなどの動物が自分の罠にかかっていることがあります。

猟師として、わなを仕掛けた以上、
動物がその罠にかかっていたら、責任をもって、
自らとどめを刺さなければなりません。(止め刺し)

止め刺しは、基本的に刃物(ナイフ)で行います。

放血用ナイフ(剣鉈) 7000円~3万円程度 
止め刺し用 剣鉈

とはいえ、動き回っている獲物の急所を
ナイフで刺すことは至難の業です。

ですので、なんらかの方法で、動けなくする必要があります。
一番原始的な方法は、木の棒で頭などを殴打し、気絶させるという方法です。

こん棒 0円~ 硬い木の棒です。身近に生えている木を切り出してもよいでしょう。

トビ  約7000円~(本来は林業用、先に金具がついている木の棒) 先端の金具の背の部分で叩くわけです。
先輩猟師さんはこれを使っています。

トビ

木の棒でしばくというのも、相手がイノシシとなると、
危険度が上がりますし、大きいイノシシだったら、
頭に一撃あたったくらいでは、倒れないらしく、
相当格闘することになるでしょう。また、長期戦になれば
その分、動物への負担も増えてしまいます。

そこで、電気ショックを利用して、
より安全に、また動物への負担を軽減する方法もあります。

電気止め刺し  約30000円~  電気で感電させ、そのショックで獲物を気絶~絶命させる道具です。
既製品を購入する以外に、自作すること可能です。僕は自作したものを使用しています。 

狩猟用「電気止め刺し」「電気ショック」「電気槍」の作り方の解説その1 ~材料編~

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また、こん棒や、電気止め刺しを使うにしろ、
獲物がワイヤーの長さの範囲内を自由に動ける状態で
近づくのは、怖いです。

そこで、獲物の動きをより制限するための
保定道具(鼻くくり)というものがあります。

保定道具(鼻くくり) くくり罠にかかった、イノシシや鹿の動きを封じるための補助道具です。
オリモ制作販売   約8000円 (保定道具の金具とそれに応じたくくり罠を購入する場合)
より簡素なものを自作することもできます。 その場合は、部品代合計1000円以内 で作ることが出来ます。

保定道具(鼻くくり)

棒の先に、ワイヤーの輪っかがあって、
その輪の中に獲物の、鼻や、脚、角などが
入った瞬間に棒を引っ張ると、輪が締まって、固定できるというものです。

以上、様々な道具がありますが、
最低限の装備で臨む場合は、
放血用のナイフと、こん棒で、約7000円 です。

最後に、止め刺しとは直接関係ありませんが、
山から獲物を運搬する際に、ソリのようなものがあるとよいです。
地面の上を引きずっていくと、お肉が傷む可能性があります。

ソリ  子ども用のソリは、1500円程度。より大きいソリは、もう少し高い。

僕が実際に購入した道具の合計金額は、

止め刺しの道具購入の合計金額・・・約30000円 (放血用ナイフ1万8千円、自作電気止め刺し1万円、鼻くくり1千円)

3.山に入る際の装備品

猟で山に入る際は、安全装備がかかせません。

厚手のゴム手袋   約400円~   血がついたりすることもあり、防水加工の、手首まである手袋がよいでしょう。

スパイク長靴   約10000円~20000円   斜面を歩くことも多く、必須のアイテムです。
獲物と対峙するときに、こちらが足を滑らせてしまうと、命とりになってしまいます。

撥水加工のしてある服 もしくは汚れてもよい服(目立つ色がよい)   生地のしっかりした雨カッパなどでもよいでしょう。

帽子   頭を保護する意味でも、目立つ意味でもあった方がよいでしょう。

 

僕が実際に購入した装備品の合計金額は、

装備品の合計金額・・・20800円 (スパイク長靴2万円、ゴム手袋800円)

まとめ

最低限必要なものとして、くくり罠5つ、放血用ナイフ、こん棒、ゴム手袋、スパイク長靴、合羽、帽子 があげられます。

止め刺しの時は、自分自身の戦闘力を冷静に考えて、
くれぐれも無理せず、保定道具などを利用し、安全を優先してください。

道具を自作することで、初期費用を抑えることも可能です。

僕が実際に購入した代金・・・罠の代金 54000円
              止め刺しの道具代 30000円
              装備品代 20800円
合計・・・ 104800円

 

ここまでは、わな猟で獲物を捕らえ、仕留めるまでに
必要であろうと考えられる道具・装備品を紹介しました。

その先、解体し、精肉し、保存というところまで考えると、
さらにいろいろな道具や、消耗品なども必要になってきます。

次回は、その辺りを解説したいと思います。

続く。

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