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くくり罠の作り方 踏み板編 その2 ~達人の罠を参考に~ 

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くくり罠の作り方 踏み板編 その2 ~達人の罠を参考に~ 

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

今日の午後は、日吉町で開催していた黒枝豆祭りにもいって、
生の素晴らしい音楽にも触れて、リフレッシュしました!

ピアノとバイオリンの
素晴らしい演奏

うちの長男は、鍛冶体験をさせてもらいました。

堀田さんの鍛冶体験

 

さて、前回の続きです。

くくり罠の作り方 踏み板編 その1 ~達人の罠を参考に~ 

くくり罠の踏み板部分の自作に向けて。
狩猟を2年経験し、猪や鹿などをくくり罠で捕らえてきました。
くくり罠の自作方法を公開していきます。
まずは材料編です。

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くくり罠の作り方 踏み板編 その2 ~達人の罠を参考に~

今日の午前中に罠作りをしまして、何とか完成しました。

土台の枠と、バネ、ワイヤーセットした踏み板

こんな感じでセットして・・・

一応、ちゃんと動作しました!

 

作り方の詳細を解説します。

土台の枠(VU-150の塩ビパイプ)

設計図面はこんな感じです

太い塩ビパイプを、まっすぐに切るのは難しいです!

包装紙をパイプ周りにぐるりと一周巻いて
まっすぐな線を引きます。

あとは、その線を見ながら、慎重に
パイプソーで切り進めていくのみです。

墨線に沿ってパイプソーで切っているところ

パイプソーで塩ビパイプを切るのは大変です!

結構、力もいるし、時間もかかります。

さらには、切りくずは、塩ビパイプのカスなので、
あまり周囲にこぼしたくないし、敷物をしいて
飛び散らないようにしています。

 

切る作業が完成した土台

へこんでいる部分は、バネワイヤーと組み合わせる際に、
よりスムーズになるための凹みです。

なくても大丈夫だと思われますが、一応つくりました。

ドリルで穴を連続であけて線につなげ、
ヤスリで平らにしました。

上の面から5㎜のところに穴をあけます

実は、実験した際には、穴を開け忘れていましたが、

土台の上面から5㎜の場所に、合計6か所、

爪楊枝が入るだけの穴をあけます。

こんな感じで爪楊枝がさせるようにします

これは、タヌキなどの体重の軽い動物が罠を踏んだ際に、
罠がガシャンと作動しないようにするための、
荷重調整用のものです。

シカや、猪などの大物を狙う場合は、
こんな風に爪楊枝をさしておくとよいです。

踏み板部分

今回は、厚さ6mmのベニヤ板で作りましたが、
8ミリでもいいかもしれません。

直径約15センチの円を、ベニヤ板に描きます。

ベニヤ板に円を描いたところ

電動工具ジグソーで、曲線に沿って切っていきます。

糸鋸でも曲線に切ることは可能です。

丸く切り抜いて、中心に穴をあけたところ

中心に、ドリルで穴を開けます。(ドリルの径は7.5mm)

M6サイズの蝶ボルトを、安全装置として使うので、
そのためにM6サイズの、つめ付ナットをたたき込みます。

つめ付ナットを
金槌で叩きこんだところ

アルミのL字アングル

アルミとはいえ、金属を加工するのは
骨が折れます・・・

既製品で、似たようなものがあればいいのですが、
近くのホームセンターにはありませんでした。

ということで、

こんな感じの場所に穴をあけたて、切ります

 

今回使用したアルミのアングルは、

厚さ2mmで、15mm×15mmのサイズのものです。

  • 長さは、5センチに切ります。
  • 二つの穴は、底面から1センチの高さの所に開けます。
  • 二つの穴の間隔は、2.3ミリくらいです。
  • ドリルを使う前に、ポンチを使います。(狙いの場所からずれないよう)
  • ドリルの径は、3.5ミリです。
  • 踏み板とくっつける底の穴は、適当な場所にあけます

鉄工用ドリルの径3.5mmで穴をあけます

先に、穴を開けてから、切った方がやりやすいと思います。

こんな感じに作ります

一つの罠に、この部品が二つ必要です。

 

次へ続く・・・

くくり罠の作り方 踏み板編 その3 ~達人の罠を参考に~ 

くくり罠の自作を検討している方へ。
達人の先輩猟師さんのくくり罠を参考に、
弁当箱型のくくり罠を自作しました。
ワイヤーガイドの溝を掘るのが、悩ましいです。
その詳細を記事にまとめました。

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