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【手植えで田植えのイベントは最高!】目指せ!無農薬無除草のお米作り~その7~ 

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【手植えで田植えのイベントは最高!】目指せ!無農薬無除草のお米作り~その7~ 

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

先日の日曜日に行いました!

手植えで田植えのイベント、最高でした!

何が最高って、

雲一つない青空

青空と山と田んぼ

そして、心地よい風

日差しが強い一日でしたが、田んぼでは
風が吹き抜けるため、とても清々しかったです。

 

田んぼの泥の感触

大人も童心にかえって、
どろんこ遊び感覚です。

田植え足袋、長靴、ハイソックス、
色々ありますが、

裸足もきもちよいものです。

ただ、ヒルがいるので、
裸足で田んぼに入る場合は、
ヒルにやられる覚悟の上ですけどね・・・

長靴は泥にはまってぬけなくなります・・・

そして、何よりも最高なのが、

みんなの笑顔~!!!

小さい子ども連れのお父さんお母さんが、
たくさん参加してくださいました!

やっぱり、こういう自然体験って、
食育にも繋がったり、という良さも
もちろんあるんですが、
単純に自然の中で、身体を動かすことの
楽しさというものを改めて感じました。

参加してくれた方から、
とてもリフレッシュできましたという
感想をいただきましたが、
本当にその通りだと思います。

田植えは何故楽しいのか?

僕は、お米づくりにおける手作業を一通りやったことがあります。

  1. お米の種まき
  2. 田植え
  3. 田植え後の除草
  4. 稲刈り~天日干し
  5. 足踏み脱穀

その他に、畔の草刈り、
トラクターによる耕起、代掻きも行っていますが、
上記5つの中では、田植えが一番楽しいように感じました。

もちろん、どの作業も一人ぼっちで作業に追われると、
楽しいどころか、辛い作業になってしまいますが・・・

田植えは、稲刈りよりも楽!?

少しずつ、手でお米の苗を植えていくので、
大変な作業ではあるのですが、
力仕事ではありません

柔らかい泥の中に、苗をさしていくので、
手は疲れませんが、
足場の悪い泥の中を動いていくので、
足腰には若干の負担がかかりますね。

やはり、

田んぼにお米の命を植え付ける作業だということが、

重要なのかなと思います。

 

稲刈りは、田植えと比べると作業工程が多いのです。

  1. 鎌で稲を刈る
  2. それを藁でしばる(この作業が結構大変かなぁ)
  3. 稲木へ運んで(お米のついた稲わらは重たい)
  4. 稲木に掛ける(地味に手間かかります)

という感じで、重たいものを運んだりすることが
結構あるので、その辺り身体への負担が大きいように思います。

 

 

手植えの方法は?

  • 作付け紐をつかいました
  • 条間の目印をつけた細い竹をつかいました
  • 株間は、その細い竹の端につけた棒で検討をつけました

2,3人一組で植えていきました

足元にある棒に目印がついています。両脇には紐が引っ張ってあります

あらかじめ、地面をならすトンボのような道具で
田んぼに碁盤の目状に線を引いて、その縦横が交わるところに
植えるというやり方もあるようです。

苗は、畔から田んぼの中に
投げ入れてもらうような形をとりました。

畔で生き物探しをしていた子どもたちが、
喜んで苗を投げてくれました。

 

手植えでどのくらい時間がかかる?

今回、11.6アールの田んぼでの田植え作業でしたが、

大人13人と子ども数人 で 約3時間でした。

達郎
めっちゃ早い~!

やはり大人数で行うと、どんどん進むので、
精神的にも楽です。

田んぼの手作業は、大勢でやると
楽しさが何倍にも膨らみます!

 

田植えイベント大成功でした!

今回のイベントでは、参加者の皆さんから
参加費をいただいての開催でした。

うちでとれた無農薬・天日干しのお米を使った米粉と
山椒の実のお土産とお昼ご飯付き
お昼ご飯は、
うちのお米と、僕が獲ってさばいた鹿・猪肉、
うちの畑のたまねぎを使った無添加カレーを用意しました。

もちろん、イベントを主催すると、
準備や片づけはあれこれと大変ではあるけど、
参加者も主催者も、どちらも笑顔で楽しめるような
イベントが出来たことが、最高でした。

田植え後。稲がきれいに植わっています。

参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

今後の田んぼの管理は?

今後は、水の管理をしつつ、草が生えてこないことを願うのみです。

果たして、無農薬・無除草でのお米の栽培は可能なのでしょうか?

この本はとても参考になります。
ただ、これを書かれてから随分と年数が経つので、
より効果がでるために、少しずつ改良されているようです。

民間稲作研究所

稲葉さんという方のやり方を真似しています。

深水管理を基本とします

ヒエという植物は、深水管理をしていたら、
完全に防除できるそうです。

しかし、コナギや、オモダカといった植物は、
深水管理だけでは防ぐことは難しいようです。

除草剤を使わずに草を抑える方法は
色々と考えられています。

ただし、どの雑草を抑えたいかによって、
その防除方法は変わってくるようです。

  • 早期湛水をして、田んぼ表面にトロトロ層をつくる
  • 緑藻の発生により、光が田んぼの表面の土に当たらないようにする
  • 抑草効果の期待できるような有機資材を投入する
  • 深水管理(7センチ以上)にして、水田低層を酸欠状態にする

 

田植え1日後に、抑草効果を狙って

米ぬかともみ殻でつくったぼかしを、田んぼに
投げ入れてみました。

米ぬかのぼかしを
撒いた後の様子

有機酸という物質を出して、
表層の根を枯らす効果があるそうです。

(稲は表層ではなくて深い部分に根を張るので
ダイジョウブらしい)

稲を食べる害虫が発生しています。

畔際の稲は、特に葉が食べられています。

イネミズゾウムシという虫だと思われます。

イネミズゾウムシによる
葉の食害

春先に、未熟な有機資材を投入すると
発生しやすいそうです。

また、イネ科の植物につく虫なので、
畔に生えているイネ科の植物から
田んぼの稲に移ってくることも考えられるそうです。

ですので、代掻き前に畔の草を刈っておくことも
重要だそうです。

今回は、4葉以上の成苗を移植しているので、
少しくらい食べられても、たぶん大丈夫でしょう!

自分の田んぼの畔の草は
代掻き前に刈っていましたが、
周囲の田では、違うこともあるし、
ある程度の発生は仕方ないですね。

 

これから毎日、田んぼへ行って、
稲の様子を見守るのが楽しみの一つになりました。

無事に育っておくれ~☆

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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