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自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。
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食の自給、山水の自給、薪生活などを実現してきた
こはま ファミリーですが、
この度、電気の自給への一歩を実現することができました!
ソーラーパネルを設置して、一カ月が過ぎました。
電気の自給を開始! その7 ~一カ月の電気代はどうなった?~
我が家では、
中古のソーラーパネルを16枚 合計 4.4kw 分を
倉庫の屋根の上に設置しています。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(蓄電池) も
設置しています。 こちらは、 48V で100Ah の仕様でして、
約5kwh 分の 電気を貯めることが出来るはずです。
ハイブリッドインバーターという装置で、
ソーラーパネル、バッテリー、そして、商用電源を
制御していまして、
- ソーラーパネルからの発電があるときは、その電気を。
- ソーラーパネルからの発電がないときで、バッテリーの容量があるときは、バッテリーの電気を。
- ソーラーパネル、バッテリー、どちらも足りない時は、商用電源を。
ということで、通常時は、特にボタン操作などしなくても、
家の中の電気を、そのハイブリッドインバーターを通しての電気で
まかなっています。
-
電気の自給を開始しました! その2 ~電力の自給のメリットデメリット~
電気の自給を開始した、我が家です。
やってみてわかることが、たくさんあります!思っているほど、最高なものではないということが
よくわかりました笑続きを見る
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電気の自給を開始! その4 〜初期投資は何円なの?〜
ついに、電気の自給に踏み出したのです!
しかし、一体どのくらい初期投資がかかったのか?
ちゃんと計算してみました!
かなり詳しい内容です。続きを見る
そんな具合で、一カ月使ってみて、果たして電気代はどうなったのでしょうか?
うちは、関西電力で電気を買っているので、
関西電力の、「はぴeみる電」というサイトで、
毎日、どのくらい電気を使っているかを知ることができます。
これを見ると、わかる通り、
晴れている日が続いているときは、
電気使用量が 0.00 になっています!
つまり、その一日は、
ソーラーパネルからの発電と、バッテリーからの電気で
24時間、家の電気をまかなえたということになります。
ちなみに、我が家では、
- 家庭用冷蔵庫
- ジビエ肉用の冷凍庫
- 玄米保冷庫
辺りは、24時間稼働し続けています。
しかしながら、
雨の日は、
1日で、10kwh 近く 電気を購入している日もありました・・・
これは、バッテリーの電気を使いすぎて、
バッテリーが空になりかけてしまい、慌てて、
商用電源からバッテリーに充電したことと、
雨で洗濯物が乾かなくて、
除湿器を衣類乾燥モードにして、何時間もつけていたことが
原因です。
除湿器の衣類乾燥モードは、600wくらいの消費電力があり、
それを洗濯物が乾くまで、何時間もつけたままにしていることになりますから、
かなり電気を食うのですね(;^_^A 8時間近くつけていたら、それだけで5kwh くらいの
電力消費になります。
あとは、電気を自給しているとはいっても、
実は、自宅横にある音楽スタジオの電気は、
ハイブリッドインバーターを通していません。
つまり、自家発電とは、関係のない電気を
音楽スタジオでは使っています。
ですので、音楽スタジオをガンガン使っている時には、
電気使用量が増えるということもありますね。
一体、電気代がどのくらい節約できるのか?
うちでは、そもそも、電気をなるべく使わないような暮らしを心がけていたので、
自家発電をしたからといって、そんなに節約できませんでした・・・(^_^;)
4~5月に関しては、一カ月で大体4000円くらい電気代が節約できたことになります。
ということは、うまくいったとして、
一年間で、5万円くらい 節約できるかな、という感じです。
つまり、この調子で考えると、
10年間で、50万円くらい の節約になるかなといったところです。
しかし!!!
実は、この度の電気の自給に関する、
初期投資額は・・・約50万円です!
ということは、
インバーターなどの機器が、故障することなく、
10年間動いてくれたとして、
やっと、元が取れるという感じです。
電気の自給で、電気料金を節約しようという考えは間違いです!!!
いかに、商用電源が安定していて、
安い値段で買えているのか、ということ。
これは、自分で電気の自給をやってみて、よくわかりました。
特に、我が家のように、普段から、
そんなに電気を使わないような暮らしをしている場合は、
電気の自給には向いていません。
では、どんな家庭なら、
電気の自給がおすすめなのかというと・・・
電気の自給に向いている家庭とは?
日中に、
電気をかなり使っている家庭です。
それと、
電気自動車を使っている家庭です。
今までの記事でも、警鐘をならしましたが、
ソーラーパネルというのは、そんなに都合の良いものではありません。
そして、電気は貯めにくいという現実があります。
-
電気の自給を開始! その5 ~再生可能エネルギーという言葉に潜む嘘~
電気の自給を始めて、色々なことがわかってきました。
再生可能エネルギーという言葉に潜む噓についても。太陽光発電を真に有効に活用するのって、
難しい!続きを見る
我が家のように、4kw近くのソーラーパネルを設置するということは、
晴れている時は、4kw とまではいかないにしても、
3kwくらいの電気を生み出し続けることができるということです。
家庭内で一度に使う電気の量って、
まあ、2kw くらいまででしょう。
ドライヤーと、湯沸かしポットと、掃除機を同時に使ったりしたら、
ブレーカーが落ちたりしますよね。
つまり、バッテリーの充電が終わったら、
ソーラーパネルからの電気は、基本的に余ってしまいます。
余るということは、本来発電しているのに、
それを捨ててしまっているというようなイメージです。
電気というは、発電している量と、使用している量が
同じでないといけないので、
いくらたくさん発電出来ていても、使ってくれる分以上は、
発電できないのです。
電気自動車と電気の自給はベストパートナーか?
電気自動車って、かなり大容量の蓄電池をのせている車なので、
要するに、電気を貯めておくことができるんですね。
ソーラーパネルは、晴れている時だけは、
めっちゃ発電できるので、その時の電気を
貯めておくことができたら、その発電能力をフルに生かすことができるんですね。
ただし!
わざわざ、電気自動車を買うかどうか?といったら、
これまた微妙なところです。
結局、電気自動車を購入して、維持し続けるには、
それなりの初期費用が必要です。
電気の自給をしていたら、
電気自動車の燃料は、無料で賄えるかもしれません。
ガソリン代が高くなっている昨今、
リッター12kmくらい走る車だったら、
年間12000km 走ったとして、
1000リットルのガソリンを購入することになります。
1リットルあたり、160円として計算すると、
160円× 1000リットルで 16万円です。
元々、電気自動車を使っているという方であれば、
その16万円くらいが電力自給で節約できるかもしれないので、
そうなると、初期投資額を回収するのも、3年くらいで済んじゃいますね!
ですが、それでも、
わざわざ、新たに電気自動車を導入してとなると、
やはり購入費用、維持費のことも考えなくてはいけません。
うちも、いずれは、電気自動車を導入してみようかなとは思っているので、
そうなると、いまの電気の自給が、より有意義にはなるのかなと思います。
というわけで、結局いつも
電気の自給の話をすると、
常に日中に電気をめっちゃ使っている
商業施設などには、おススメなんですが、
普通の一般家庭には、おすすめしないという結論になってします・・・(^_^;)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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