こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
さて、前回のトラクターの続きです。
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40年以上前の古いトラクターは使えるのか? その1
古民家に眠っていた40年前のトラクターを
なんとかすることに!
果たして、使えるようになるのでしょうか?続きを見る
40年以上前の古いトラクターは使えるのか? その2
クボタのL1802DT-M というトラクターです。
バッテリーを新品に交換して、
一度はエンジンがかかったものの、
すぐに止まってしまいました。
燃料フィルターを外した際は、燃料の空気抜きが必要でした
トラクターの中には、とても古い軽油が入っていたので、
それを一旦抜いて、少し古い軽油を入れました(笑)
燃料フィルターを外して、再装着した際には、
燃料をエンジンに送るホースに空気が入ってしまうようで、
空気抜きをしないと、エンジンに燃料が届かないため、
エンジンが動いてくれません。
空気抜きようのネジをゆるめて、
空気抜きをしているはずなのに、
うまくいかない!
その日は、暗くなったし、
何度もセルモーターを回したので、
バッテリーを充電した方がいいかなと思い、
作業終了しました。
あくる日、再挑戦!
燃料タンクに、なるべくたくさんの燃料を
入れた方がいいらしいということで、
あるだけ全部といっても10リットルくらいを
入れました。
充電したばっかりのバッテリーを、
ブースターケーブルで繋いでみたところ・・・
全然、セルモーターが回らない!!!
「あれれー!」
もしかしたら・・・と思って、
ブースターケーブルを使わずに、
所定の位置にバッテリーを置いて、
エンジンを回すと・・・
エンジンが動いた!!!
燃料の空気抜きもうまくいきました!
ディーゼルエンジンは、古いものでも、
動くとは聞いていましたが、本当に動きました!
次は、
前輪のタイヤ交換だ!
前輪のタイヤが二つとも、
ボロボロにひびが入って、
ペシャンコになっています。
このままでは、いくらエンジンがかかっても、
動かしようがない!
タイヤ交換の手順
- サイズの合う使えるタイヤ、チューブを用意する
- ジャッキアップして、トラクターからタイヤを外す
- タイヤ、チューブをホイールから外す!
- ホイールを洗う
- 綺麗なタイヤ、チューブをホイールにはめ込む!
- タイヤをトラクターに取り付ける
1.のタイヤに関しては、
ヤフオクで出品されていた
韓国製の新品タイヤとチューブを買いました。
サイズは、6-14というもの。
タイヤが一本 6260円 二本で 12520円
チューブが一つ 1100円 二つで 2200円
送料 1685円
全部で、16405円
でした。
トラクターは、うちの乗用車に比べると軽い軽い!
ジャッキスタンドというものを併用して、
浮かしたトラクターを安定させます。
ボルトが固着していて、外すのに難儀しましたが、
柄の長いレンチを使えば、楽勝!
柄の長いレンチなんてものは、実はなくて、
短いレンチの持ち手に、パイプを差し込んだりして、
それで対応しました。
タイヤをホイールから外すのは、難しい~
タイヤレバーなるものを使って、
ホイールからタイヤを外すのですが、
なんせタイヤのゴムが硬い!
写真の、白い部分がホイールなわけで、
タイヤのビードと呼ばれる内側の部分とホイールの隙間に
タイヤレバーを突っ込んで、うまいことすれば
タイヤが外れます。
- タイヤレバーを使って、ぐるりと一周ホイールとビードの間に隙間を空ける
- 反対側の同様にホイールとタイヤの密着をはがす
- チューブから空気を抜く
- タイヤを足で踏んで少し柔らかくする
- タイヤレバーを差し込む所の反対側を足で踏みながら、
タイヤレバーを動かすと外すことができました
一つ目のタイヤは、全然外れなくて、
難儀しました。
1時間半~2時間くらい費やしたかも・・・
二つ目は、要領をつかんだので、30分くらいで
外せました。
何事においても、体験するということの、重要性!
当初は、車を触ることすら抵抗があって、
氣おくれしていましたが、実際にやってみたら、
なんとかなる!
ただし、工具類だけは、めっちゃ重要です!
適切な工具がないと、素人DIYは挫折すると思います。
ホイールに新品タイヤとチューブを取り付ける!
タイヤを外す方が大変でした・・・
でも、取り付ける時には、タイヤの向きとか、
チューブがタイヤとホイールに挟まっていないかなど、
要所要所での確認は重要!
あと、エアーコンプレッサーは必要!
僕は持っていないのですが、
またもや、ご近所のたっけんさんに
助けていただきました!
白いのがホイールです。
ビードワックスも、たっけんさんの持ち物です・・・(感謝)
ワックスで滑りを良くして、するっと
ホイールに入るようにします。
次は、チューブを入れ込んで・・・
ホイールの反対側も、タイヤレバーを駆使して、
はめ込みます。
うまくはめ込むことができたら、チューブに
空気をいれて・・・
途中、チューブの空気を入れる部分が、
抜けないように、洗濯ばさみが活躍しました。
トラクターに新しくなった前輪を装着!
ということで、無事にタイヤが直りました!
次回は、ついにトラクターが日の目を見ることに・・・!!!
ちゃんと、耕運作業が出来るのでしょうか?
続く。
最後まで読んでくださってありがとうございました。