こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
9月12日(日)にみんなで稲刈りイベントを行いました!
4月19日に種まきをして、5月30日に田植えをしたコシヒカリ。
田んぼで約3カ月半を過ごし、無事に稲が育ちました☆
稲の栽培について 振り返り
無農薬、無除草での栽培を目指しましたが、
無除草というわけにはいかなくなって(笑)
除草について
約10時間は手で除草の作業を行いました。
その程度の時間では、一反の面積の田んぼでは、
ほとんど除草できませんでした(笑)
主に除草したのは、オモダカです。
コナギは、ほぼ全面に繁茂したため、諦めました(笑)
ただ!
ヒエに関しては、完全に防除できました!
これは、深水管理の賜物ですね。
一度も、ヒエの除草はしていません!
初期の頃に、ヒエが生えてきましたが、
深水管理(水深10センチ以上)を保ったら、
いつの間にか、ヒエが消えていました。
稲の生育について
田んぼの場所によって、生育のばらつきがありました。
稲の株がよく育っている所、あまり育っていない所。
これに関しては、田んぼが平らに仕上げられなかったため、
水を張ったときに、深い場所と浅い場所が出てきてしまいました。
うまく根付けなかったところもあったり、初期の生育は失敗も多かったです。
稲刈りイベントは大人も子どもも楽しめます☆
普段、自分たちが食べているお米。
今では、機械化が進み、手で稲を刈ることなんて、
かなり珍しくなりました。
でも、僕は手作業ならではの良さというものがあると
確信しています。
単純に効率という基準で判断してしまうと、
見えないものがあるのです。
それは、作業をしていることそのものの気持ちよさと
言えるのではないかと思います。
大地を踏みしめ、ときに泥に足を取られたり。
手で稲をつかみ、鎌を使って刈り取る。
稲をくくる、稲を運ぶ。
稲の香り。
鎌で稲を刈る音。
子どもたちのはしゃぎ声。
効率化を追求してきた過程でそぎ落としてきたものたち。
今となっては、逆に贅沢で貴重な体験です。
お昼ご飯には、昨年の天日干しのお米のおにぎりとお味噌汁
実は、稲刈りイベントの朝、
薪を使って火をおこし、羽釜でお米を炊きました。
当日の動画の様子も
まとめました☆
みんなで汗を流した後のおにぎりとみそ汁は、最高でした!
稲刈りは田植えの3倍くらい、時間がかかります!
同じ手作業でも、
田植えは、稲を植えていくだけですが、
稲刈りは、稲を刈って、それをくくって、
稲木に干す(稲木を組む)という作業工程があります。
田植えは、初めての人でも、そんなに難しいことはないのですが、
稲刈りは、稲を刈ったあと、藁の束をくくる作業へスムーズにつなげるための
ちょっとしたコツがあったりして、その辺りが、初心者だと理解しにくいところがあります。
今回の稲刈りイベントでは、大人が14名、子どもたち数名(参加はもっと多い)での作業になりましたが、
約一反の田んぼを、一日では刈り終えることができませんでした(汗)
天日干しは、景色を生み出すことができます!
この景色が美しいと感じるのは、何故なのでしょう。
不思議ですね☆
来年にむけて、新しい企画も考えています
今年は約一反の田んぼでお米作りをしていましたが、
来年は、面積を増やそうと思っています。
今までは、田植えや稲刈りイベントに参加してくださった方に
お米をお渡しできなかったのですが、
来年は、天日干しの最高に美味しいお米を
お届けできるような仕組みを考えたいと思っています。
お互いにとっても、地域にとっても、未来の世の中にとっても、
良いこととなると確信しています!
-
【天日干しのお米って、何日間干したらよい?】目指せ!無農薬無除草のお米作り~その13~
お米の天日干しって、一体何日くらい干しておけばいいの?
水分計を使って、数年検証した上での、おおよその感覚を
書き記しておきたいと思います。続きを見る
最後まで読んでくださってありがとうございました。
↓にほんブログ村に参加しています。バナーをクリックしてくださると、励みになります☆
よろしくお願いします。