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コメ農家の自給は10円なのか?中山間地でのコメ農家はもっと厳しいかも?!

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コメ農家の自給は10円なのか?中山間地でのコメ農家はもっと厳しいかも?!

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コメ農家の自給は10円なのか?中山間地でのコメ農家はもっと厳しいかも?!

ここ最近、れいわの米騒動と言われるくらい、

お米に関するニュースが世間をにぎわしています。

 

そんな中、コメ農家の時給は10円だ。というような

ショッキングな見出しも見たことがあります。

 

そこで、実際にコメ農家の時給について

考えてみました。

農協へお米を出荷する場合、買い取り価格は?

お米作りは、一体どのくらい儲かるのでしょうか?
はたまた、赤字なのでしょうか・・・
一般的なお米作りのやり方では、
もうすでに厳しすぎる現実が待っていました。

続きを見る

この上の記事は、5年前のものですが、

その当時で、小さな農家で、機械を借りたりした場合には、

赤字になるというものでした。

 

まず、ハッキリしておくべきこととして、

コメ農家と一概に言っても、

地域によって、条件が全く異なります。

  1. 平野部で大きな区画(一枚の田んぼが1ha以上)中心の田んぼなのか?
  2. 山間地小さな区画(一枚の田んぼが1~3a)中心の田んぼなのか?

この2つの条件でも全然誓います。

  1.  獣害がない地域
  2.  獣害がある地域

ここも、とてつもなく大きな条件の違いです。

基本、山間地は獣害があることが多いです。

 

また、

「畔の草刈りの面積」 も

重要な条件です。

平野部では、基本、高低差が少ないですし、

畔も隣の田んぼとの境界もそこまで広くないことが多いようです。

 

しかしながら、

山間部では、もともと、斜面だったところを

田んぼにしている場合が多く、

隣の田んぼとの高低差があって、

その部分も草刈りをしなければならなくて、

畔が平野部に比べると圧倒的に広い傾向があります。

 

広い斜面の草刈りがきつい

 

草刈りは、まじめにやる場合、

一年間に5回ほど行うことになります。

この上の写真にあるような田んぼの場合、

田んぼの周りの斜面部分も全て草刈りを

しなければならないため、ものすごく時間がかかります。

 

約3反の田んぼですが、それなりの斜面はある

中山間地のコメ農家は、圧倒的にしんどいです

さきほど上げた条件としては

  1. 一枚の田んぼの面積が大きいか小さいか
  2. 獣害があるかないか
  3. 草刈りをする面積が多いか少ないか

をあげましたが、

基本的に中山間地は、平野部に比べると、

どの条件においても、不利です。

 

やはり、1枚の田んぼの面積は大きくまとまっている方が、

大型の機械で一気に作業ができるので、効率良いのです。

 

仮に同じ面積だとしても、

小さい田んぼが複数枚ある場合、

トラクターで耕運するにしても、

大きい田んぼ一枚の場合に比べると

かなり時間がかかります。

 

次に、獣害です。

 

これは、本当に厳しいです。

ネットに絡まった鹿

鹿は、田植えして20日後くらいのお米の葉っぱを

めちゃくちゃに食べてしまいます。

 

一度、食べられるくらいだったら、

お米の葉っぱも復活しますが、やはり生育はその分遅れますし、

収量は下がってしまいます。

 

また、厄介なのが、

その対策に費やす費用、労力、時間なのです。

 

3反の田んぼ(30m×100m)をぐるりと

柵で囲もうとするならば、

260メートルもの長さの柵を作らなければならないですし、

費用や労力、時間もかなり割かれてしまいます。

 

また、

草刈りの面積の違いも相当なものです。

 

広い法面だらけの田んぼでは、

草刈りするだけでも、時間と体力、色々と削られていきます。

さらに、獣害があると、獣害対策の柵の関係で、

自走式草刈機が使いにくかったり、刈払い機でも、

スムーズに行うことが出来なくて、ストレスが大きいです。

 

また、ついでにいうと、

中山間地では、お米の平均収量も

平野部に比べると少ないことが多いです。

土質、水、気温、日当たりなどの違いで、収量はやはり変わってきます。

 

 

コメ農家とひとくくりには決して出来ないということです。

冒頭の時給10円というのは、

どんな地域でどのくらいの規模のコメ農家なのか?

 

ということによって、正しくもあり、間違ってもいます。

 

基本、大規模農家の方が、

農機具などの利用率も高いですし、

利益が出やすい傾向にあります。

 

兼業農家で、3反の田んぼ一枚の

お米農家だと、機械の稼働率も極めて低く、

初期投資の額を回収することはできませんね。

 

お米づくりには、

本当にたくさんの機械が使われています。

それぞれの機械は、決して安いものではないので、

それらを全て新品で揃えると、小型のものだったとしても、

1000万円は軽くかかると思います。

 

大型のコンバインは、それだけで2000万円とかしますが・・・

 

  1. トラクター
  2. 畔塗機
  3. 代掻きハロー
  4. 田植え機
  5. 軽トラック
  6. 苗のコンテナ
  7. 溝切機
  8. コンバイン
  9. グレインタンク
  10. 乾燥機
  11. 籾摺り機
  12. 選別機

それらの機械を保管しておき、

作業をするための倉庫も必要です。

 

倉庫までいれると、1000万円では、

全然足りませんね・・・

 

もちろん、中古の機械であったり、

離農される方から、機械を譲ってもらったりして、

初期投資を減らすことは可能だとは思いますが。

 

幸い、

昨今、田んぼを借りるにしても、

地主さんに支払う小作料は、かなり下がっています。

僕の地域では、無料で借りられるケースも多いです。

 

これは、山間地で、条件があまり良くない田んぼだから

ということもありますが・・・

 

中山間地ならではのコメ農家の強みはあるのか?

僕の住んでいる地域の場合は、

  1. 標高が350メートルで、寒暖差が大きいこと。
  2. 田んぼに入る水は、山の湧水で、家庭や工場の
    雑排水、下水処理場の処理水が混じることがない
  3. 田んぼの土質
  4. 蛍が飛び交う自然環境

などが、

ある意味、強みになると思います。

 

実際に、お米の味

という面では、

やはり美味しいようです。

 

色々と、不利な条件は多いですが、

その分美味しいお米が穫れるということです。

 

今回は、

コメ農家の話でした。

その土地の環境、条件によって、

全然、違うということがおわかりいただけたことと

思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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