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大豆の脱穀にまつわる失敗談~これだけは絶対に忘れたくないこと~

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大豆の脱穀にまつわる失敗談~これだけは絶対に忘れたくないこと~

こんにちは。

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私たちは田舎へ移住、自給自足に挑戦しつづけて6年目

冬でもやりたいことがいっぱいです!

先日、痛めた肋骨も、随分回復してきました。

人生初体験!肋骨にヒビが入った・・・激痛です(^_^;)

不注意で肋骨を強打してしまい、
ヒビが入ってしまいました。
強烈に痛い!
どうしよう・・・

続きを見る

 

今回のテーマは、

大豆の脱穀にまつわる失敗談

です。

 

昨年は、約一反の田んぼに、大豆を植えました。

大豆畑

 

無肥料、無農薬栽培でありながら、

良い感じに成長してくれました。

 

  1. 排水対策が出来ていたこと。
    →前作に麦を植えていたこともあった
  2. 畝間を管理機で耕運し、軽く土寄せをした
  3. 猪に侵入されたが、電柵を効果的に設置し、被害は最小限にできた

この辺りが、うまくいった要因かと思います。

 

しかしながら・・・

大豆は、栽培がうまくいっても、

その後の、収穫~乾燥~脱粒を甘く見ていました・・・

 

失敗その1

黒千石という小粒の黒大豆がたくさん収穫できて、

とりあえず、ビニールハウスの中に掘り込みました。

 

すぐに、脱穀しようと思っていたのですが、

ビーンスレッシャーという大豆用の脱穀機の調子が悪く、

すぐに使える状態ではなくて、

さらには、狩猟が始まったこともあって、

しばらく放置してしまっていました・・・

放置してしまった黒千石

ビニールハウス内に運び込んだこと自体は、良かったのです。

 

しかしながら・・・

 

放置したことが良くなかった。

  1. ビニールハウス内に取り込む際には、地面にビニール的なものを敷くべきだった
  2. 年をまたいで1月や2月は、晴天が続く日が少なく、脱穀のタイミングが難しくなる
  3. 大豆用の脱穀機の整備・調製は事前にしておくべき

ビニールハウス内は、雨が当たらないとはいえ、

直接、地面と触れ合っている部分は、湿ってしまい、

大豆がダメになってしまっていました。

 

一部、湿気でダメになってしまった

 

大豆用の脱穀機は、出来れば、

大豆の畑までもっていって、そこで、

脱穀するべきだと思いました。

 

というのも、

  1. ビニールハウス内に搬入するのも大変だということ
    →1反にもなると、量が多いから、軽トラで何往復もしなければならなかった
  2. 脱穀後の、大豆殻がハウス内で山盛りになってしまい、それを再び畑にもっていかなければならない
  3. 11月は晴天が続く日もあるし、天日干しでそれなりに乾燥する

 

結局、その時は、手間暇かかって大変だけど、後々のことを考えると、その方が楽!

ということです。

 

失敗その2

青大豆や白大豆も一部栽培していたのですが、

そちらは、黒千石に比べると量も少なかったし、

同じ大豆用の脱穀機を使うと、豆が混じってしまうので、

足踏み脱穀機(人力)でやることにしました。

 

大豆の脱穀作業~調整作業は、めっちゃ大変です!

 

お米も、同じくらい大変なんだけど、

機械を使うのに慣れてしまうと、

手作業の手間暇が、なかなかにきつくなってしまいます・・・

 

そもそも、大豆は、足踏み脱穀機ではうまく脱穀というか、脱粒できません。

お米に関しては、足踏み脱穀機で、十分うまく脱穀できるのですが、

足踏み脱穀機で大豆を脱穀しようとしても、

  • 大豆の殻が混じる
  • 殻に入ったままの状態でもげてしまう
  • 大豆は、株元付近にも豆がつくので、危ない
  • 脱穀もれがかなり発生してしまう

結局、大きなタライに、

大豆を枝ごとバンバンたたきつける方法でやりました。

もちろん、これにも問題はありますが、

足踏み脱穀機よりはマシだと感じました。

 

結局大きなタライにたたきつける方法をとりました

 

タライの中は、どんな具合かというと・・・

タライの中は、豆の殻だらけ・・・

 

かなり、大豆殻やら葉っぱなどのクズが混じった状況でした。

脱穀できていないままのサヤもたくさんあって、

結局、目で選別して、手でそのサヤから大豆を出して・・・

ということをしなければならなかったです・・・

 

大豆のサヤと、大豆自体も大きいので、
フルイで選別ということも、なかなか難しく・・・

唐箕をつかって、風選別はしたものの、

結局、それだけで綺麗にするのは難しいぃぃぃ

 

ある程度選別したものの中には、

くず大豆と呼ばれるようなダメなやつが混じっていて、

それは、結局、手選別しました。

選別したくず大豆

 

しかも、実は今年は大雪が降りました。

 

大豆を軒下に置いていたのですが、

雪の時は、風で軒下にまで雪が入り込んでしまいます

それで、実は大豆が一部濡れしまって、

ダメにしてしまいました。

 

まとめ

  1. 収穫の時期に、選別までやりきってしまうこと!
  2. 機械の整備をしっかり行っておくこと!
  3. ある程度の規模になってくると、脱穀作業の機械化を検討すべきこと

1番は、本当に大事だと思いました。

これは、大豆だけに限らずですが、

面倒な作業でも、後回しにせずに、やりきってしまうことが

とても重要だと思いました。

後回しにすると、結局、余計な手間がかかるし、

収量が減ったり、品質も下がったり、

良いことがありません。

 

当たり前のことなんですが、

今回、失敗をした中で、痛感した部分でもあります。

 

この僕の失敗談が、皆様のお役に立てば幸いです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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