野菜を育てる特効薬のようなものは存在するのか?

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野菜を育てる特効薬のようなものは存在するのか?

こんばんは。

自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。

 

9月に入り、今日の日中は比較的
穏やかな暑さでした。

ま、暑いんだけどね。

昨日は、めっちゃ暑くて、
外仕事していたら、パンツまで汗びっしょりでしたが、
今日は、パンツまでは汗びっしょりになりませんでした(笑)

 

野菜を育てる特効薬のようなものは存在するのか?

ということを考えてみたいと思います。

 

憧れますよね。

これさえしておけば、野菜がうまく育つ!

とか、

これさえ土に撒いておけば、野菜がうまく育つ!

みたいなの。

 

うちの今年の夏野菜は、いまだかつてないくらい調子がいいのです!

 

例えば、ナスビ。

苗を買ってきて、
移植した後に、遅霜にやられて、
一旦枯れたものの、
そのまま様子を見ていたら、
今では、ものすごい勢いで、
実をつけまくってくれています。

霜でやられたナスビの苗

 

8月に入って、
勢いが復活したナスビ

あとは、
自分で種を蒔いて苗を育てたものの、
ポットの中では、あまり大きく育たなくて、
とりあえず、畑に移植したのですが、

これまた8月にはいり、たくさんの
実をつけてくれています。

毎日、この倍くらいのナスビがとれています

合計、12本くらいナスビが植わっていて、
成長の差はあるけど、どれも生き生きとしています。

 

畑では一体、何が起きたのか?

 

今年は、3年ぶりに、畑をトラクターで
耕しました。

どうせ耕すならと思って、
牛糞堆肥を漉き込みました。
約500m2の面積の畑に、
軽トラ3杯分の量です。

トラクターで畝立て

軽トラック一杯の堆肥

あとは、薪ストーブの灰や、
米ぬか、もみ殻燻炭も、それぞれ少量ですが撒いています。

作物の生育を見ながら、
天然の尿素肥料(おしっこ)を
株元付近に薄めて撒いたりもしています。

 

これらの資材を投入したから、
野菜の育ちが良いのでしょうか?

 

そうかもしれない。

 

としか、今の僕には言いようがありません。

 

残念ながら、僕自身の経験値が浅く、
様々な状況と比較することが
なかなか出来ないため、
何をしたことが良かったのかは、断定できないのです。

 

そもそも、毎年、天候は違うし、
同じ条件で比較すること自体が難しいんですよね。

 

あとは、今年は、自給自足に本腰を入れると
決めていたので、畑での作業時間は今までで
一番多いです。

 

ナスビは、あんまりお世話してこなかったけどね・・・

ナスビ周辺の草は刈って、株元に草マルチをする。

ということは、3回くらいやりました。

あとは、日照りが続きすぎる時は、
水やりをしたくらいです。

剪定は、あまり出来ず。8月の頭に、

思い切って、少し剪定した。

支柱への誘引は、さぼっていた・・・

 

7月の長雨の時には、ほとんど収穫できなかったけど、

8月中旬頃からは、とても順調です。

 

これさえしておけば、うまくいくということはない!

と感じています。

植物の成長には、あまりにもたくさんの要因があります。

特効薬のような資材があったとしても、
それだけに頼っていては、良い結果は
得られないでしょう。

総合的な見地が必要です。

しかしながら、強いて言うならば、

作物を育て続けることは、特効薬といえるかもしれない。

何も育てずに、放置しておいても、

畑は野菜が育ちやすい畑にはならないと感じます。

 

毎年、毎年、

同じ畑で、色々な種類の野菜を育て続けることは、

ものすごく重要なことだと思います。

 

 

とはいえ、

それだけでは、わかりにく過ぎる!

 

やっぱり、
毎年、たくさんの収穫を目指したいもんね!

 

 

これをしたら失敗する。ということはわかってきています(笑)

  1. 肥料のやり過ぎ
  2. 植物の特性を無視した栽培管理
  3. 土が固すぎる、やせ過ぎている
  4. 大雨で水に漬かってしまう
  5. 日照りが続いているのに、水をやらない
  6. 水のやり過ぎ
  7. 全く草を刈らない
  8. 風の対策をしない
  9. 収穫をしない

などなど。

 

このことは、栽培経験が増えていくにつれて、
より具体的になるでしょうし、その引き出しの数も
増えていくでしょう。

 

つまり、

これらのことを避けるような栽培

最低限行っていけば、

そこそこうまくいくということに繋がると感じています。

 

失敗を体験して、改善していくこと!

 

それの積み重ねしかない。

 

ただ、自分で一から全ての失敗を経験するのは、大変。

だからこそ、

偉大なる先人の知恵を活用させていただきましょう!

 

教科書は、たくさんでています。

僕の最近のおススメは、この本です。

 

自然農法一辺倒ではなくて、

この本にも影響を受けました。

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僕自身、

化学肥料って、悪だと思っていたところがありましたが、

そんなことはないと思うようになりました。

ただ、化学肥料は自給できないのが難点。

そんなこといったら、石油も自給できないけどね。

 

どこまで、単位面積当たりの収量をあげていくか。

ということにこだわりだすと、

 

土の化学的要素を、土壌分析診断という方法で、

数値化し、施肥設計を考えること。

 

植物の葉の色を、数値化し、対応すること。

などの方法を実践していく価値はあると思っています。

 

自給自足という言葉は、逃げの余地が多いとも言えます。

出来なかったら、出来ないで仕方ない。

という感覚がどこかにあるように思います。

 

まず、

逃げることなく、

しっかり責任をもって野菜の栽培に向き合うということが

一番大切なことかもしれませんね。

 

ということで

野菜を育てる特効薬のようなものは存在するのか?

でした。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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