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くくり罠の作り方 踏み板編 その3 ~達人の罠を参考に~ 

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くくり罠の作り方 踏み板編 その3 ~達人の罠を参考に~ 

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

 

くくり罠の踏み板や跳ね上げ部分の自作は、

やっぱり難しい!

 

今日、見回りにいったら、
罠が空はじきしていました。

その罠の跳ね上げ部分を動かしてみると、
動きがスムーズじゃなくなっていました。

これじゃあ、空はじきするわけだ・・・

 

前回の、自作の続きです。

くくり罠の作り方 踏み板編 その2 ~達人の罠を参考に~ 

くくり罠の自作を検討している方へ。
これまでに2期の猟期を経験する中で、
猪や鹿をとらえてきました。
達人の先輩猟師さんのくくり罠を参考に、
弁当箱型のくくり罠を自作しました。
その詳細を記事にまとめました。

続きを見る

 

ワイヤーをはめる跳ね上げ部分

この部分が一番ややこしいです。

まず、ガイドの線を描いていきます

包装紙をパイプに巻き付けて、それに沿ってまっすぐな線を描きます

幅は、今回15mmで作りました。
(20mmでも大丈夫かと思います)

真ん中にワイヤーガイドの溝を彫るのですが、
その溝の幅は、5㎜を目指しました。

ワイヤーガイドの溝を彫ります

パイプソーで切る前に、溝を彫りました。

溝を彫るのは、回転ヤスリ(ロータリーヤスリ)を
使いました。

ロータリーヤスリ

近くのホームセンターで購入したのですが、
目が割と細かくて、彫るのに時間がかかりました。

もう少し荒い目のものを探してみる予定です。

回転ヤスリをインパクトドライバーにつけて、線に沿って彫っていきます

この作業が、時間かかります!

さらに、線に沿ってまっすぐ彫るのは至難の業

もっとよい方法があるような氣がします・・・

とはいえ、現状わからないので、
回転ヤスリで地道に削っていきました。

それなりに彫ることができました

 

ディスクグラインダーを使ってみました。

ディスク部分には、木材切削用のディスクを
使いました。

万力で塩ビパイプの方を固定します。

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綺麗に溝を彫ることはできました

ディスクグラインダーを使った方が、
正確でなおかつ短時間で溝を掘ることができます。

しかし!塩ビの粉塵が舞います

写真のように、手が真っ白になるくらいです。

木を削る際の粉塵なら、
まあ多少は許せるけど、

塩ビパイプの粉塵は、
ちょっと怖いです。

まさにマイクロプラスチックな感じがしますし。

もちろん、マスクはつけましたが、
それでも、完全にも防ぎきれないように感じたので、
息を止めて作業しました(笑)

でも、結局、粉塵が飛び散ることには
違いはなくて、掃き掃除くらいでは何とも
しがたいレベルなので、
どうしたものか・・・

 

 

次は、

パイプソーで切り落としていきます。

幅が15ミリで真ん中に5ミリの溝を彫ったVU150の塩ビパイプ

何度も言いますが、VU150の塩ビパイプを
切るのは、大変です・・・

 

次は、

この切った輪を変形させていきます。

このままでは、輪の大きさが12センチを超えてしまうので、

輪の短径が12センチ以内に収まるように変形させます。

塩ビパイプをどうやって変形させるのか?

熱湯で煮ると、ぐにゃぐにゃに曲げられるようになります。

要らないナベを使って、沸騰したお湯で少し煮ます

沸騰したお湯につけると、ほんの10秒くらいで、
ぐにゃぐにゃに曲がります。

お弁当箱の形に成型します

熱湯の中に手を入れて曲げるので、

厚めのゴム手袋をはめて作業します。
(じゃないと大やけど・・・)

お湯から出すと、すぐに固まってしまうので、
大きさを確認しながら、お湯につけたり出したりしながら、
微調整します。

12センチ以内に、それなりに成型できました

このお弁当型の輪を半分に切ります。

パイプソーで簡単に切ることができます。

半分に切ったところ

次に、

切り口をヤスリで丸く削ります。

跳ね上げがスムーズにいくように、
割としっかりと削り、なめらかな曲線にしていきます。

ヤスリにこすりつけるように削っていきます

こんな感じで曲線にしていきます

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次は、

穴をあけます。

この穴にM4のネジを入れるので、
穴のサイズは、4ミリより少し大きいくらいが
良いと思われます。

跳ね上げ部分の端に穴をあけます

穴のあける場所は、端から8ミリくらいのところです。

真ん中にあけるようにしました。

L字アングルに跳ね上げ部品を組み合わせます

踏み板にL字アングルを取り付ける前に、

先に、L字アングルと跳ね上げ部品を取り付けます。

使用するのは、

M4の長さ15mm(または20mm)です。

L字アングルと跳ね上げ部品の間に、
ワッシャーを2枚かませています。

 

こんな具合に、皿ネジとワッシャー2枚、ナットを組み合わせます

スムーズに跳ね上げ部品が動くように、
ナットとネジの締め具合や、
跳ね上げ部品にあけた穴の大きさなど、
その周辺を調整していきます。

スムーズに動くことが確認出来たら、

跳ね上げ部品を踏み板にネジで取り付けます。

取り付ける場所が左右対称になるように調整しながら、
ネジで取り付けます。

左右対称になるようにして、トラスネジで踏み板にくっつけます

 

一応、これで踏み板部分が完成なのですが、

ワイヤーガイドの溝を切った跳ね上げ部品の角度が重要なのです!

踏み板に対して、並行ではなくて、
若干ㇵの字型になっていないと、
ワイヤーを通してバネを圧縮した際に、
勝手に跳ね上がってしまいます。

横から見た時、軽くㇵの字になっていることを確認します

ですので、

この角度は、とても大事です!

でも、どのくらいの角度がベストなのかは、
微妙なところだと思います。

あまり角度がきつすぎると、
今度は、いくら重たい獣が踏んでも
跳ね上がらなくなってしまいます。

この角度は、

  • L字アングルにあけた穴の位置
  • 跳ね上げ部品の穴の位置
  • 跳ね上げ部品の幅
  • 跳ね上げ部品のワイヤーガイドの深さ

などが、全部関連しています。

手作業で作っているため、
それぞれが微妙にずれたりするので、
毎回、同じ角度に仕上げるのは難しいです。

そこが、手作りの罠の難しさの一つです。

この辺りは、実際に使っていく中で、
経験を積んで、調整していくしかないと思います。

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くくり罠の自作が出来ました!

実際にうまく動作するか試してみました。

土台の枠と、バネ、ワイヤーセットした踏み板

ワイヤー部分は、また別に作る必要があります。

くくり罠の作り方 本体編 ~ワイヤーとバネの部分~

くくり罠の自作を考えている方へ。
これまでに2期の猟期を経験する中で、
猪や鹿をとらえてきました。
今回は、くくり罠のワイヤー部分の自作に関して、
その詳細を記事にまとめました。

続きを見る

こんな感じでセットして・・・

この実験のときは、土台の枠の部分に
爪楊枝を刺す穴をあけるのをわすれていたため、
爪楊枝なしでの実験になりました。

ほうきの柄を獣の足に見立てて、
踏み板を押してみます。

軽く押したくらいでは、
跳ね上がらない・・・!!!

少し体重をかけると、

ガシャーン!

一応、ちゃんと動作しました!

 

自作のくくり罠の作動実験は成功!(たぶん)

 

くくり罠を自作した感想ですが、

非常に面倒くさくて、手間がかかります!(苦笑)

 

既製品を買った方がよいかも・・・とさえ思いました(汗)

 

ですが、

材料費は、かなり安いです!

一つあたり100円もかからないと思います。

 

あとは、自作すると、
自分で微調整が出来るようになるので、
実際に罠猟をしながら、試行錯誤して
よりよい自分にあった罠を作ることが
できると思います。

くくり罠の踏み板部分の自作は、
かなり根性がいりますが、試してみる価値はあるでしょう!

以上、

くくり罠の作り方 踏み板編 その3 ~達人の罠を参考に~

でした。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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