DIY 田んぼ 食の自給

【バインダーが動かない・・・!?】麦の刈り取り、ピンチ

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2021年 BSのTBS 

全国放送のTV番組でうちの暮らしが放映されました!

うちの自給自足の暮らしが、ついに全国放送のTV番組で
放映されました! これからも応援よろしくお願いします。

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2022年 BSテレ東 にて

全国放送のテレビ番組が無事に放映されました☆~自給自足ファミリー2022春~

「自給自足ファミリー2022春」というテレビ番組に僕たち家族が紹介されました。
Tverというアプリ(サイト)で放映後一週間以内は見ることが出来るようです!
見逃した方は、是非ともご覧になってくださいね♪

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我が家の暮らしが紹介されました!

 

そんなことがあっても、日々の暮らしが変わるということはなく、
季節が廻り行く中で、野良仕事は待ってくれないのです。

実は、今年は一反の田んぼでの稲作をお休みして、
大麦と小麦を育てていまして、(鹿にほとんどやられましたが)
雨が続く前に刈ってしまおうということでしたが・・・

中古で買ったヤンマーのバインダー

農機具バインダーのエンジンが止まってしまった・・・

まあ、以前から調子が悪かったのです。

元々は、稲刈り用に中古で1万円ほどで買ったのですが、

エンジンが不安定で、昨年は稲刈り途中に止まってしまい、

大変な思いをしたのでした。

 

冬の間に、バインダーの刈刃を交換したり、
オイルを交換したり、少しはメンテナンスしたのですが、
根本的な原因はわからないままに、麦の刈り取りをしてみたものの・・・

やはり、途中で止まってしまいました。

 

エンジンをかけて、5分くらいは順調に動いてくれていたものの、
その頃からなんだかエンジンが不安定になって、プスンと止まってしまいます

またしばらくすると、なんとかエンジンがかかったりするものの、
やっぱりすぐに止まってしまいます。

チョークが正常に作動していないようで、
普通は、エンジンの始動の際にだけ、チョークをかけて、
エンジンがかかってからは、チョークを戻さないと、
エンジンが止まりそうになるはずです。

なのに、エンジンが動いている時に、
チョークを動かしても、何も変わらない・・・

 

DIYで修理!

もうわけわからないし、

どこかの農機具やさんに依頼しようかと思ったくらいです。

 

でも、やれるだけのことはやってみよう!

DIYといっても、僕一人ではなかったのです。

近所に、もはや恩人といえる友人のたっけんさんが住んでいて、

たっけんさんは、若い頃にバイクをいじっていたこともあって、

機械にとても詳しいのです。

 

たっけんさんのお力をお借りして・・・

 

  • キャブレターを外して、分解洗浄 → フロートバルブが怪しいような?
    (左側の突起部分がペコペコ動くはず?でも動くようには見えない・・・謎。)

    フロートバルブ

  • マフラーを外して確認 → 特に問題なさそう
    (まれに排気口にハチの巣が作られていたりすることがあるそう)
  • ガソリンタンクを外して確認 → 燃料ホースが詰まっている!
  • ガソリンタンクがサビだらけ・・・

というところまでいきました。

ガソリンタンクを外した

 

外したマフラー

 

ボロボロになってしまっていた燃料ホース

サビだらけのガソリンタンク

 

燃料ホースがサビで詰まっていたことが原因か!?

燃料の供給がスムーズにいっていなくて、

キャブレターに溜まっていた分がなくなったら、

燃料切れでエンジンが止まっていたのか?

それなら5分くらいでエンジンが止まってしまっていたのも、納得がいく。

 

ということで、燃料ホースを新品に交換しました。

きちんと内径をはかって、モノタロウで注文。

新品の耐熱燃料ホース

ちなみに、スターターロープもボロボロになっていて、
切れてしまったので、交換しました。

スターターロープ交換

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中古の農機具を使うにあたっては、自力での整備がつきもののようです

中古はなんせ安いです!

そして、古い農機具はエンジンなどの仕組みは
電子制御ってこともなく、シンプルなことが多いようです。
(といっても、よくわからないけど・・・)

中古でなくとも、農機具は長期使用しない期間などもでてくるし、
その際の点検整備などが出来ないと、調子が悪くなりがちです。

 

分解するのは、勇気がいるし、
全くの素人が一人でやるのは
なかなか厳しいのも現実。

 

ですが、僕みたいに誰か詳しい友人に助けてもらったりして、
やりだすと、少しずつでも慣れてくるようです。

 

今回は、

ガソリンタンク内に発生した錆が諸悪の根源といった感じでした。

中古の農機具の場合、その農機具の保存状態がわからないので、
もしかしたら一時、野ざらしの状態になっていたのかもしれないし、
そういう場合は、あらゆる部品が劣化しやすいようです。

特に、ガソリンタンク内の錆はやっかいです・・・

ガソリンを抜いてから、ステンレスのワイヤーブラシで
ゴシゴシ磨いて。

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水洗いして、乾燥させて・・・

 

あとは、

ばらしたマフラーを組みなおすときに、
ネジが締めにくくて、相当焦りました・・・

分解するときに、面倒ですが

写真や動画を録っておくことがとても大事だと改めて思いました。

 

ガソリンタンクを組みなおしてから、
いざエンジンをかけたものの、一瞬でとまってしまいました・・・😢

どうも、キャブレターのアイドリング調整、空気との混合ネジの調製などが
出来ていなかったのか?

プラグが濡れてしまっていたのか・・・

なんかよくわかりませんが、
プラグを抜いて、CRCスプレーをエンジン内部にシュッとしてから
プラグを掃除して、スターターロープをひくと・・・エンジンがかかりました。

 

その後、エンジン内部の清掃も期待して、
キャプレタークリーナーをふきつけたり・・・

まあ、エンジンコンディショナーというのも
ちょっと使ってみたり・・・

 

なにわともあれ

バインダーがとまることなく、麦の刈り取りが出来ました!

刈り取った麦を軽トラに積んでいる

とりあえず半分刈ってみた

 

30分強くらいの間、動かしていましたが、

止まることなく、動いてくれました。

 

ただ、まだエンジンの回転が時折不安定になっていて、

その原因は何なのか、わかりません。

 

刈り取り中は、それなりに回転も安定していたので、
まあとりあえずは、OKです!

 

バインダーの威力は本当にすごい

今回、麦はばら撒きしたことや、

小さい頃に鹿に食べられたこともあって、

株がとても小さく、手刈りも試しましたが、

かなりやりにくかったのです。

 

天日干しのお米作りをある程度大きな規模で行う場合には、

バインダーはかなり有効です!

 

農機具の修理、最初はできるわけないと思っていましたが、

とにかく経験を積むしかありません。

時間も労力も必要ですが、出来るようになると

安心感が生まれます!

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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