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【天然水を自給自足する!】目指せ!自給率100%!自給自足の始め方#9~水の自給 ~

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【天然水を自給自足する!】目指せ!自給率100%!自給自足の始め方#9~水の自給 ~

こんばんは。自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。

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2021年 BSのTBS 

全国放送のTV番組でうちの暮らしが放映されました!

うちの自給自足の暮らしが、ついに全国放送のTV番組で
放映されました! これからも応援よろしくお願いします。

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2022年 BSテレ東 にて

全国放送のテレビ番組が無事に放映されました☆~自給自足ファミリー2022春~

「自給自足ファミリー2022春」というテレビ番組に僕たち家族が紹介されました。
Tverというアプリ(サイト)で放映後一週間以内は見ることが出来るようです!
見逃した方は、是非ともご覧になってくださいね♪

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我が家の暮らしが紹介されました!

 

 

私たちは田舎へ移住して6年目。

食の自給自足に関しては、かなり達成できつつあります。

 

目指せ自給率100%!自給自足の始め方 ということで、

自分たちが自給自足の暮らしに挑戦する中での氣づき、

体験から導き出されたことなどを中心にお伝えしていこうと思います。

 

今回は

【天然水を自給自足する!】

ということについて解説します。

 

水は生きていくには欠かせない物ですので、
上水道が整備される前(5~60年前くらい)は
当たり前のように、各家庭が水を自分たちで賄っていました

日本は、水が豊富な土地なので、
穴を深く掘れば、地下水が湧き出るのが
ごく普通の事です。

古い古民家などには、井戸の跡が残っていることは、
決して珍しいことではありません。

 

僕たち家族が住んでいる家は、
築120年以上の古民家ですが、
井戸の跡はありませんでした。

というのも、家の裏には山があって、
そこの山水を利用していたから
です。

 

家の裏側には山

 

ですが、僕たち家族が移住してきたときには、
山水の配管はどこかで詰まってしまっていたようで、
使えない状態になっていました。

水を自給するにはどうすればいいか?

  • 井戸を掘る!
  • 山水を引いてくる

この二択が考えられます。

平野部に住んでいる場合は、「井戸を掘る」しか
ありませんね。

日本全国を見渡せば、
北海道の東川町は、上水道がなく、
どの家も、井戸を掘って、大雪山の天然水を
自給していました!

水を自給できるのか?番外編

蛇口からミネラルウォーターの出る町があることを、知っていますか?
北海道の東川町です。その水の美味しさには驚きました!

続きを見る

 

実は、井戸は掘ったことがなく、
うちの場合は、山水を引いてくることにしました。

 

山水を自宅に引き込むには?

水を自給できるのか? ~その1~

古民家で自給自足の暮らしを実践している、こはま家。
いよいよ水道の自給を目指して、動き出します!

続きを見る

家の裏山が自分の持ち山である場合は、
湧水の出る場所を見つけ出して、
そこから自力で配管するということも
出来なくはありませんが、
あまりにも大変なことが予想できるので、おすすめしません

 

かつて使われていた配管を修理するということも、
現実的には難しいでしょう・・・

というのも、水道の配管というのは、
だいたい地中に埋めてあるもので、
どこが詰まっているかを調べるのは至難の業です。

 

ではどうすればいいか?

 

ということですが、

自宅近くで、今でも山水を利用している人に
聞いてみるのが一番良いと思います。

山水を利用している場合、一軒だけで使っているよりも、
複数の家が共同で使っている場合が多いと思います。

かつてはそのグループに入っていた家が、
空き家になっていたり、もう使わなくなってしまったりということが
ほとんどだと思います。

とはいえ、
外から移住してきた人が、
いきなり共同の山水グループに入ることが
できるかどうかはわかりません。

少なくとも、数年は生活していくなかで、
地元の人と信頼関係を構築することが必須になってくると思います。

 

もし、運が良く、その山水のグループに
入れてもらえたとしても、

その山水を自宅に引き込む作業は、
自力でやる必要
があります。

配管作業は、初心者でもできますが、
何度も失敗すると思いますので、配管の部品は
多めに用意する必要があります。

 

でも、山水を、そのまま飲む事はお勧めできません・・・

清らかな山水がコンコンと湧いているような泉のような場所が
理想的な場所があれば別ですが、

沢の水のように、地表を流れている水を利用する場合は、
鹿などの野生動物のフンなどが混じる可能性がある
ため、
生水での飲用はお勧めできません。

鹿

 

では、どうすればいいか?

 

緩速ろ過方式の浄水装置を自作しました。

緩速ろ過装置を稼働させたイメージ

 

緩速ろ過方式というのは、かつては日本の上水道でも
主流だったやり方で、微生物による浄水装置です。

常に水を少量流し続けることが必須条件となるのですが、
とくに機械が必要にはならないため、
自作することが可能です。

緩速ろ過装置の自作方法〜水の自給は最高です〜

飲用可能な水の自給に挑戦してみたい方へ。
微生物による緩速ろ過装置を自作する過程や、
実際に使用してみた感想を詳しく紹介します。

続きを見る

 

約一年間使い続けてきましたが、
生水で飲んでも、特に身体に異変はなく、
今の所大丈夫そうです。

自作の緩速ろ過装置を通した山水の水質検査の結果は・・・

山水を自作の緩速ろ過装置にて、
浄水してみました!
その水質検査の結果やいかに!?

続きを見る

一応、稼働して一カ月くらいの時点で
水質検査はしましたが、
大腸菌と雑菌の項目で引っかかりました・・・(;^_^A

ですが、他は大丈夫でした。

緩速ろ過装置の微生物の働きが
活性化するにはある程度時間が必要なのかもしれません。

 

約一年、利用してみた感想、課題など

まず、山水(浄水済み)は水道水と比べると、

薬品の臭いがありません

水道水ばかりを飲んでいれば、それほど薬品の臭いは
わからないのですが、山水を飲んだ後に、
水道水を口に含むと、薬品の臭いが氣になります。

山水は、無料なのですが、
緩速ろ過方式で浄水したあとの水を貯めるタンクの
容量には限りがあるので、
使い放題とはいきませんが、
少しずつタンクには浄水が常に溜まり続けるので、
飲用や調理用に使う分には事欠きません。

 

ろ過装置を通していない山水は、
潤沢で、ほぼ使い放題
です。

  • 畑への水やり
  • 車を洗ったり
  • 夏場のプール
  • 子どもたちの水遊び
  • 狩猟で獲った動物を冷やす

など、水道代を氣にせず使えるので、
かなり便利です!

山水でプール

 

一方で、

緩速ろ過方式で浄水された水の方には

課題がいくつか見つかりました!

緩速ろ過方式で浄水した水を一年間使ってみてわかったこと

  1. 砂ろ過層のタンクからの水が詰まりやすい?
  2. 浄水した水の貯水タンクの容量不足
  3. 水圧不足

1の砂ろ過層からの水の出が悪いということについては、
砂ろ過層の下に埋めてあるパイプの穴が小さすぎたという可能性があります。

砂ろ過の底、穴を開けた塩ビパイプに網をかけたもの

 

2の浄水の貯水タンクの容量については、

300リットルで十分かなと思い、それを使っていましたが、
300リットルでは、お風呂を沸かした際に、かなり減ってしまって、
心もとなかったです。

また、3の水圧とも関連しますが、
貯水タンクは、地上1.5メートルくらいの場所に
設置していて、その位置エネルギーのみの水圧だったので、
タンク内の水が減ってくると、満水の時と比べて、
水の重みがなくなるので、水圧が特に弱まりました。

 

また、満水状態でも、
全自動洗濯機への給水に使えるほどの
水圧には達することができませんでした。

 

お風呂に水を貯めるにも、約45分かかってしまうし、
ちょっと不便かなと思っていました。

 

貯水タンクを500リットルに変更しました!

かなり面倒くさかったです・・・

最初から、貯水タンクは500リットルにしておけば良かった!!

タンクを交換すると、タンクの大きさが変わるので、

それに合わせて、他の部分も変更を余儀なくされるため、

かなり時間がかかってしまいました・・・

500リットルタンクに変更

 

また、水圧をあげて、洗濯機への利用も出来るようにしたかったので、
加圧ポンプなるものを挿入してみました。

購入した加圧ポンプ

この配管も面倒くさかった・・・

 

まだ、稼働させていないので、その実力が
どうなのか、ちょっとわかりません。

アマゾンで購入した加圧ポンプの造りが
ちょっと怪しくて、ちゃんと動作してくれるのか
心配です・・・

 

 

まとめ

水の自給は、最初が肝心です!

 

逆に言うと、最初の設備・配管などを
きっちりしておけば、
最低限のメンテナンスをすることで、
あとは、ほったらかしでも大丈夫
です。

 

水は、命に直結するものなので、
できれば、自給できるようにしておけると
安心です。

上水道も、もちろん便利なので
使っていますが、災害で断水することや、
水道の民営化の話や、水道水の中の残留化学物質のことなど、
不安定になってくることもある程度考えておいた方が
よいと思います。

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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