こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
本格的に寒くなってきまして、
我が家では薪ストーブを設置して、
暖をとっています。
薪ストーブの暖かさというのは、
ファンヒーターやエアコンの暖かさとは
別物です。
薪ストーブから発せられる遠赤外線が
身体を直接温めてくれるのです。
「暖かさは豊かさです」
我が家では、
【格安】改造薪ストーブで懐も(笑)ポカポカです☆
薪ストーブは、本当に素晴らしいことはわかっていても、
それを自宅に設置するかどうかとなると、話は別です。
なにせ、一般的に薪ストーブはかなり高価です!
うちは、薪ストーブ自体は約12000円。
煙突代は約6万円。
遮熱用の部品などで15000円ほど。
合計、87000円くらいで 設置することができました。
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この金額を見ると、
ファンヒーターと比べたら随分高いと思います。
石油ファンヒーターなんかは、1~2万円くらいあれば、
新品が買えますよね。
しかーし!
一般的に、薪ストーブは、導入するにあたって100万円くらい!
かかると言われています。
ですので、10万円以内で
薪ストーブを導入できるのは格安と
言えるのです。
実はさらに、燃料である
薪も、購入するとかなり高価なものです。
最近は、灯油も値上がりしてきましたが、
それでも、薪の方が遥かに高いです。
知人の薪ストーブユーザーの話では、
一冬の薪の代金は10万円を軽く超えるそうです。
(それでも、割ってある乾燥した薪を購入している
わけではなく、丸太のままの原木を購入しています)
つまり、チェーンソーを使って、玉切りにして、
その後、薪割りをして、乾燥もさせなければなりません。
僕は、自分で山へ行って
薪を調達しているので、(許可をもらったうえで)
燃料である薪自体は購入していません。
つまり、
燃料費は無料です!
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さらには!
薪ストーブで調理ができるので、
火をつけている冬場は、
一日3食、薪ストーブで調理をすることができます。
その分、調理のためのガスの節約にもなりますね☆
薪ストーブに何をもとめるか?
結局のところ、これに尽きます。
僕自身は、
薪というその地域でとれるエネルギーを使って、
エネルギーの自給がしたかった。
ということが大きいです。
エネルギーの自給のために、
初期投資で100万円を費やすというのは、
ちょっと違うような感じがしたので、
初期投資はなるべく抑えたかったのです。
漆黒に輝く重厚感のある薪ストーブの炎を眺めながら、
暖かく優雅なひと時を過ごしたいという場合は、
採算度外視で、いわゆる大人の趣味の一環として
その機能美を追求したらいいと思うのです。
うちの場合、
古民家に住んでいることもあって、
冬は寒いので、何よりも暖かさが重要です。
そして、移住した最初の頃は、
このまま住み続けることが出来るかということも
分からない状況だったし、
安い薪ストーブで始めるので良かったと思っています。
薪ストーブは、煙突が最重要です!
つまり、
いくら性能の高い高級薪ストーブだとしても、
煙突がダメだと、その性能は発揮できません。
また、
安い薪ストーブでも、煙突さえ
しっかりしていたら、十分に暖かいし、
煙などの問題もありません。
このことは当然、
薪ストーブの業者であれば
理解しているので、
煙突だけで数十万円かかってしまうのです。
良い煙突の条件としては
- 縦に長いこと
- 横引きはなるべく短いこと
- 煙突の口径が大きいこと(150ミリ以上)
- 二重煙突であること(屋外部分は特に)
以上が挙げられると思います。
既製品の二重煙突はどうしても高価になってしまいます。
二重煙突をDIYで安く作ることもできます。(過去記事参照)
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まっすぐな部分は、材料さえあれば
非常に簡単ですが、
曲がりの部分は難しいです。
古民家に移住して、薪ストーブをDIYで設置しようと考えている人へ
薪ストーブ自体は、うちが使っているような
数万円のものでも十分だと思いますが、
安い薪ストーブは、煙突の口径が106ミリや120ミリなど、
小さい場合が多いのです。
煙突は太いものを選びましょう!
特に106ミリの口径のシングル煙突では、
しょっちゅう煙突が煤で詰まってしまい、
煙突掃除を1シーズンで何回もする羽目に
なります。
僕自身、経験がありますが、
2~3週間で煙突が詰まってしまい、
そのたびに、煤まみれになりながら
煙突掃除をしなくてはなりません・・・
また、細い煙突では、太い煙突に比べると
炎の引きも弱く、
着火する際もうまく燃えてくれず、
なかなか火がつかないということにも
なりやすいです。
煙突には、異形アダプタというものがあります。
口径106ミリのものを150ミリへと
変換するための煙突部材が売っています。
そういうものを利用して、
太い煙突を利用するのを断然おすすめします。
もちろん、細い煙突に比べると
値段も高くなるのですが、
そこをケチると、薪ストーブを
使うのが億劫になってしまうかもしれません。
高価な薪ストーブの煙突は、ほぼ間違いなく150ミリ以上です。
ですので、
将来的に高性能な薪ストーブを手に入れたときでも、
煙突をやり替えなくて済みますよ☆
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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