こんにちは。
自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。
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令和6年、正月明けてから、本格的に狩猟を行っています。
ボチボチ穫れていますが、そんな中で
先日、大きなオスの鹿がくくり罠にかかっていました。
大きなオスの鹿がくくり罠にかかった!~対処法、注意点など~
まず、罠に鹿がかかっていて、角のあるなしで
オスかメスかを判断し、
角がある場合、その角が何本に分かれているかを確認します。
大きな角を持っていて、体格もやはり大きいです。
大きなオス鹿の際の注意点
まず、ものすごく力が強い!!!
足にくくっている罠のワイヤーだけだと、
動き回られるので、もう一本ワイヤーのついた
保定道具を使っています。
このような大きな角がある鹿の場合は、
その角にワイヤーを引っかけて、引っ張って
別の木に括りつけるのですが、
綱引きで負けそうになります・・・(;^_^A
何とか頑張って、
二方向からロープで引っ張るような形にすることで、
ある程度、身動きの取れないような状況にします。
この上の写真のような感じで、
ある程度動けなくなるので、
タイミングを見計らって、
棒で頭の付近を強打します。
ですが、ここで注意!!!
大きなオスの鹿は、力が半端なく強いので、
近づいた時に、ジャンプしたり、
めちゃくちゃに暴れることがあります。
ハッキリ言ってかなり怖いです。
頭を狙って棒を振り下ろしても・・・
立派な角に守られて、
なかなかこちらの打撃が効かない!!
そして、一度、こちらの攻撃が
大したことないということが分かると、
その後の鹿の動きが変わります・・・
全然、逃げなくなるし、
角を下からすくい上げるような感じで
攻撃するそぶりを見せるようになりました。
立派な角がある鹿の場合は、
真正面から振り下ろすのではなくて
横から延髄付近を狙った方が無難だと思います。
結局、斜めに振り下ろして、
首の付近を狙って、気絶させることが出来ました。
いざ、止め刺しをする時・・・!!!
気絶したかに見えますが、
止め刺しのナイフを刺した瞬間、
痛みで目覚めたりします。
角を振り回すし、後ろ足を使って
めちゃくちゃに蹴りまくるし、
一番、危険な瞬間とも言えると思います。
角が一番怖いので、
角とは反対側に位置取りして、
ナイフを首の付け根辺りから
心臓付近を狙って刺すわけですが、
後ろ足で、思い切り蹴られました・・・
まあ、蹴られたといっても、
手のひらなんで、
「アイター!」くらいで済みましたが(;^_^A
その後の、運搬が一番キツイです
今回のオス鹿は、70キロありました。
ソリに載せて運ぶわけですが、
とにかく重たくて、上り坂は特に動かない・・・
休み休み、踏ん張って、何とか軽トラに載せることができました。
大きなオス鹿は、一人でやるのはちょっと大変ですね
仕留める際には、結局一人でやることにはなりますが、
万が一のトラブルの時や、運搬の際には、誰かもう一人いてくれたら
助かりますね。
その後の解体でも、皮を剝く際に
硬くて、首の部分がなかなかに時間かかってしまいます。
とはいえ、今回のオス鹿は、特にキツイ臭いもなく、
肉の量はものすごくたくさん取れました!
昨シーズンに獲った、大きな鹿は、
臭いがきつくて普通には食べられませんでした・・・
今回のものは、大丈夫♪
色々とありますが、様々な経験をしながら、
最善の方法を模索していくのが良いですね!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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