こんばんは。
自給自足シンガーソングライター小濱達郎です。
本格的に冬の訪れを感じますね。
明日はうっすらと雪が降るかもしれません。
今日は、罠の見回りにいったところ、
鹿がかかっていたので、仕留めてさばきました。
今回は、血抜きがうまく出来ました!
ようやく場所が掴めてきたかもしれません。
ですが、解体の際に
尿道の処理あたりが思うように、
うまく出来ませんでした。
まだまだ未熟です。
今回から吊り秤を導入したので、重さを測ることできました。
26キロのメス鹿でした。
内臓や皮や頭を除いて、骨と肉だけでは約15キロでした。
さて、実は昨日は地域の行事がありました。
田舎暮らしにおける地域の行事とは?神社のお正月の準備
うちの集落には神社があって、(僕の家のすぐ裏)
ここに住んでいる方は、先祖代々、神社(お宮さん)のことを
とても大切にしておられます。
僕自身も、日本人のルーツは神社だと思っているし、
日本から神社がなくなったら、ここはどこなの?って
感じるのではないかと思います。
八百万の神様、という考え方は、
とてもしっくりくるのです。
僕の家の裏にある神社は、素晴らしいのです。
なにせ、樹齢4,5百年はあろうかというご神木が
何本もあります。見ているだけで心が洗われるようです。
そして、何より地域の人の手でずっと守られてきているのです。
昨日は、その神社の年越しの準備を地域の方が共同で行いました。
うちの地域の神社の年越し準備
- 松を丸太のままと、割ったものとを用意
- 杉の丸太の皮をきれいに剥いて、割って、正月飾りに使う杭を用意
- 灯篭・行灯の張替え 書写
- しめ縄作り
地域の人での共同作業は、
上記のような感じでした。
薪づくり
年越しは、神社で夜通し火を焚きます。
また、節分祭や、毎月1日にも、火を焚きます。
そのための、薪が必要で、
基本的には松を使うそうです。
近年、松がなかなか近くにないらしく、
杉なども織り交ぜています。
割り木は、割るだけでなく、それらを
くずれないように積むこともとても大切です。
一人でやると、大変骨の折れる作業ですが、大勢でやると
やはりはかどります。
杭づくり
杉の細めの丸太を伐ってきて、
それの皮をむきます。
野菜の皮むきのピーラーの大きくて刃が鋭いものを
使っていました。
綺麗に皮をむいたものを、1メートルくらいの長さで切って、
割っていました。
灯篭・行灯の張替え
これは、主に女性の方が中心に行っていました。
和紙をきれいに張り替えていくような作業と、
新たに書写をしていたようです。
しめ縄づくり
もち米の藁を使って、しめ縄づくり。
村の長老を中心にたくさんのしめ縄を作っていく。
先祖代々受け継がれてきた、習わしがあるようで、
去年やおととしの見本を見ながら、
作っていました。
僕は途中で参加させてもらいました。
しめ縄の作り方がわかったので、
自分の家のものも、立派なものが作れました☆
半日では終わらず、午後からも作業でした。
朝8時に集合して、総勢30数近くの人で作業を行うも、
午前中だけでは終わらず、片づけ掃除なども入れて、結局午後3時くらいまで
かかりました。
本来は、そのあと、公民館にて集まって
お酒を交わしながら談笑するそうですが、
今年は自粛のようでした。
今日のひとこと
田舎暮らしならではのこととして、地域の人との
密な関係というものがあります。
僕は、そういう関係性がとても大切だと思うので、
このような地域の集まりは苦になりませんが、
捉え方によっては、面倒くさいと感じるものかもしれません。
実際、口うるさい人がいるのも事実ではありますが(笑)、
上手に付き合いながら、やっていけるといいと思います。
僕は基本的に氣性が荒いので、
すぐにイラっとしてしまい、困ったものです。(汗)
時代の流れで、どんどん簡素化・自粛していく方向へ
進んでいるようですが、
神社のことは、ずっと大切にしていきたいなと心から思います。
以上、
田舎暮らしにおける地域の行事とは?神社のお正月の準備
でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。