こんばんは。
自給自足シンガーソングライターの小濱達郎です。
田植え後一週間が経ちました。
【無除草栽培、早くも断念か・・・!?】
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2020/06/fabicon1.png)
今日も、田んぼの様子を見に行ったのですが、
よーく目を凝らしてみると、
コナギが大量に発芽してきている!!!
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発芽したてのコナギ
本当に小さいので、遠目ではわからないのですが、
田面をよく見ると、細くて小さい緑色の線みたいなものが
生えてきています。
代掻きでうまく除去できなかったコナギもある
のですが、そちらは畔際に集中しています。
今回発見したのは、
畔際だけでなく、田んぼ全体にありそうな雰囲気でした(涙)
発芽したてのコナギの発芽を発見後、どうするべきなのか?
僕が書籍などで学んだ内容では、
様々な状況に応じた判断が必要なようです。
- アミミドロなどの緑藻類がどのくらい繁茂しているか
- 抑草のための有機ペレット資材が使えるのか
- コナギの発芽状況
- その他の雑草の状況
うちの田んぼの状況は・・・
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/06/tanbo-ishuukan-300x225.jpg)
田植え一週間後の田んぼ
- 緑藻類は、田んぼ全体には繁茂していない
(全体の1/5くらいか) - 抑草のペレット資材は持っていない
- コナギは、結構発芽している様子
- 他の雑草はそれほどでもない
という感じです。
無除草でのお米の栽培と意気込んだのに、
やっぱり除草しますってのも・・・ねぇ。
チェーン除草をすることにしました!
いきなり、無除草での栽培は断念することに
なりました!(笑)
といっても、チェーン除草は、
田んぼの中に入らずに行うことが出来ます。
畔際からチェーン除草機を引っ張るのです。
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チェーン除草機の自作にいくらお金がかかったのか?
こんにちは。 小濱達郎(コハマタツロウ)です。 除草剤を使わないお米作り2年目です。 田んぼの面積は約1反です。 1年目は、手で除草しましたが、なかなか 追いつ ...
続きを見る
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/06/chain-weed-300x225.jpg)
チェーン除草してみました
去年は、チェーン除草を何回もやりましたが、
ほとんど効果は実感できず、あんまり意味ないのかなと
実は思っていました。
チェーン除草が有効なのは、生えたてのコナギでした!
遠目からでも目視できるレベルの大きさに成長したコナギには、
チェーン除草でもほとんど効果がありません!
今回は、本当に発芽したてのコナギだったので、
もしかしたらチェーン除草が効果あるかもと
淡い期待を抱いて、やってみました。
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チェーン除草で浮いたコナギ
発芽したてのコナギが水面に浮いています!
全部除草できたのかはわかりませんが、
少しは除草できたっぽいです。
上の写真の細くて白い線のようなものが、
チェーン除草後に水面に浮いたコナギです。
発芽したてのコナギにはチェーン除草は
ある程度有効なようです!
あとは、田んぼの表面がトロトロであることも、
抜けやすい条件なのかもしれません。
とはいえ、
緑藻類が結構田んぼにあるので、
チェーン除草機に随分絡まってしまい、
稲にも絡まってしまったり・・・
![](https://jikyujisoku-money.com/wp-content/uploads/2021/06/chain-weed2-225x300.jpg)
緑藻類が絡まったチェーン除草機
チェーン除草をすると、稲も随分なぎ倒して
しまうことになるので、稲にダメージがないのかが、
若干不安です。
コナギの発芽のタイミングにうまく合わせて
チェーン除草をすることで、
何とか田んぼの中に入らずに草が抑えられると
いいなと期待しています。
最後に・・・
除草剤を使わないお米作りって、本当に貴重です!
全国の田んぼの99%は
除草剤を使って稲作をしていると思います。
減農薬、特別栽培という分類もありますが、
除草剤を一回は使用していることが多いです。
オーガニックにこだわっている農家さんが
増えてきてはいるものの、
田んぼの除草・抑草については、
これをやったらダイジョウブという方法を
確立している方は多くはないでしょう。
僕みたいに、小規模で自給自足の田んぼの場合は、
草が生えたら、田んぼの中に入って手で草取りを
することで対応できますが、
大規模の米農家になってくると、
人力での除草では到底追いつかないので、
やはり何らかの工夫・技術体系が必要です。
- アイガモ農法
- 紙マルチ
- 深水管理
- 乗用の除草機
など、色々ありますが、これぞってやり方が
広まっていないことをみると、やはり結構難しいようです。
でも、発想の転換をして、
草が生えてもいいやん!って考え方もあります。
草が繁茂してしまうと、収量はかなり減りますが、
それでも大面積で栽培すれば、
合計すればそれなりの収量になり得ると思います。
ただ、草を生やした田んぼってのは、
地元の人からは、あまりよく思われないということが
あります。
そこは、気にせず(笑)
畔の草刈りだけは、きっちりやっておけば、
大丈夫だと思います☆
今年の田んぼはどうなっていくのでしょうか?
このままチェーン除草を数回繰り返すだけで、
草に負けない稲作が出来るのか?
それとも草だらけの田んぼになってしまうのか?
今後の報告をどうぞ楽しみにしていてください☆
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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