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中山間地の農業を考えるその2~どうしたらいいのか?希望をもって考える~

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中山間地の農業を考えるその2~どうしたらいいのか?希望をもって考える~

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前回、

中山間地の農業を考えるその1~現状の課題とは~

中山間地の農業における厳しい現実について、
まずは、ちょっと悲観的にその課題を考えてみました。

続きを見る

日本の中山間地の農業の課題について、

悲壮感漂う記事をかいてしまいました・・・

 

今回は、では、どうしたらいいのか?

ということを希望的観測をもって書いていきたいと思います。

中山間地の農業を考えるその2~どうしたらいいのか?希望をもって考える~

中山間地ならではのメリット、良い点についても考えみようと思います。

  1. 過疎化が進んでいるがゆえに・・・?
  2. 補助金が手厚いかも?
  3. 先人たちの築き上げてきた財産があちこちに・・・
  4. ブランド化しやすいかも?
  5. 土地が手に入りやすい?
  6. 綺麗な山水・湧水が農業用水として使えたり?

農業で稼ぎやすい土地の場合、

そう簡単には農地は手に入りません。

そういう場所は、大きな農地が多くて、

農業法人が大規模経営している場合が多いでしょう。

 

そういう場所に、新たに農業を始めたいという人が

入り込むスキはないでしょうね。

 

中山間地では、過疎化が進み、

農業従事者がどんどん減っているので、

そこで農業をやるとなれば、集落の人は

喜んで応援してくれる場合が多いでしょう。

 

過去の遺産を大いに活用しましょう!

農業として、労働時間に見合った稼ぎを得るということが

やはり最低限大切だと思っています。

 

効率などの面では、圧倒的に不利な中山間地ですが、

過疎化が進んでいるがゆえに、農地などが手に入りやすいという

話をしました。

 

そんな中でも、とてもラッキーな場合があります。

  1. ブドウ園、ミカン園、などの果樹園をそのまま引き継げるという場合
  2. ビニールハウスなどの施設をそのまま引き継げる場合
  3. 特定の作物の特産地として、ブランド化が出来ている場合
  4. 条件の良い(日当たりが良い、自宅からすぐ近くなど)農地が手に入る場合
  5. 農機具や倉庫などを格安で引き継げる場合
  6. 山水などが使い放題だったりする場合

 

無料で借りられたビニールハウスの中で野菜作り

 

我が家の場合、無料でビニールハウスつきの農地を借りることが出来ました。

その農地は、草刈りの面積が広いなどの悪条件はありますが、

ビニールハウスが2棟、無料で使えるようになったというのは、

かなりラッキーで有難い話でした。

 

これから新規就農を考えるにあたっては、

果樹園をそのまま引き継げるというような案件

かなりラッキーで、栽培技術の習得次第では、

すぐに稼げる農業を営むことも可能だと思います。

こんなブドウ園を引き継げるという可能性も地域によってはあるかも

 

 

また、すでにブランド化が行われている特産品というものを

活用するのも有効な方法でしょう。

 

うちは、京都の丹波地方になるので、

特産品としては、

  • 丹波の黒豆
  • 丹波栗
  • 京野菜色々

などが挙げられるかと思います。

 

ブランド化が済んでいる特産品というものは、

ただ単に、その地域で栽培されたというだけで

通常よりも高く売れます

 

もちろん、その地域が栽培に適しているという条件はあるとは思いますが、

それだけではない、名前の価値があるのです。

これは、その地域の過去の農業者の方が、努力の末、手に入れてきた大きな財産というべきものでしょう。

 

 

いくつかある収入の柱としての、兼業農家という道も

がっつり、農業一本で収入を稼ぐ!

ということになると、やはり何と言っても、

数量をたくさん生み出さないことには、どうしても

話にならなくて、

それこそ、穀物類だったら大規模経営ということになるし、

野菜類で、となると、年がら年中、栽培して収穫して販売・・・

ということになります。

 

中山間地の特徴として、過疎化ということが共通していると思いますので、

移住者への受け入れ体制は、手厚いことが多いです。

 

また、住まいのすぐ近くに農地が借りられるということも

普通にあることなので、副業の一つとして、農業をやるということであれば、

農地の使用に関する費用は安く抑えられるので、

初期投資を少なくして、ある程度の収入を稼ぎ出すことも十分可能です。

 

人気のある、道の駅や直売所が近くにあったら、さらにラッキー

今は、キャンプがブームだったりして、

週末は、都市部を離れて、田舎へとキャンプ目的で

でかける人が増えています。

 

ですので、道の駅なんかは、結構流行っています。

 

山間部にある道の駅というのも、結構あるので、

そういう所が、家の近くにあると、

野菜を直売できたりするので、

収入に繋げることができます。

 

 

まとめ

というわけで、中山間地での農業について、

前向きな内容を幾つかあげてみました。

 

しかしながら改めて読んでみると、

「運頼み」という感がなくもないです・・・

 

ひとえに、中山間地といっても、

ほんと条件は色々とあって、

農業でなんとか出来そうな地域と、

かなりハードルが高い地域と、ありますね。

 

農業は、いずれにしても、

個人事業主としてのビジネスという土俵に立たされるわけで、

その土地ならではの利点、可能性を見出して、

他の人がやっていないようなことであったり、

なんらかの独自性を出していくことが、

成功のポイントにはなるでしょう。

 

中山間地の農業を新規に始めて、経営を軌道に乗せて、
稼いでいくということは、かなり難しいのは確かですので、

よくよく考えて、希望の光を見つけていきましょう!

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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