山菜・野草 食の自給

しいたけ栽培にむけて ~原木の伐採から、種駒打ち、仮伏せ、本伏せ~ 

こんにちは。
小濱達郎(こはまたつろう)です。

我が家では、しいたけの自給、あわよくば
販売を目指して、しいたけ栽培に挑戦しています。

生えてきた原木しいたけ

うまく育った原木しいたけは、
本当に美味しいです!

 

しいたけ栽培の流れ

1.しいたけの原木となる木を手に入れます

しいたけ用の原木としては、

クヌギやコナラの木が有名です。

クリの木も使えるようです。

今年は、アベマキの木があったので、

アベマキの木でも挑戦してみます。

 

とはいえ、木の種類を判別するのって、

なかなか難しいですよね。

「樹木の葉」 というような葉っぱの図鑑があると、

少しずつですが、見分けられるようになると思います。

また、植物に詳しい人がいたら、その人に直接教えてもらうと

早いと思います。

 

ちなみに、ホームセンターで
原木を買うと・・・

ホームセンター コメリで
売っていました

一本当たり消費税を入れると1000円近くするようです。

 

今回は、近くの山で木を切らせてもらいました。

もちろん、山主さんに了解を得ています。

木を切り倒したところ

マキタの充電式チェーンソーで伐採します

 

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11月に切って、葉っぱをつけたまま、少し乾燥させて、

冬の2月頃に玉切りにして、山から運び出しました。

自分で木を伐りだせば、原木の代金は、無料

11月末に切り倒した木。
葉っぱが枯れて落ちています

切った断面を地面につけないように、気を付けて
運びました。

軽トラにて運び出しました

 

1メートル弱の長さに切りました

 

太さは、バラバラです。

10センチくらいのちょうどよいサイズのものも
あれば、5センチくらいの細いものもあります。

合計、45本でした。

2.しいたけの種駒を打ち込みます

1月末から2月の頭などの、
寒い時期に、原木を玉切りにして、
なるべく早くに種駒を打ち込むとよいらしいです。

寒い時期は、雑菌が少ないからだそうです。

 

しいたけの種駒を地元の森林組合で購入しました。

1000個入りで3900円です。

電気ドリルを使って
種駒のサイズに合った
穴をあけます

木槌などで種駒を
原木に打ち込みます

 

しいたけの種駒を打ち込む作業は、
なかなかに楽しくて、
子どもたちも、我先にと手伝ってくれます。

3.種駒を打ち込んだ原木を仮伏せ~本伏せ

2月は、まだ寒い季節ですので、
打ち込んだ種駒のしいたけ菌が、原木に入っていきやすいように、
保湿管理をする目的で、
ブルーシートなどで、覆います。

ただ、中が暑くなりすぎるとよくないようで、
4月下旬くらいになると、本伏せをする場所へ運びます。

5月7日に移動したのですが、
GWあたりから日差しがきつく
暑かったので、もう少し早くに
移動するべきだったかなと思いました。

こんな感じで原木を組んで
この上にブルーシートを
被せていました

重たい木なので、運ぶのもなかなか重労働です。

家の裏、北側の日陰、
かつ雨は当たる場所に
本伏せしてみます

直接、石垣に立てかけるのはあまりよくないと判断し、杭を打って、横棒を通し、そこに立てかけました

 

しいたけ栽培で気づいたこと

実は、今回でしいたけの作業は3回目なのですが、
今までは失敗の連続でした。

つまり、

シイタケがわんさか収穫・・・できていません。

何本かは、うまくシイタケが生えてきたりはしていますが、
自給できるほどの量ではありませんでした。

水分管理と、温度管理が特に重要なのだということに、
ようやく気がついてきました。

これは、野菜の栽培、パンの発酵などでも一緒だと思います。

せっかく、しいたけの種駒を打ち込んでも、
そのあとの温度管理や水分管理をさぼってしまうと、台無しになります。

 

風通しがある程度よいようにすること。(草刈りをしたり)

雨が少なく乾燥しているときは、散水したりすること。

季節が巡っても、直射日光が当たらないかどうか確認すること。

たまに、天地返し(上下をひっくり返す)をすること。

 

しいたけの発生時期は、秋~冬の乾燥しやすい時期なので、
散水したり、ビニールシートで覆うなどの管理をすると
良いそうです。

 

今回のしいたけ原木から、しいたけが発生するまで、
通常は1年半くらいかかるそうです。

結果がすぐにわからないのが、なんとも
難しいところですが、こまめに様子を見て、
いつかは、大量のしいたけを手にしたいと思います。

断面がハート型!いいことあるかも☆

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