こんにちは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
8月の末になり、また、暑い夏が戻ってきました。
さて、我が家では、山水を家に引き込んでくることが出来て、
その山水を自作の緩速ろ過装置でろ過して、料理やお風呂に使っています。
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緩速ろ過装置の自作方法〜水の自給は最高です〜
飲用可能な水の自給に挑戦してみたい方へ。
微生物による緩速ろ過装置を自作する過程や、
実際に使用してみた感想を詳しく紹介します。続きを見る
さて、今回は、
洗濯機の水の自給は出来るのか!?~山水の活用~
ということに挑戦してみたいと思います。
我が家には、洗濯機が2台あります。(1台は譲ってもらった)
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洗濯機を2台同時に使用できるようになりました!
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どちらも、全自動洗濯機です。
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/08/2-1-e1630110759284-300x225.jpg)
譲ってもらった洗濯機
山水を家に引き込んでくることが出来た際に、
当然、洗濯機にも使えないかなと考え、
ろ過してタンクに溜めた山水を、
洗濯機の近くの蛇口に立ち上げて、
そこから使おうと試みました。
しかーし!
自宅裏に設置した、ろ過した山水をためておくタンクからでは、
せいぜい1.5メートルくらいの高さによる水圧しかなくて、
全自動洗濯機の取水口からはうまく水が出てくれませんでした・・・
全自動洗濯機の取水は、上水道並みの水圧が必要のようです!
というわけで、
せっかくの清らかな山水を洗濯機に使うことは無理かなとあきらめていました。
ところが!
譲ってもらった洗濯機には、ふろ水を利用するための機能が
ついているではありませんか!
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/08/-e1630108657981-300x213.jpg)
洗濯機についていた
ふろ水給水口
洗濯機のふろ水利用の機能を使おう!
本来、お風呂に入ったあとの残り湯を
洗濯機に使うエコ目的で、ふろ水利用の機能が
ついているわけですが、
うちは、お風呂から洗濯機までが遠く、
使うことができていませんでした。
山水用の蛇口とふろ水取水口を繋いでみた
これは、結論から言うと、使えませんでした。
というのも、山水用の蛇口をひねると、
当然山水が出続けるわけですが、
洗濯機のふろ水利用の機能は、
あくまで洗濯機に内蔵されている
ふろ水を吸い上げるためのポンプを
使うことが前提となっているため、
ふろ水ポンプが作動しているときのみ、給水して、
ふろ水ポンプが止まっているときは、水が止まる、
ということになっています。
つまり、
ふろ水給水口と、山水用の蛇口を繋いで
蛇口をひねると、常にふろ水給水口から
水が出続けることになってしまいます。
これでは、脱水時にも常に水が出続けることにもなるし、
うまく洗濯できません。
ろ過した山水を溜めるタンクから越流した水を入れていたタンクがあった!
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/08/洗濯機4-300x225.jpg)
オレンジタンクの下の
タンクに越流した水を
入れています
緩速ろ過装置というのは、24時間常に、ちょろちょろと
水を流し続けるようになっているので、
最終ろ過した後の山水を溜めるタンクにも、
常に水が入り続けることになります。
ですので、タンクが満水になると、
越流した水を捨てることになるのですが、
一応、その水を別のタンクに溜めてから、
排水するようにしていました。
そのタンクがあることに気が付きました!
そのタンクをお風呂代わりにして、
洗濯機のふろ水ポンプを使えばいいんだ!
そうとわかればあとは超簡単。
ちなみに、我が家の今回のケースでは、
4メートルでは長さが足りず、
ホームセンターで5.5メートル分、
切り売りしてもらいました。
1メートルあたり、200円くらいでした。
洗濯機取り付け部品と、
フィルターは、持っていました。
蛇腹のふろ水ポンプ用のホースと、
洗濯機への接続部分、
そして取水用のフィルターがあればOK!
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/08/洗濯機3-300x225.jpg)
洗濯機の裏の壁に穴を開けて、ふろ水用のホースを通します
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/08/洗濯機6-300x225.jpg)
ふろ水用のホースを取り回します
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/08/洗濯機5-300x225.jpg)
下のタンクのフタ部分からホースをつっこみます
これで、
ふろ水モードにして洗濯機を動かすことが出来ました!
結論から言うと、洗濯機のすべての水を山水では使えませんでした
それは、洗濯機の機能として、
最初から決まっていることのようでした。
うちの洗濯機のふろ水モードは、
「最初の洗い」と「1回目のすすぎ」までは、
お風呂の水を使えるのですが、
2回目のすすぎは上水道の水を利用することになっています。
ですので、
3回水をいれるうちの2回は山水を使うことが出来るようになりました!
ろ過した後の山水を使うので、
飲用可能なレベルの水ですので、
砂などの心配もなく洗濯ができます!
うちは、6人家族ですし、
毎日、2回以上は洗濯機を回しています。
かなりの水道を使っていることになります。
1回の洗濯で50×3の150リットルの水を使っていたとして、
1か月で60回洗濯となると、9000リットル!
そのうちの、2/3である6000リットルの水を自給できるとなると、
結構、その効果は大きそうですね!
下水道に接続している家の場合、要注意です!
僕の住んでいる自治体では、
水道料金の規定で、
井戸水や山水などを使っている場合、
その分、下水道料金が高くなります!
これが、ちょっとやそこらの割増ではないのです!
世帯人数が多いほど割増加算料金が増えていく計算になるので、
うちは6人家族なので、どえらいことになります・・・
幸い、うちは
トイレはコンポストトイレで、
それ以外の水は、
環境に極力配慮した上で、
用水路へ流している状況で、
下水道には接続していないので
大丈夫ですが。
洗濯機の全ての水をろ過した後の山水で行うには?
これは、まだ試していませんが、
電動ポンプを使えば、山水用の蛇口からも、
かなりの水圧で水を送ることができるはずなので、
いずれは、そちらも試してみようかなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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