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電気の自給を開始! その6 〜波板屋根にソーラーパネルを設置した方法〜 

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電気の自給を開始! その6 〜波板屋根にソーラーパネルを設置した方法〜 

こんにちは。

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食の自給、山水の自給、薪生活などを実現してきた
こはま ファミリーですが、

この度、電気の自給への一歩を実現することができました!

 

〜波板屋根にソーラーパネルを設置した方法〜

屋根にソーラーパネルを設置する場合、

どんな屋根に設置するのかで、

その難易度が大きく変わります。

 

ソーラーパネルは、基本的に長方形のものです。

軽トラの荷台にソーラーパネル

 

つまり、長方形の屋根だと設置はしやすいです!

 

また、屋根と言っても、瓦屋根もあるし、茅葺屋根なんてのもあります。

元は茅葺屋根

また、トタン屋根。ガルバリウム鋼板の屋根。カラーベスト屋根。

色々な屋根があります。

勾配も急なものや、緩やかなものまで、様々です。

 

なるべく平らで、屋根の下地の場所がハッキリわかりやすい屋根が やりやすいです。

 

うちは、ガルバリウム鋼板でできた、波板屋根の上にソーラーパネルを設置しました。

屋根の上にパネルを並べます

 

 

屋根の上にソーラーパネルを設置するには、架台が必要!

ソーラーパネルは、平面上のものでして、

平らな地面の上に置く場合だと、そのまま置いても問題ありませんが、

屋根は基本勾配がありますし、ただ、パネルを置いただけだと、

するするするっと、滑り落ちて、下に落ちてガシャンと壊れてしまいます・・・

 

ですので、当然、屋根から落ちないように固定する必要が出てきます。

 

しかしながら、ソーラーパネルをそのまま屋根に固定するのは、

難しそうです・・・

 

つまりは、

  1. 架台となるものを屋根に設置・固定し、
  2. その架台とソーラーパネルを固定する

ということになります。

波板屋根に架台を設置している所

波板の上にソーラーパネルのイメージ

 

架台に選んだのは、ワールドダクターチャンネルというものです

パネルの上にワールドダクターチャンネル

 

ワールドダクターチャンネル というものを使用しました。

 

この架台では、

ソーラーパネル取り付け金具というものと、

ステンレスボルト、ダクターナットというものを使えば、

ソーラーパネルが簡単に固定できます!

 

ソーラーパネル取り付け金具という固定金具を使いました。

ステンレスのボルトとダクターナット、ワッシャー、スプリングワッシャー が合わせて必要です。

 

ステンレスボルトは、どこでも売っていますが、

サイズがM8で長さが25ミリ程度のものを使いました。

 

ダクターナットというのが、ダクターチャンネルに適合した

ナットで、ボルトのサイズに合わせて、色々とあります。

 

僕は、最初、W3/8 という ボルトの大きさに合うような、

ダクターナットを間違えて購入してしまい、結局それはお蔵入りしました・・・

 

ボルトには、様々なサイズのものがあるので、

ちゃんと合ったものを揃えないと、使い物になりません・・・

 

この辺りが、DIYでやるときの、一番の壁です。

取り付け金具と、ワッシャー類、ボルト、ダクターナットのセット

この写真のようにセットしたものを、

ダクターチャンネルに挟み込むようにして、

上から、ボルトを締めると、ダクターナットは、

チャンネルにちょうどハマるように出来ているので、

しっかりと締まって、固定できます。

 

こんな感じで固定できます

 

屋根の上での固定作業なので、

あまり細かいことはやりたくありません・・・

 

取り付け金具と、ダクターナットなどをセットしたものを用意しておき、
屋根に設置した架台の上に、パネルを並べていき、ボルトを締めていく・・・

そんな感じになります。

 

ただ、屋根の上に、どのようにソーラーパネルを何枚並べるかによって、

架台の向きも変わってきます。

 

僕は、屋根の横方向に架台を並べました。(下の写真参考)

屋根に架台を設置したところ

 

このように並べた場合、

一番下のパネルを固定する際に、

架台の上をパネルが滑り落ちてしまってはいけないので、

一番下の架台には、L字の金具で、滑りどめをつけました。

一番下の架台にはL字アングルをつけました

 

L字の金物

 

このL字の金物は、一つ305円 でした。ホームセンター コーナンで購入しました。

 

一つのパネルにつき、このL字の金物を二つ使いました。

下段のみにつけました。

 

パネルの大きさに合わせて、金物を固定する必要があり、

パネルの横方向のサイズと同じ長さの塩ビパイプを仮置きして、

間違えないように固定しました。

 

このL字金物の固定は、

スプリングワッシャーとボルト、ナットで行いました。

ワールドダクターチャンネルには、穴がいくつか空いているので、

その穴を利用してL字の金物を固定しました。

 

ワールドダクターチャンネルを屋根に固定するには?

当初は、ステンレスの平金物に

ボルトとナットをつけて、

その金物を屋根に固定して、

その平金物とワールドダクターチャンネルを固定して・・・

 

ということを考えていました。

ステンレスの平金物にボルトを固定したもの

 

 

平金物を屋根に固定して、その上に架台を設置

 

このやり方には、問題が多くありました。

まず、波板屋根の場合、穴を開けて固定するには、

凸部分に穴を開ける必要があります。

そうすると、ワールドダクターチャンネルの穴と、

平金物に固定したボルトの場所が、なかなか合わない!!!

梯子に登っての不安定な状況での作業になるので、

結構、嫌になりました・・・(^_^;)

 

ちなみに、黒いテープは、

防水ブチルテープというものです。

雨漏りの原因になってしまっては困るので、

最終的には、コーキングも行いました。

コーキング処理をした

 

肝心なことを忘れていました。

 

屋根と平金物は、ジャックポイントというステンレス製のドリルビスを使いました。

 

・・・・

 

よく考えたら、ステンレスの平金物は要らないよね・・・ (^_^;)

 

ワールドダクターチャンネルを 直で波板屋根の上に置いて、

ジャックポイントというドリルビスで直接留めたらよかったんだ!

 

もちろん、ブチルテープやコーキング処理も行いました!

 

最初から、それでよかったやーん!

 

ステンレスの平金物は、必要なかったぁぁぁぁ!!!

 

というわけで、一番下の架台だけは、

ややこしい設置になりましたが、それ以外は、

スムーズに行うことが出来ました!

 

 

ジャックポイントというステンレス製のドリルビス は、

値段が高いですが、しっかりしたビスでした!

ただ、下穴を開けない状態では、最初がちょっと難しいかなと思いました。

 

余裕があれば、ドリルで下穴を開けてからやれば、確実です。

 

まとめ

波板屋根の上にソーラーパネルをDIYで設置するには、

 

ワールドダクターチャンネルの架台を屋根に固定する。
(ジャックポイントというドリルビス使用)

架台の向きによっては、一番下の架台には、L字のアングルを取り付けてから。

そのワールドダクターチャンネルに、

ソーラーパネル取り付け金具を用いて、

ソーラーパネルを固定する。

 

言葉で書くとそれだけの事なのですが、

 

屋根の上ということで、しかもうちの倉庫の屋根は、それなりの傾斜があって、

怖かった!

トビスニ というような、滑り止めの靴裏があるような

靴を履いた方が良いですね!

 

また、状況に寄りますが、命綱的なものも

用意が必要かもしれません。

 

とにかく安全に作業することが大切です♪

 

そして、実際に、ソーラーパネルを屋根に載せる際には、

一人でははっきり言って、かなり厳しいので、

そういうことに慣れた友人がいたら、お手伝いをお願いした方が良いです!

 

 

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