こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
最近は、ブログやユーチューブ動画の更新が出来ておりません・・・
というのも・・・
鹿肉の精肉作業に追われています
先日、大きなオス鹿が2頭とれて、その翌日にメス鹿が1頭獲れました。
こういうときは、ジビエを扱っている肉屋さんに一頭買いしてもらったり、
知人に来てもらって、一頭買いしてもらったりしているのですが、
今回は、どうもタイミングが合わずで、
結局僕が、大きな鹿3頭分を、
一人で解体~精肉作業をすることになりました。
ハッキリ言って・・・
めちゃめちゃ経験値が上がります!
2~3日の間に、
後ろ足6本分、前足6本、ロース6本の
精肉作業をするのです。
そりゃ、慣れます(笑)
精肉作業というのは、
枝肉の状態から、骨を外して、
部位に分けて、その際に、血管やリンパ、筋や膜などを
取り除く作業のことです。
ここ数日でかなり上達しました。
骨の場所や部位の位置関係などが
正確にわかるようになってくるので、
迷いなく包丁を使うことができます。
とはいっても・・・
精肉作業は、時間がかかります
モモ肉一本を精肉するのに、小一時間くらいはかかるような感じがします。
精肉するだけでなく、最後に真空パック詰めをして、日付などの
メモを書く必要もあって、その都度、片づけもしなければなりません。
結構、集中力のいる作業なので、長時間の作業は
キツイということもあります。
今日は、もも肉を4本分、精肉しましたが、
目が疲れました。
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プロ猟師は一体いくら稼いでいるのか?
プロ猟師は、猟期の間にどのくらい稼いでいるのでしょうか?
僕が実際に、プロ猟師の方から聞いた話を元に、
まとめてみました。続きを見る
かなりの量の鹿肉で専用冷凍庫がパンパンです(汗)
大きな鹿の場合、一頭で20~30キロくらいの肉が手に入るので、
ものすごい量になってきます。
今期、鹿を12頭獲っていまして、半分くらいは、
一頭買いしていただいているのですが、
6頭は自分で解体~精肉しています。
すでに100キロ以上の鹿肉です。
猟師の仕事と、精肉の仕事は出来れば分業したい
猟師の腕があがっていると、
当然たくさん獲れるようになるので、
そうなってくると、自分で解体~精肉していたのでは、
猟師の方に支障をきたすようになってしまいかねません。
もちろん、自分一人で精肉まで出来る猟師でありたいと
思っているので、そこは大切にしたいところですが、
時間が足りないというのが、現実です。
獲った鹿の行先を確保することが、本当に大切です。
これは、自分自身の体験を持って、
心底理解したことだと言えます。
大変さというのは、自分自身で味わってみないと、
本当のところはわからないのです。
しんどさを痛感してこそ、
少しでもマシにできるように
行動できるのだと思います。
でも・・・
上手に解体~精肉した鹿肉は、本当にうまい!
今日は、鹿の内もも肉をローストしたのですが、
うますぎ!
最強!
極上の柔らかさと、癖のない上質な肉の味わい。
これは、間違いなく最高級品です!
牛肉よりも、相当美味しいです。
フランス料理で、ジビエが最高級食材だという意味が理解できますね。
自然の中で、健康に育った野生動物の肉は、家畜のそれとは別物です。
自分で全て行うからこそ、
全ての工程を自分の目で確かめているのです。
だから、あの時の止め刺し~血抜きが甘かったかな・・・とか、
あの個体がこんな味なのかとかまで、全てわかってしまいます。
本当に安心で美味しいものが食べたいですから、
そのための狩猟であり、解体~精肉作業です。
腕を磨いていくことで、
より精度を高めていきたいと思います。
さあ、明日も朝から、罠の見回りです。(はひー)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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