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ハーベスタ(動力脱穀機)を使うときの注意点について

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ハーベスタ(動力脱穀機)を使うときの注意点について

こんばんは。自給自足こはまファミリーのこはまたつろうです。

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我が家の暮らしが紹介されました!

 

私たちは田舎へ移住して6年目。

食の自給自足に関しては、かなり達成できつつあります。

 

自分たちが自給自足の暮らしに挑戦する中での氣づき、

体験から導き出されたことなどを中心にお伝えしていこうと思います。

 

今回は、

ハーベスタ(動力脱穀機)について解説します

その前に、何故、ハーベスタの解説をするかというと・・・

 

天日干しでの稲作をするにあたって、

稲木で干して乾燥したお米の粒を稲穂から脱穀する際に、

ハーベスタ(動力脱穀機)が大活躍するからです!

ハーベスタで脱穀している所

 

ハーベスタは、脱穀に特化している機械なので、

稲わらをのせる台が広いし、手元で操縦できたりと、

一人でも十分効率よく作業ができます

 

コンバインでも、脱穀のみを行うことが出来ますが

ハーベスタのような稲わらを置く台もないし、操縦席と

脱穀の場所が離れているので、動かす際には、いちいち

運転席へ移動しなければならないし、ちょっとやりにくのです

コンバインでも、脱穀は出来るけど・・・

 

もちろん、人力の足踏み脱穀機でも脱穀は可能です!

足踏み脱穀機で脱穀している所

でも、ものすごく時間がかかってしまいます・・・

脱穀自体は、それなりのスピードで出来るようになりますが、
その後、ワラくずを取り除くため、フルイがけしたり、
唐箕がけしたりするのが、結構大変なのです・・・

フルイがけ

唐箕がけ

お米作り一年目の時は、300キロ以上のお米の脱穀を
全て足踏み脱穀機と唐箕で行いましたが、とても良い経験になりました・・・(;^_^A

 

ハーベスタを使う際の注意点について

ハーベスタは、とても優れた機械ではありますが、

どんな状態でも100%完璧に脱穀してくれるわけではありません

ハーベスタで脱穀したはずなのに・・・

 

上の写真は、一人でハーベスタを使って
どんどんと脱穀作業を進めていたときのもので、

後日、田んぼに置いていた脱穀済みのはずの稲わらを見たら、
ものすごくたくさんのお米の粒がついたままじゃないですか・・・涙

 

機械を過信していました。

 

機械は、万能ではありません。

機械が適切に動作するような条件を満たしてやることが重要です。

 

ハーベスタで脱穀する場合には、

  1. 稲の束の長さが十分にあること
  2. 稲の束の先端部分に稲穂が集まっていること
  3. 雑草が混じり過ぎていないこと
  4. 機械の点検、整備、清掃がきちんと行われていること

辺りが、重要なポイントです。

一度、脱穀したはずでも、根元付近は脱穀もれがでやすいです

 

それと、こまめに、脱穀済みの稲わらを調べて、
うまく脱穀できているかどうかを確認することも大切です。

 

稲を束にして稲木にかける前に、ちゃんと確認して修正しておくべきです

前述したように、稲の束の根元付近にある米粒は、
うまく脱穀しずらいので、
そういう稲の束を脱穀する場合は、
穂先に稲穂が揃うように、手直しをすればよいのですが、

ハーベスタのエンジンをかけて、脱穀クラッチを入れて、
こぎ胴がグルグル回っている状態で、
その作業をやるのは、おすすめできません。

燃料がモッタイナイし、
音がうるさいし、気持ちも焦るし、
やめた方がいいです。

 

となると、まず稲を刈って束ねる時点で、
稲穂が揃うように氣をつけつつ、

稲木に掛ける際にも、稲穂の位置を
確認して手直し
する方がよいです。

そして、少々雑草が混じっていても構わないとは
言いつつも、雑草の種の大きいもの(米粒サイズ)については、
取り除いておくべきです

 

また、ハーベスタの風量が調節できるような機種の場合は、
穀物に合った風量、アクセルの具合を確かめながら、
脱穀を進めると良いと思います。

 

間違って、せっかく脱穀したお米の粒の一部を、
わらクズとかと一緒に田んぼに捨ててしまうというような
悲しいことになってしまうこともあり得てしまいます。

 

コンバインで、稲刈りをしている場合は、
いちいち、排出される、裁断された稲わらなどを
確認することはまずありませんが、

ハーベスタの場合は、無事に脱穀ができているかどうかを
確認することが出来るので、
思わぬロスを減らすことは可能だと思います。

時間はかかりますけどね・・・

 

まとめ

機械は、条件を整えてやって、
持っている性能をきちんと発揮させてあげることが
とても大切だと思います。

機械だから大丈夫だろうと、
過信して、雑に扱ってしまうと、
モッタイナイ結果になってしまうかもしれません。

 

せっかくの実りをより多く得られるようにするためにも、
注意深く要所要所の確認は怠らないようにしましょう♪

 

うまく脱穀できている!

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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