狩猟

猪による死亡事故は何故起こるのか?

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猪による死亡事故は何故起こるのか?

こんにちは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

今朝は、少しだけ雪が積もっていました。

罠の見回りにいくと、

バキッツパキと音がします。

鹿のオスがかかっていました

先輩の罠にオスの鹿がかかっていたので、
電話で確認後、僕が一人でとりこみました。

見回りにでかけてから、処理が終わり、
片づけを終えるまで、
約1時間30分ほど・・・

動物の命を奪うことに、
慣れてしまいつつある自分が怖いです。

さて、先日ニュースで、
罠にかかったイノシシによる死亡事故があったと
聞きました。

改めて、命がけだなと思います。
(狩猟に限らずですが)

猪による事故は何故起こるのか?

ということに、ついて考えてみたいと思います。

先輩のプロ猟師さんから聞いた話を元に、
僕なりの感覚も交えて、考察してみたいと思います。

まず、死亡事故が起こると、
とにかく危険だ!怖い!という印象が
先行してしまいますが、
闇雲に怖がるのは違うと思っています。

油断禁物であることは、間違いありませんが。

くくり罠猟で事故の起こる原因

  1. くくり罠のワイヤーが切れる
  2. 動物の脚が切れる
  3. 人の方が滑落するなどしてしまう
  4. 止め刺し用のナイフの扱いを誤ってしまう
  5. 気絶したと思ったらしていなかった
  6. 電気ヤリで自分が感電してしまう

などが考えられます。

今回のニュースでは、
1のワイヤーが切れて、イノシシが襲い掛かってきた。
ということでした。

何故、ワイヤーが切れたのでしょうか?

くくり罠で使うワイヤーは、
一般的に4ミリの直径のもので、
金属の細い針金が、何本もまとめて
撚ってあるもので、芯には、麻ひもやポリひもが
使われていることが多いです。

普通のはさみではおろか、
ニッパーやペンチ、番線カッターなどでも、
断ち切ることはできません。

専用のワイヤーカッターがないと、
普通は切ることはできません

では、そんなに丈夫な金属のワイヤーロープが
何故切れるのでしょうか?

  1. ワイヤーロープは、引っ張りには強いが、ねじれには弱い
  2. 想像以上の野生動物のパワー
  3. 罠にかかった獲物の発見が遅かった(予想)

罠の見回りの頻度が重要です!

先輩のプロ猟師さんでも、
今までに何回もワイヤーロープを切られて、
イノシシに逃げられているそうです。

見回りにいったら、すでに逃げていたということや、
見回りにいったら、その場でワイヤーを切って、
逃げたり、こちらに向かってきたこともあるそうです。

その時はとっさに飛び跳ねて、またの下をくぐって、
逃げていったそうですが、
人によっては、追いかけまわされたり、
ズボンにかみつかれたり、ケガをすることも
あるそうです。

いずれの場合も、

イノシシが罠にかかって、
時間が経つにつれて、ワイヤーを切られる可能性が
高まっていくようです。

 

罠にかかってから、
2日間以上経過してしまうと、
危険性がぐんと上がるそうです。

罠から抜け出そうと、必死に暴れまわっているうちに、
ワイヤーが近くの木に絡まったりして、
ねじれてしまうことが考えられます。

ねじれたままで、思い切り引っ張るので
ワイヤーがボロボロになって、切れてしまうようです。

僕も、先輩のプロ猟師さんについて
イノシシを仕留めに行った際、
イノシシがワイヤーを切って、こちらに向かってきた経験があります。(汗)

その時はイノシシは疲れていたのか、
ゆっくり歩いてきたので、
先輩のプロ猟師さんが、トビですかさず強打して、
気絶させたので、事なきを得ました。

僕は、最低でも2日に一回は見回りに行きます

一時期は、毎日見回りに行っていましたが、
最近は、2日に一回、見回りにいっています。

それでも、罠にかかって丸一日経過した場合は、
危険だと思われます。

初めて、イノシシを獲った時、
朝から用事で出かけていて、
帰宅後、夕暮れ時に見回りに行った際に、
大きなイノシシが罠にかかっていました。

その時は、初めてだったし、
暗い中での、取り込みは危険と思い、
翌早朝に、仕留めに行きましたが、
くくっている脚がちぎれかけてしました。

ギリギリ、脚の筋一本で繋がっている状態で、
怖かったことを覚えています。

思わぬところにも、危険は潜んでいます

  • 斜面で足を滑らしたり
  • 止め刺しナイフなどの刃物でケガをしたり
  • 運搬中に転んだり

不注意による事故も起こり得るので、
もし事故が起きたとしても、ケガが最小限で済むように、
装備品は充実させておいた方がよいと思います。

  • 分厚いゴム手袋
  • 丈夫なスパイク長靴
  • 帽子
  • 目立つ色の服装

などは、必須だと思います。

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鹿の場合も、事故は起こり得ます

とくに、オス鹿は、
力も強いし、何より鋭い角があります。

迂闊に近寄らないこと。

特に、斜面は注意していても滑ってしまうことがあります。

また、

止め刺しをした際に、

暴れて後ろ足が思い切り動いたりします。

止め刺しをする場合、
自分の立ち位置を考えて、
鹿の後ろ足による蹴りをくらわないように、
また、角にも注意する必要があります。

 

とにかく氣を引き締めて!

あと、猟期は残りわずかです。

最後までケガしないように、
乗り切っていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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