こんにちは。
自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。
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正月明けてから、本格的に狩猟を始めまして、
現在までに鹿が9頭獲れています。
数としては、今までよりも少ないくらいですが
解体~精肉までしているので、このくらいの量でも
結構大変だったりします・・・
そんな折
諦めていたくくり罠に、イノシシがかかりました!~祝、今季初のイノシシ~
毎朝、見回りをしていますが、
仕掛けているくくり罠の中には、うんともすんとも言わない、
「死んでいる」罠がやっぱりあって、
もうそろそろ回収しようかなと思っていた矢先のことでした。
なんと、イノシシがかかっているではないですか!
今年は、年明けから狩猟を始めたこともあって、
イノシシは狙っていなかったのです。
だから、驚きましたが、やはりイノシシがかかると
猟師としては、嬉しいものです。
どのようにしてイノシシを仕留めるのか?
上の動画でもあるように、イノシシは、こちらに向けて
全速力で突進してきます。
つまり、攻撃してきます。
ハッキリ言って怖いです(;^_^A
ですが、僕の場合は、
ほぼ毎日見回りに行っていますし、
まだ罠にかかってから時間が経っていないので、
比較的安心感はあります。
というのも、
イノシシは強烈なパワーを秘めているので、
鉄のワイヤーをちぎってしまうことや、
自分自身の足をちぎって、逃げてしまうこともあるのです・・・
ですので、
まず、ワイヤーが括っている脚の部分を確認して、
しっかりと括れているかどうかを確認します。
さらには、より戻しが効いているかどうか、
ワイヤーがねじれてしまっていないかなども、
確認する必要があります。
今回は、杉林の中だったので、
そんなに周りの木などにワイヤーが絡まることなく、
比較的自由に動き回っている状態でした。
くくり罠のワイヤーは、最長で約4メートルくらいに
なっていました。
イノシシの行動範囲は、周りの地面の掘り返し具合で
わかるので、イノシシが動いてくる範囲内には
間違っても入らないようにしています。
保定道具をつかって、口のあたりを固定します。
このようなものや、
このような商品がありますが、
自作をすることももちろんできます。
僕は、かなりシンプルなもので、
ちょっとワイヤーもへん曲がってしまっているものを使っているので、(汗)
一発で鼻をくくったり出来ないのですが、
なんとか口の部分を括ることができました。
保定道具をイノシシに引っかけた後、
綱引きをすることになるのですが、
イノシシは、本当に力が強いですね。
こちらの足場が悪かったこともあって
綱引きは完敗でした・・・
ですが、イノシシは、
こっちに突進してくるときがあって、
そのタイミングで、引っ張り上げて、
別の木に保定道具のロープを括りつけることができました。
その状態でも、ある程度はイノシシが動いたりしますので、
最新の注意を払いつつ、
薪割りの斧の背(ハンマーになっている部分)を使って、
イノシシの脳天めがけて思い切り振り下ろします。
僕は、普段から薪割をしていて、
薪割りはプロ級だと自負しているので、(笑)
ほぼ一撃で気絶させることができました。
とはいえ、念のために4発くらいは振り下ろしましたが。
そして、止め刺し用のナイフで、
首元から心臓に欠けてを刺してやれば、
勝負ありです。
絶命する直前は、後ろ足をバタバタさせるので、
それを確認した上で、足の罠を外して、
血が抜けるように位置を動かしたりします。
自然の恵みに改めて感謝です。
今回のイノシシは、メスで、
体重は43キロほどでした。
ととt
内臓を抜いたら、およそ35キロでした。
そんなに大きくはないのですが、メスということもあるし、
脂もそこそこのっているようでした。
イノシシは、そんなに数をやったことがないので、
慣れていなくて、色々とてこずりましたが、
それなりに綺麗には内臓を出せたと思います。
狩猟は、生きている動物の命を奪うという行為です。
美味しいお肉のためとはいえ、
やはり残酷だと思います。
改めて、自然の恵みに感謝したいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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