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山水自給の緩速ろ過装置の材料は何が良いのか?~そこらにあるものを活用~

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山水自給の緩速ろ過装置の材料は何が良いのか?~そこらにあるものを活用~

こんにちは。

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私たちは田舎へ移住、自給自足に挑戦しつづけて丸6年!

いよいよ7年目に突入します!

 

自給自足の一環として、山水を生活用水全てに活用しています。

【天然水を自給自足する!】目指せ!自給率100%!自給自足の始め方#9~水の自給 ~

自給自足の始め方。今回のテーマは、「水の自給」です。
命に係わる水を、自分たちで手に入れられることは、
とても安心感がああります。
水の自給は、とにかく最初が肝心です。

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山水自給の緩速ろ過装置の材料は何が良いのか?~そこらにあるものを活用~

山水のろ過装置

 

山水の緩速ろ過方式のろ過装置は、上の写真のような感じです。

  1. 山水の蛇口
  2. 流入槽(何も入っていない)←左上の白いやつ
  3. 砂利槽(砂利が8分目まで入っている)←左の小さめの黄色の樽
  4. 砂槽(砂が7~8分目まで入っている)←真ん中の大き目の黄色の樽
  5. 貯水タンク(ろ過の終わった浄水タンク)←右側のオレンジの大きなタンク

というような感じで、ろ過装置が構成されています。

基本的な仕組みとしては、

常に24時間、蛇口から山水がちょろちょろと流れでている状態にしておくことで、

砂槽の表面に微生物が発生し、その微生物が水をきれいにしてくれるというイメージです。

 

特別なハイテクノロジーを使うでもなく、
天然の湧水の原理を小規模に適用したというイメージですので、
とても安上がりなのです。

ただ、それぞれの槽(バケツ)には、どんな材料を使ったらいいのかは、
頭を悩ましたところでもあります。

というのも・・・

水漏れが多発しました!

樽に穴を開けて、配管しましたが・・・

僕が最初、それぞれの槽(バケツ)として使ったものは、

上の写真にあるような、知人からもらった漬物樽でした。

大きさ的にもちょうどよかったし、無料でしたし、たくさんあったので、

最適だと思いました。

 

しかし、樽のままでは、パイプを接続できないので、
穴を開けて、パイプを接続し、シーリング剤などで、
水が漏れないようにしました。

しかし!

完全に水漏れを塞ぐのは結構難しかったのです!

そこで・・・

便利な部品を活用しました

関西化工 浄化槽用ねじ付ソケットストレート(パッキン付) という部品を使いました!

この商品は、値段も安くて、かなり優れものです!

 

しかーし!

それでも、水漏れするのです!

その理由は・・・

樽(バケツ)は、丸い形をしているわけで、

側面は平らではなくて、微妙に曲線になっています。

ですので、いくらパッキンがあって、

きつく締めたとしても、少し隙間ができてしまいます。

 

では、パイプ接続時の水漏れの解決策は?

コーキングと組み合わせて

 

先ほどの、

関西化工 浄化槽用ねじ付ソケットストレート(パッキン付) を使ったうえで、

さらに、コーキング剤をこれでもか!というくらいに、

塗りたくってやれば、水漏れは防げます。

 

しかーし!!!

 

メンテナンス時などに、パイプを外したりすると、
その時の衝撃で、コーキングに隙間が生まれて、
再び水漏れしたりすることにもなります(涙)

 

結論!

樽やバケツといったような、

丸いものの側面にパイプを接続するのは、難しい!

 

ではどうするか?

 

そこで、思いついたのが、

倉庫にしまってあった、

赤ちゃんの沐浴用のお風呂です。

ベビーバス

 

既製品、バンザーイ!(笑)

ベビーバスはお湯が溢れた時用に排出口がついているのです

 

家にベビーバスなんて置いてないという場合、

ベビーバスは、リユースショップにいけば、格安で手に入ります

たぶん1000円はしないと思います。

 

緩速ろ過装置を組む場合、

このベビーバスを活用すれば、

水漏れに悩まされることなく、

しかも、格安で!いけると思います!

 

砂ろ過槽は、ある程度の大きさが必要なので、

そこは、できれば、四角い大きなものが欲しいところではありますね。

 

衣装ケースなどでは、やはり強度的に問題ありますし。

このようなものが身近にあれば、一番良いように思います。

 

緩速ろ過装置の自作は、試行錯誤の連続です

砂ろ過層を通過する水の速度には限界ありますので、

蛇口からの水量を増やしてしまうと、砂ろ過槽の上部から

水があふれ出てしまいます。

あふれ出てしまった水

 

また、蛇口からの水が止まってしまっていたり、

時々、見に行ってやらないと、いけません。

 

そういう意味では、面倒ではあるのですが、

水の自給っていいですよー!

 

もちろん、上水道がある場合は、そちらも併用するべきです。

でないと、いざというときに、困ってしまいます

我が家は、料理、飲み水、お風呂、洗濯に山水を使用しているので、

水道料金は、基本使用料内で収まるようになってきました!

月に10m3以下までは基本料金

 

先月の上水道の使用量は6m3でした。

 

今後の課題

やはり、冬場の凍結対策が一番の問題です。

マイナス10度を下回るような日が続くと、

いくら水を流し続けていても、水流が弱いので、

配管のどこかが凍り付いてしまったりします。

 

寒波に完敗です~今年も山水が使えなくなりました涙~

山水を自宅に引き込んで活用しています。
しかしながら、この冬の強烈な寒波で、凍り付いてしまい、
使えなくなってしまいました。
まさかこんなことになるなんて・・・

続きを見る

 

対策としては、

緩速ろ過装置の周りに、

なんらかの囲いをつくって、

風が当たらないようにするということくらいか・・・

 

それでも、完全に囲うことは難しいし・・・

 

いやはや、困りました・・・(;^_^A

 

ですが、なんとかして、今後も乗り切っていきたいと思います!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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