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【オーガニック小麦の栽培】Vol.2 ~田んぼでの小麦の栽培・・・結論~

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【オーガニック小麦の栽培】Vol.2 ~田んぼでの小麦の栽培・・・結論~

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2021年 BSのTBS 

全国放送のTV番組でうちの暮らしが放映されました!

うちの自給自足の暮らしが、ついに全国放送のTV番組で
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2022年 BSテレ東 にて

全国放送のテレビ番組が無事に放映されました☆~自給自足ファミリー2022春~

「自給自足ファミリー2022春」というテレビ番組に僕たち家族が紹介されました。
Tverというアプリ(サイト)で放映後一週間以内は見ることが出来るようです!
見逃した方は、是非ともご覧になってくださいね♪

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我が家の暮らしが紹介されました!

 

【オーガニック小麦の栽培】Vol.2 ~田んぼでの小麦の栽培・・・結論~

前回、1回目で、2回目にしていきなり結論です・・・

 

結論・・・ 田んぼでの麦の栽培は可能です!

 

まあ、かつては、お米の裏作に麦を植えていたので、
当たり前のことなんです・・・

ただ、うちの地域の田んぼは、強湿田でして、

乾田を好む傾向にある麦の栽培が、どの程度可能なのか、

やってみたかったのです。

 

栽培管理自体はとても楽でした

種を蒔いて、芽が出てから、
数回麦踏をしたことや、

水路から水が大量に入ってきてしまった時に、
排水路の溝を掘りなおしたこと。

そのくらいです。

 

ただ、残念なことに、

春先3月の頭くらいに、何頭もの鹿に入られてしまい、
一反の麦畑の麦の若葉がほぼ全て鹿に食べられてしまいました・・・

1~2回食べられたのですが、これ以上食べられたら、
枯れてしまうし、全く収穫できなくなりそうでしたので、

鹿よけのネットを張り巡らせるということも
やらざるを得ませんでした。

 

 

収穫のタイミングが難しい

今回、

  • 六条大麦
  • 小麦

の両方を無農薬で育ててみたのですが、

登熟~刈り取りをするタイミングが難しかったです。

麦は、収穫時期に長雨が続くと、カビが生えてしまい、
麦のカビは毒性が強く、ちょっとでもカビの生えたものが
混じっていたら、ダメだということだそうなのです。

穂が黄金色になり、晴れた日が続いた時に刈り取りをしてみました。

大麦を担いでいます

  1. 刈り取りした時点では、麦の粒は乾燥していなかった(水分20%前後)
  2. ビニールハウスの中で一週間ほど干せば、かなり乾燥できた(水分15%前後)
  3. 稲木にかけて干す場合、刈り取り&結束の必要があり、
    手刈りでは、かなり厳しかった。(バインダーが必要)
  4. 脱穀は、足踏み脱穀機ではなかなかうまくいかないため、
    ハーベスタなどの動力脱穀機が欲しいところ

もっとも、汎用コンバイン&麦用の乾燥機があって、
それらを活用する場合は、ある程度融通はきくと思われます。

麦の収量は・・・

一般的には、お米の8割程度と言われていますが、

うちは、鹿による食害がひどく影響したのか

育ちが明らかに悪かったこともあり、

大麦が約15キロ、小麦が約40キロでした。

一反あたりで55キロ・・・

お米の時の2割以下ですね・・・

 

家の前の畑で栽培したときは、
結構大きく育ってくれて、穂の大きさなんかも
全然違うかったので、順調に育てば、
もっと収量もあったとは思います。

 

ほぼ無肥料に近い栽培、
初めての田んぼでの麦栽培なので、
収量が低いのは仕方ないかもしれません。

 

なんとか、種は繋ぐことが出来たので、
次回に活かしたいと思います。

全て刈り取った麦畑

麦の跡は大豆!

麦の栽培が終わったら、すぐにトラクターで
耕して、畝を立てて、大豆の種を蒔きたいと思います。

大豆は、土寄せさえやれば、とくに肥料を入れなくても、
それなりに出来ることは知っています。

ただ、面積が広いだけに、どうなることやら。

ゴンベエという播種機は持っているので、それを活用してみたいと思います。

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麦の栽培の一番の理由は、翌年の稲作での草対策なのです!

今回、麦を育てた田んぼで、無農薬でお米を3年間栽培してきましたが、

とにかく、コナギやオモダカといった水田雑草がすさまじかったのです。

これらの水田雑草を抑えるのは容易ではないらしいのですが、

その田んぼで、一度、麦&大豆を栽培すると

畑に転換するわけで、生えてくる草の種類も当然変わるし、

水田雑草が著しく減るらしいのです。

 

まだ、次の稲作を経験していないので、

何とも言えませんが、

田んぼでの、稲作 → 麦 → 大豆

などの輪作が、有効であるならば、

今後の無農薬での稲作を広げていく際の

大きな一手になるなと思います。

 

ただ、麦や大豆の栽培は、

それなりに手間暇かかるし、

家庭菜園レベルを超える面積になるので、

専用の機械が必要にもなってきます。

 

その辺りを、いかに乗り越えていくかが

ポイントかなと思っていて、

田舎へ移住してきたような人が、

自給自足の延長のようなお米作り規模を拡大していく場合に、

草対策ついでに、麦の自給、大豆の自給も出来てしまう、

となれば面白いなと思っています。

 

大豆からは、大豆油が搾れるはずなので、

うまくすれば、油の自給なんてことも、可能かもしれないなと

夢を膨らませています。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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