コンポストトイレ 循環型の暮らし

コンポストトイレ Greenly 高原のエコトイレ 使用して丸2年。その2

こんにちは。

こはまたつろうです。

今日も雨が降り続いています。

今朝も当然ながら家族みんな、
コンポストトイレを利用するわけです。

僕は、晴れているときは、
スコップと紙を持参して、
山へキジ撃ちに行くことがあります。

いわゆる、野〇〇です。。。

山がすぐ家の裏にある田舎ならではですね。

さて、前回のコンポストトイレの記事の続きです。

コンポストトイレ Greenly 高原のエコトイレ 使用して丸2年。その1

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Greenly の高原のエコトイレという コンポストトイレを
使用しています。

高原のエコトイレ 図解

実際の使用感について紹介します。

 

コンポストトイレの部屋の中のにおいは?

結論から言うと、
臭う時が多いです。

全く臭いがしないときと、するときと、半々くらいかなぁ。

おしっこが便槽に混ざってしまったときや、
便槽内の母材の発酵具合によっては、
きつく臭うこともあります。

主に米ぬかともみ殻を使って発酵させたとき、
勢いよく発熱し、発酵がピークのときには、
独特のにおいがするのですが、
そのにおいが、トイレの部屋にあがってくることもあります。

ちなみに、

便槽には、換気用のファンがついていて、
基本的には、臭いが外へと逃げるように
なっています

換気用のファン
(パソコンの電源放熱用のファンだと思われrます)

 

このファンに、排気用のダクトをつないで、
外へと臭いを逃がすようにします。

換気用のダクト
アルミのフレキダクトを
使ってしまいましたが、
本来は塩ビパイプを
使うべきだと思います。

ですので、
トイレの部屋には、臭いがあがってこない
構造のはず
なんです。

でも、臭いがあがってくる原因を考えたら、

一つは、ファンの部分のフィルターが
詰まっている。(これはたまに掃除しています)

もしくは、排気ダクトが塩ビパイプじゃないから
(これが怪しいのです、
アルミのフレキダクトの中は、フレキのヒダヒダがあるし、
虫の死骸やクモの巣がいっぱい詰まって、
通気性が悪くなることがあるようです。
塩ビパイプだと、つるつるしているから、少しは
ましなのではないかと)

コンポストトイレの排気ダクトを整えたら、驚くべき効果が・・・

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コンポストトイレの現実とは!? 虫とか臭いとか

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実は、塩ビパイプに交換してみましたが、結局それでは解決になりませんでした。

 

もしくは、ファンの力不足
(パソコンのファンなので、より強力なものも
売っているようです。まだ試せていません)

次は、これを試してみようと思います

 

家の中の空気の流れも関係しているように
思われます。風向きによって、臭いが
部屋の方へ流れていきやすいときも
あるようです。

この辺りが考えられると思います。

 

コンポストトイレ最大の問題・・・!

それは・・・

 

ハエです。

 

ハエ

 

きっと便槽から出てくるだろうし、
やっぱり気持ち悪いし、不衛生!

虫は明るい方へ飛んでいくので、
窓を開けて外へ逃がすようにしていますが、
逃げないやつは、紙でつぶしていいます。

何とかして、ハエが出ないように
したいのですが、一度発生してしまうと
なかなかに難しい・・・

夏~冬の季節は、あまりハエが発生しないのですが、
3月の中旬くらい~梅雨くらいまでが、
ハエの発生しやすい時期です。

どこからの侵入を許したのかも、
いまいちよくわからないし、
便槽は固定なので、丸洗いができないのも、
困ったところ。

殺虫剤を入れたら、
虫は死ぬのかもしれませんが、
どうも、いまだに躊躇してしまっていて、
殺虫剤は使っていません。

いまは、
電気毛布を便槽に巻き付けて、
便槽を温める
ことで、
発酵をうながし、発酵熱で
虫の卵とかが死滅したらいいなと
思って試しています。

少しは、減ったような感じもしますが、
全滅はしていないようです。

これもまた問題ありでして、便槽を温めると発酵熱で、
温かい空気がトイレ内に上がってきてしまいます

すると、便座や蓋が結露で濡れてしまうことも・・・

ビニールで電気毛布を包んで汚れないようにして、
テープで便槽にくっつけています。その周りを
プチプチで保温しています。

 

コンポストトイレの便槽の中身(母材)をどうしているか?

これは、いまだ、ベストな答えが見つけられていません。

もっとも、販売元で、高いお金を出して、
コンポストトイレ用の母材を購入すればよいのかもしれませんが、
身近にあるもので、何とかしたくて、
あれこれと試しています。

  1. 農業資材の竹のチップ
  2. 竹炭のチップ
  3. もみ殻(無料)
  4. もみ殻燻炭(自分で作るから無料)
  5. おがくず(無料、チェーンソー使えば出る)
  6. 腐葉土
  7. コーヒーのカス(知り合いからもらったり)

この辺りをミックスしつつ
使ってみています。

水分量が、ポイントではあると
思うのです。

乾燥してパサパサだと、
発酵しにくいはず。

かといって、
水分が多すぎると、
べちゃべちゃになってしまいがち。

うんちは、かなりの水分が含まれていて、
発酵熱で水分が飛ばないと、
湿っていく一方なのかなと。

ファンは回っているけど、
かなり弱い風なので、
乾燥効果は弱そうです。

 

さて、

以上が、コンポストトイレの
説明ですが、

おっと忘れていました。

Greenly の高原のエコトイレ の値段

3年半ほど前に購入したのですが、

322,000円(割引セール時)でした!!!

高いよねぇ・・・

当時は大小分離のためのトレイだけで
売っているところも見つけられず、
値段が高いので悩んだのですが、
思い切って購入してみたのでした。

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便器の部分は、市販のものを
改造してある感じで、
便槽の部分が、ステンレスを溶接して
作ってあり、職人さんの手作りだと思われます。

そして、
それを設置しなければなりません。

専用の部屋を大工さんに頼んで
作ってもらうとすると見積もりで
70万円くらいはかかるようでした。

僕は、古材や廃材を利用して、自力で
作ったので、そこの値段はずいぶんと抑えることが
できたとは思っています。

 

最後に、

実際に丸2年使ってみて感じた、

良いところと、悪いところをまとめてみようと思います。

Greenly の高原のエコトイレという
コンポストトイレを使ってみて

良いところ

  • 自らの排泄物を自らの手で自然に還すことができる
  • おしっこ肥料が手に入る・・・(考えようによっては)
  • 水を使わないので、水道代がその分節約できる
  • 下水道に接続されていなくても使えるので、下水道使用料がかからない
  • パッと見の便器は、普通の洋式便器(清潔感もある)
  • 水も電気も使わないので、停電でも断水でも関係なく使える

悪いところ

  • 本体の値段が高い
  • 便槽を丸洗いできない
  • 便槽の取り出し口が使いにくい
  • 臭い、虫の発生
  • 便槽を拡販するハンドルを操作する時、外にでないといけない
  • 中身の交換を定期的にしなければならないこと(小一時間かかる)
  • おしっこタンクの交換は、結構頻繁。そして運ぶのは力仕事!
  • 子どもの身体のサイズには合っていない
  • 大人数には対応できない(大勢の来客時は厳しいか・・・)

 

うーん。

やっぱり、

水洗トイレの快適さには、太刀打ちできません。

ただ、

田舎に移住の場合、

水洗トイレがそもそも使えない地域もあって、

そんなところでは、選択肢の一つとしてありだと思います。

また、

下水道が家の前まで来ていても、
その家が接続していない場合は、
下水道への接続~水洗トイレの工事となると、
数百万円の出費になるらしいので、

コンポストトイレだと
本体の値段は高いですが、下水道への接続料金が
かからないため、
初期投資の額としては敷居が下がるかもしれません。

また、今では、

もっと手ごろな値段のコンポストトイレも
購入することが出来ます!

値段を考えると、

そっちの方が、おすすめかなぁ。

エコバカクリエーションのホームページでは、
コンポストトイレを自ら開発されていまして、
とても役に立つと思もいますよ!

 

どちらにせよ、
コンポストトイレを実際に使うとなると、
自らの排泄物を自然に循環させたい!
という強い意志が欠かせない
と思います。

参考になれば幸いです。

 

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