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くくり罠で誤捕獲・・・まさかの動物が・・・

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くくり罠で誤捕獲・・・まさかの動物が・・・

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

振り返ると、あっという間の一年です。

もう年の瀬ですね・・・

先日、くくり罠の見回りをしていると・・・

くくり罠で誤捕獲・・・まさかの動物が・・・

驚きました。

白い・・・?

目を疑いました

 

鹿がかかった場合は、灰色っぽい色をしているし、
人が近づいたら確実に逃げようと暴れまわります。

イノシシは、すさまじく暴れまわるので、
辺りの地形が変わっています。

 

いままでに、くくり罠にかかった他の動物としては・・・

大きなメスのアライグマ

  • アライグマ
  • タヌキ

が、罠にかかったことがあります。

 

今回の、誤捕獲は、

ホッキョクグマのわけなくて(笑)、大型犬でした。

めっちゃ大人しい

首輪はしていなかったし、
その跡もわからなかったけど、

たぶん、人に飼われている犬が逃げて、
山をうろうろしていたところ、
罠に引っかかってしまったのだと思われます。

 

誤捕獲の場合、どうするのか?

それは、

逃がす・・・

です。

以前、2月15日~3月15日の間に、
タヌキが罠にかかったことがあります。

その期間は、イノシシと鹿のみの狩猟が
許される期間で、他の動物の狩猟は
許されていません。

ですので、放獣しました。

放獣は、かなり危ないです。

というのも、罠にかかっているということは、
足をワイヤーで、くくっているということなので、
それを外すためには、

  1. 近づいて
  2. くくり罠のワイヤー止めのネジをゆるめて
  3. さらに、くくり金具をゆるめる必要があります。

前述した、タヌキを逃がした場合は、

分厚い皮の手袋をはめて、

なんとかして抱っこして、ワイヤーをゆるめて逃がしました。

その際、ガブっと、手袋を噛まれました

皮の手袋じゃなかったら、手の肉が少し食いちぎられていたかもしれません。

野生動物の牙は相当するどいです。

 

今回は、無事に逃がせたのか・・・?

実は、

ものすごーく大人しい犬で、

僕が近づいても、微動だにしなかったので、

難なく逃がすことができました。

 

弱っていたのかなと心配したけど、

罠を外した後は、さっそうと山奥へと駆けていきました。

そして、遠くでこちらをちらっと振り向いてから、

去っていきました。

 

くくっていた脚にも、ケガはなかったようで、
安心しました。

きっと飼い犬なので、
無事に飼い主のもとへ帰ってねー!

 

今日のひとこと

わな猟をしていると、今回のように
色々なことが起きます。

常に危険と隣り合わせであることは
間違いないので、油断せずに
安全第一で乗り切りたいと思います。

 

何故、鹿や猪の場合は逃がさず、犬は逃がすのか?

今回は、飼い犬だろうということで、
逃がすの一択でしたが、

実は、野良犬は狩猟鳥獣に指定されて・・・

というのは、間違いでした・・・(2020/12/30)

正確には、ノイヌは、狩猟鳥獣に指定されていて、

ノライヌは、非狩猟鳥獣でした。

(lioさんありがとうございます)

いやはや、外見で判断することは不可能に近いと
思われるので、犬の場合は、とにかく放獣ですね。

 

(京都では、カモシカは禁猟なので、もしも
罠にかかった場合は、放獣しなければなりません)

京都府内は、クマも一応、禁猟です。

 

一言でいうと、人間の決めた勝手な都合、
ということに尽きると思います。

日本社会のルールにのっとったうえで、
僕という人間が、下した自分勝手な判断とも言えると思います。

 

この先、もしキツネが罠にかかったら、
僕はどうするだろうか?

タヌキや、アライグマは近隣の作物を荒らすことも多いので、
逃がさないことにしているけど、
キツネだったら、どうしよう。
ウサギだったら、どうしよう。
野良ネコだったら、どうしよう。

くくり罠を仕掛けるということは、
そういった可能性も排除できないのです。

罠の荷重を調整しているので、
小動物は罠にかからないようにしているつもりですが、
どうなるかはわかりません。

今回の、大型犬は、たぶん軽く30キロ以上あったので、
小動物ではないし・・・

 

いざ、もしもときに、どうするか、
事前に考えておくことは必要かと思います。

生きている動物の命を殺めるのは、
罪深いなとやはり思います。

しかし、お肉を食べるということは、
直接的でないにしろ、
間接的に生きている動物を殺めていることに
他ならないのです。

自分が生きるということは、
他の動物、植物の命をいただいていることです。

有難く頂戴し、
生きていきたいと思います。

 

以上、

くくり罠で誤捕獲・・・まさかの動物が・・・

でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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