こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
先日の日曜日に行いました!
手植えで田植えのイベント、最高でした!
何が最高って、
雲一つない青空!
そして、心地よい風!
日差しが強い一日でしたが、田んぼでは
風が吹き抜けるため、とても清々しかったです。
田んぼの泥の感触!
大人も童心にかえって、
どろんこ遊び感覚です。
田植え足袋、長靴、ハイソックス、
色々ありますが、
裸足もきもちよいものです。
ただ、ヒルがいるので、
裸足で田んぼに入る場合は、
ヒルにやられる覚悟の上ですけどね・・・
そして、何よりも最高なのが、
みんなの笑顔~!!!
小さい子ども連れのお父さんお母さんが、
たくさん参加してくださいました!
やっぱり、こういう自然体験って、
食育にも繋がったり、という良さも
もちろんあるんですが、
単純に自然の中で、身体を動かすことの
楽しさというものを改めて感じました。
参加してくれた方から、
とてもリフレッシュできましたという
感想をいただきましたが、
本当にその通りだと思います。
田植えは何故楽しいのか?
僕は、お米づくりにおける手作業を一通りやったことがあります。
- お米の種まき
- 田植え
- 田植え後の除草
- 稲刈り~天日干し
- 足踏み脱穀
その他に、畔の草刈り、
トラクターによる耕起、代掻きも行っていますが、
上記5つの中では、田植えが一番楽しいように感じました。
もちろん、どの作業も一人ぼっちで作業に追われると、
楽しいどころか、辛い作業になってしまいますが・・・
田植えは、稲刈りよりも楽!?
少しずつ、手でお米の苗を植えていくので、
大変な作業ではあるのですが、
力仕事ではありません。
柔らかい泥の中に、苗をさしていくので、
手は疲れませんが、
足場の悪い泥の中を動いていくので、
足腰には若干の負担がかかりますね。
やはり、
田んぼにお米の命を植え付ける作業だということが、
重要なのかなと思います。
稲刈りは、田植えと比べると作業工程が多いのです。
- 鎌で稲を刈る
- それを藁でしばる(この作業が結構大変かなぁ)
- 稲木へ運んで(お米のついた稲わらは重たい)
- 稲木に掛ける(地味に手間かかります)
という感じで、重たいものを運んだりすることが
結構あるので、その辺り身体への負担が大きいように思います。
手植えの方法は?
- 作付け紐をつかいました
- 条間の目印をつけた細い竹をつかいました
- 株間は、その細い竹の端につけた棒で検討をつけました
あらかじめ、地面をならすトンボのような道具で
田んぼに碁盤の目状に線を引いて、その縦横が交わるところに
植えるというやり方もあるようです。
苗は、畔から田んぼの中に
投げ入れてもらうような形をとりました。
畔で生き物探しをしていた子どもたちが、
喜んで苗を投げてくれました。
手植えでどのくらい時間がかかる?
今回、11.6アールの田んぼでの田植え作業でしたが、
大人13人と子ども数人 で 約3時間でした。
やはり大人数で行うと、どんどん進むので、
精神的にも楽です。
田んぼの手作業は、大勢でやると
楽しさが何倍にも膨らみます!
田植えイベント大成功でした!
今回のイベントでは、参加者の皆さんから
参加費をいただいての開催でした。
うちでとれた無農薬・天日干しのお米を使った米粉と
山椒の実のお土産とお昼ご飯付き。
お昼ご飯は、
うちのお米と、僕が獲ってさばいた鹿・猪肉、
うちの畑のたまねぎを使った無添加カレーを用意しました。
もちろん、イベントを主催すると、
準備や片づけはあれこれと大変ではあるけど、
参加者も主催者も、どちらも笑顔で楽しめるような
イベントが出来たことが、最高でした。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後の田んぼの管理は?
今後は、水の管理をしつつ、草が生えてこないことを願うのみです。
果たして、無農薬・無除草でのお米の栽培は可能なのでしょうか?
この本はとても参考になります。
ただ、これを書かれてから随分と年数が経つので、
より効果がでるために、少しずつ改良されているようです。
の
稲葉さんという方のやり方を真似しています。
深水管理を基本とします
ヒエという植物は、深水管理をしていたら、
完全に防除できるそうです。
しかし、コナギや、オモダカといった植物は、
深水管理だけでは防ぐことは難しいようです。
除草剤を使わずに草を抑える方法は
色々と考えられています。
ただし、どの雑草を抑えたいかによって、
その防除方法は変わってくるようです。
- 早期湛水をして、田んぼ表面にトロトロ層をつくる
- 緑藻の発生により、光が田んぼの表面の土に当たらないようにする
- 抑草効果の期待できるような有機資材を投入する
- 深水管理(7センチ以上)にして、水田低層を酸欠状態にする
田植え1日後に、抑草効果を狙って、
米ぬかともみ殻でつくったぼかしを、田んぼに
投げ入れてみました。
有機酸という物質を出して、
表層の根を枯らす効果があるそうです。
(稲は表層ではなくて深い部分に根を張るので
ダイジョウブらしい)
稲を食べる害虫が発生しています。
畔際の稲は、特に葉が食べられています。
イネミズゾウムシという虫だと思われます。
春先に、未熟な有機資材を投入すると
発生しやすいそうです。
また、イネ科の植物につく虫なので、
畔に生えているイネ科の植物から
田んぼの稲に移ってくることも考えられるそうです。
ですので、代掻き前に畔の草を刈っておくことも
重要だそうです。
今回は、4葉以上の成苗を移植しているので、
少しくらい食べられても、たぶん大丈夫でしょう!
自分の田んぼの畔の草は
代掻き前に刈っていましたが、
周囲の田では、違うこともあるし、
ある程度の発生は仕方ないですね。
これから毎日、田んぼへ行って、
稲の様子を見守るのが楽しみの一つになりました。
無事に育っておくれ~☆
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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