こんにちは。
小濱達郎です。
この度の、ウイルス騒動をきっかけに、
都会から、田舎への移住を検討されている方が
増えているようです。
実際、僕の集落ではここ数カ月で
空き家が5軒ほど売れていっています。
それほど安い物件というわけでもなかっただけに、
僕自身も驚いています。
さて、僕自身、田舎の古民家に3年半前に移住しました。
そこで過ごした実体験をもとに
田舎へ移住する際に、大切な3つのポイント
を考えてみたいと思います。
僕自身は、約3年半前に、
大阪の高槻の街中から、田舎へ移住しました。
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都会に住んでいて、
これから移住を真剣に考えるにあたって。
もしも、今の僕なら、
何を大切にするか?
ここでは強いて、
3つ挙げてみようと思います。
- 家計をどう考えるか?
- 移住先の住まいに妥協しすぎないこと
- 移住する動機を明確にすること
1.家計をどう考えるか?
これは、やはりめちゃめちゃ重要です。
- 現状の、年間支出額は?
- 移住後の、年間支出予想は?
- 収入の目途は?
- 将来的に、どのくらいの収入が欲しいか。
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もし、まだ20代前半で、独り身の場合だと、
まあ何とでもなります。
田舎でもバイトは探せばいくらでもあります。
しかしながら、
結婚して子どもがいる家庭では、
話が全く異なります。
僕自身は、親として、
子どもに最低限の学費くらいは用意するべきだと
思っていますし、あえて貧乏生活を子どもたちに
させたくはありません。
一生懸命に努力したけど、お金がなくなることもあるでしょう。
そういう時は、家族みんなで力を合わせて何とか乗り越けると
いいですね。
「一杯のかけそば」のお話しを思い出します。
移住先の自治体によって、補助金は様々です。
僕の住んでいる南丹市では、
移住促進特区に限っては、
移住した住まいの改修工事の
補助金が上限180万円まで補助が出ます。
また、同じく移住促進特区では、
移住者起業支援事業というのがあって、
起業に掛かる経費の2/3が上限300万円まで
補助が出ます。
(もちろん審査はありますし、
申請が通ったとしても、その後継続して
事業報告なども必要です)
その他にも、移住者に対して数多くの補助金があります。
南丹市定住促進サイト なんくら http://www.nancla.jp/
市町村が変われば、都道府県が変われば、
その補助金は全く異なります。
はじめから補助金目当てで移住するのは、
おすすめできませんが、活用できるものは
どんどん活用すべきです。
ちなみに、僕の住んでいる古民家は、
以前に移住した人が改修の補助金を使っていたため、
僕自身は改修の補助金は使えませんでした。
(同じ物件に2回は使えない)
ですが、
移住者起業支援事業への申請が通り、
自宅横に音楽スタジオを開設することが
できました。
こはま音楽スタジオ https://kohamatatsuro.com/
2.移住先の住まいに妥協しすぎないこと
移住者の人に、「何故、この場所に移住したのですか?」
と聞くと、
「たまたま見つけたこの家に、この場所にピーンときた!」
という人が結構多いです。
実際、うちの場合も、「妻が運命的なものを感じた」ことが
移住の決め手になりました。
とはいえ、空き家物件に移住するとなると、
様々な問題があります。
- どの程度、家の改修が必要か?
- トイレなど下水道はどうか?
- 家の値段は高すぎないか?
- 家や敷地の日当たりはどうか?
- 大雨の時に、敷地内に水が流れ込んでこないか?
- 家の前の道路の道幅は狭すぎないか?
- 敷地からの景観はどうか?
- 周囲の田畑や山の状況はどうか?
全てにおいて完璧を求めるのは、
そもそも間違っていますが、
移住を焦って、住まいに妥協をしすぎるのは
よくないです。
賃貸物件の場合、その点、
安心感はありますね。
移住者の先輩で、
同じ地区内で、土地を見つけ、
家を新築した方もおられますよ!
3.移住する動機を明確にすること
「なんとなく自然豊かな土地での暮らしにあこがれて」
というのは、危ないです!
田舎暮らしは、街での暮らしとは全然違います!
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「自分は何がしたいのか」
これを掘り下げて、突き詰めていくことが
何より大切です。
さんざん、お金の話をしてきましたが、
お金の心配を一番に考えると、
自分自身の本当の氣持ちにはたどり着けません。
世間体、両親から託された願い、
自分自身の様々な思い込み。
背負うものが多くなればなるほど、
決断することも難しくなります。
何をもって幸せと思えるか、
つまるところは、自分自身の人生に対する価値観次第です。
家族がいる場合、しっかりと話し合って、
お互いに大筋の認識を共有することが重要です。
- 自分のやりたいことは、田舎暮らしでしか、
実現することはできないことなのか? - 家族、子どもに自分の想いを押し付けていないか?
あとは、タイミングです。
待っていても、チャンスは訪れません。
模索しながらでも、行動していく中で、
ある時、急にとんとん拍子でことが進むことがあります。
そういうタイミングを逃さないようにすることは、
移住に限らず、何事においても大切ですね。
以上、
田舎へ移住する際に、大切な3つのポイント
でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。