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電気の自給を開始しました! その2 ~電力の自給のメリットデメリット~

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電気の自給を開始しました! その2 ~電力の自給のメリットデメリット~

こんにちは。

自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。

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食の自給、山水の自給、薪生活などを実現してきた
こはま ファミリーですが、

この度、電気の自給も実現することができました!

 

電気の自給をやってみたからこそ、わかってくることがあったので、
色々と解説したいと思います。

 

電気の自給を開始しました! その2 ~電力の自給のメリットデメリット~

 

まず、前回の記事でも書いた通り、

電気の自給には、初期投資費用が結構かかります

 

電気の自給を開始しました。〜自家発電を検討する前に知っておくべきこと〜

自給自足を実践している私たちですが、
この度、ソーラーパネルを設置し、
電気の自給を始めることにしました。
まだまだ、わからないことだらけですが、
とりあえず現時点での感想を。。。

続きを見る

 

その辺りも含めて、

メリットと デメリット について書き出してみようと思います。

 

メリット

  1. 自家発電しているという安心感、満足感
  2. 停電した際にも、ある程度は電気が使える
  3. 日中、発電している時には、電化製品を心おきなく使える
  4. 機器の故障などがなければ、採算もとれるか!?
  5. 電気に対する知識が増える

デメリット

  1. 設置・設置するのに知識が必要、そして大変
  2. 機器を揃えるのに、まとまった初期投資が必要
  3. メンテナンスの手間、心配
  4. パネルが邪魔になりかねない(屋根の上の場合は、建物への影響も)
  5. よほどうまくやらないと、採算はとれない
  6. 晴天時は、ガンガンに電気を使わないと、発電した電気が余ってしまう(つまり発電しない)

 

まず、大前提として、

今回の電気の自給は、発電して余剰分を

電力会社に売るということは考えていません

 

完全に、自家消費です

ハイブリッドインバーターの画面

つまりは、自家消費以上の電気を発電できたとしても、
その電気は使い切ることができません。

もちろん、バッテリーを併用し、
発電した電気は、バッテリーにためられるように
しているので、夜間など、発電できない時には、
そのバッテリーに貯めた電気を使うことになります。

とはいえ、バッテリーの容量も限界があります・・・

バッテリーを増やせば、より貯められる電気は増えますが、
バッテリーは、かなり高額です・・・汗

 

完全なるオフグリッドは目指すべきではありません

オフグリッド、つまり、電力会社から家に繋がっている電線を外すとなると、

一週間や二週間、雪や雨が続いたとしても、
バッテリーからの電気が空にならないというような
想定をする必要が出てきます。

それだけの、バッテリーを個人の家庭で用意しようと思えば、

15kwh くらいは最低でも必要になってきます。
(本当にオフグリッドするには、もっと容量が必要です)

もっとも、普段から電気をガンガン使う生活をしている場合でしたら、
もっとたくさんのバッテリー容量が必要になるでしょう。

うまい具合に、電気自動車の中古バッテリーなどで
状態の良いものが安く手に入れば別ですが、
新品のバッテリーをそれだけ手に入れようと思えば、
60万円くらいかかってしまいます。(2023年4月現在)

 

 

また、バッテリーは、無限に充電放電が
できるわけではありません。

携帯電話などでもわかるように、何年も使い続けていると、
100%充電したはずなのに、
バッテリーがすぐになくなってしまう
というような状態になってしまいますよね。

つまり、10年くらい使い続けたら、
買い換える必要が出てくる可能性が高いです。

 

また、バッテリーは、電気を貯めておく装置ですので、
何かの不具合で、発火したりと、危険なことになる可能性もあります。

 

太陽光発電による電気の自給は面白さもあります

ソーラーパネルによる発電なので、

太陽が出ている昼間は、発電してくれます。

何枚ソーラーパネルを設置するかにもよりますが、

うちは、16枚のパネルを設置しました。(4400W)

 

ということは、

一時間で 約4kw 分の電気を発電できるということになります。

 

日当たりの良い屋根の上

 

お日様が出ている日中は、電気が余裕で余ります・・・

 

いかに、余ってしまう電気を使うかというところに

目を向けると、

今まで使っていなかった電気製品が、生き生きと輝いて見えてきます笑

 

ホットプレート、オーブン、湯沸かしポット、炊飯器・・・

 

調理に使う電化製品は、消費電力が高いものが多く、
今までは、ほとんど使ってきませんでした。

ですが、これからは、
晴れている昼間限定にはなりますが、
あえてガンガン使います笑

眠りから覚めた湯沸かしポット

ちなみに、この湯沸かしポットは、
移住する前に、マンションで使っていたもので、

7年ぶりくらいに使ってみたら、

なんか変な臭いが・・・(爆笑)

あんまり長く眠らせるのはやはり
よくないんですね。
ごめんなさい。

 

太陽光発電による電気の自給は、節約思考には向いていない

電気というのは、めちゃめちゃ便利なエネルギーなのですが、

自家発電するとなると、かなり様々な問題があります。

やはり、電力会社から電気を買えることの

素晴らしさを痛感します。

 

まあ、最近、電気代が高騰してきていて、

それは、大いに問題だと思います。

 

そこには、政治的な問題が潜んでいるので、

一概に、何が問題だと言いにくいところはありますが・・・

 

メガソーラーによる、発電を進めていくのは、

やめたほうがいいと確実に思います。

ドイツがいい例で、自然エネルギーと言われる発電方式を
進めていった結果、電気代が3倍ですよ・・・

 

ソーラーパネルでの発電は、そんなに融通の利く代物ではないということが、
まだ数日しか使用していない僕でも、よくわかります。

夜間は、電灯とかつけるわけで、
夜間にも確実に電気は必要なのです。

 

僕自身、原発が反対だという姿勢は崩していません。

あまりにも、事故の時のリスクが大きすぎるし、

核のゴミの問題も残されたままです。

 

火力発電や、大規模な水力発電などが、

やはり中心になってくるのかなと思います。

 

僕自身は、電気をはじめとするエネルギーを使いすぎている

現代社会のあり方に問題があるとは思っているので、

これからの世の中がどこに向かっていくべきなのか、

人類が本気で向き合わなければなりません。

 

便利な機械と、手作業の氣持ちよさ。

 

そこのバランスを見つけていきたいですね。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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やることが、ありすぎて、ピンチですが、

一つずつ片付けていきたいと思います!

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