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約一反の田んぼの跡作で麦の播種を行いました~大切なことがわかりました~

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約一反の田んぼの跡作で麦の播種を行いました~大切なことがわかりました~

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11月に入って、まだまだ農作業は終わりが見えることなく(;^_^A

お米の跡作で麦の種を蒔きました

僕の挑戦は、

田んぼでお米を作って、その跡地に麦を育てて、

その後、大豆を育てて、またお米・・・

という輪作栽培を軌道に載せることです。

 

いずれも無農薬栽培をしているので、田んぼの雑草対策にも

なるということは、実感としてわかってきた部分もあって、

それをもう少し確実なものにしていけたらと思っています。

田んぼでお米作りの風景

 

この上の写真は、今年のお米作りで天日干しをしているところですが、

これを脱穀し、稲わらを片づけたのち、麦を蒔くことにしました。

稲作の跡の様子

この状態の田んぼをトラクターで耕しました。

トラクターで耕している所

 

使っているトラクターは、僕と同じ年の古いものですが、

調子よく動いてくれています。

クラシックカーのような雰囲気

18馬力のトラクターですので、ロータリーの幅は135センチくらいでして、

一反の田んぼを耕すのにも、1時間半~2時間くらいかかります・・・

 

全面的に耕しているところ

 

その後、溝切りのアタッチメントをつけて、

畝立てを行いました。

畝立てしているところ

 

トラクターの旋回部分は、なかなかうまいことやるのが

難しいのです。

 

あとは、畝の幅を目測だけで行うのは結構難しいので、

ちゃんと210センチを測って、両端に目印となる棒を立ててから

真っ直ぐにトラクターを動かしました。

 

古いトラクターで、倍速ターンなどの機構がなく、

旋回も大回りになって、隣接耕が出来ないので、

ちょっと手間ですが、畝立てのときには、間隔が

揃うように氣をつけています。

 

その次は、

溝がどうしても繋がっていない部分がでてくるので、

そこは、鍬をつかって、人力で繋げました。

旋回部分は溝が繋がっていないので

綺麗に溝を掘り上げて繋げます

 

溝をしっかりつなげて畝立てが完成

 

その後、種を蒔きました。

 

手押しの播種機を使って、

30センチ間隔で4条蒔きにしました。

手押しの播種機で種まき

 

人力での手押しなので、結構何往復もしました(;^_^A

 

一反強の規模なので、人力の播種機でも何とかなりましたが、

三反とかの規模になってくると、このやり方ではちょっと厳しいでしょうね・・・

 

大規模になってくると、トラクターの後ろに麦蒔き用の播種機がついているような

作業機が必要になってきますね。

 

とりあえず、何とか晴天のうちに、麦の播種を終えることができました!

 

今回、改めて氣づいた大切なこと

それは、土がちゃんと乾いている時に

耕運などの作業を行うことです。

これは、めちゃめちゃ大事なことです。

特に、田んぼというのは、水が溜まりやすい土質であることも多く、

今までは、結構ぬかるんでいる状態の中を、耕運したこともありました。

その場合、土を練ってしまって、団子のようになってしまうし、

当然、畝立てだって、うまくできません。

土が乾いていない状態だと、うまくできない

乾いていない土は、ロータリーで回転させながら

練ってしまうので、団子のように固まってしまいます。

その後、鍬で何とかしようと思っても、

どうしようもない状態になってしまいます。

 

去年は、そんな状態で、麦を育てたので、

当然のごとくうまく育ちませんでした。

 

大豆の栽培の場合でも、同じことが言えます。

 

乾いていない状態の土を触るのは、良いことが全くないので、

天候の関係で、土が乾いていない時は、作業が遅れも、

乾くのを待ってからやった方が良いように感じます。

 

では、どうやって田んぼを乾かすのか?

うちの集落の田んぼは、

湿田です。

なかなか乾きにくいのです。

 

田んぼを乾かすのに、重要な点を挙げると

  1. 取水口をきっちり閉めること
  2. 明渠(田んぼの周りに溝を掘る)をつくって排水口につなげること
  3. 7月の中頃からきっちり中干しすること

2の明渠は、作るのも維持するのもかなり大変なので、

出来れば避けたいところではありますが、

取水口の付近から、どうしても水が田んぼの方へしみ出してくるような

農地もあったりするので、そういう場合は、

田んぼの周りに溝を掘って、排水口へつなげることがどうしても

必要になってきます。

 

ただし、それだけでは乾いてくれません。

 

今年初めて「中干し」を行いましたが、

これがとても良かった

 

夏場の暑い時期は、土も乾きやすいので、

その時に、しっかり水を抜いて、田んぼにヒビが入るくらいまで、

乾かしてやること

 

そうすることで、稲の生育も良くなりましたし、

一旦、中干しで、田んぼを乾かせば、その後、水をいれても、

すぐに水が抜けてくれます。

 

稲刈りの時にも、作業がしやすいですし、

今回のように、その後、麦の栽培をするにあたっても、

良いことづくめです。

 

今回のように、土がしっかり乾いた状態で

作業ができることで、麦の栽培も多分うまくいくと思われますし、

その後作の、大豆栽培の時にも、畝立てなどがやりやすくなり、

成功しやすくなると思われます。

 

ご参考になれば幸いです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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